廣田雅美さんより≪オーラソーマとカバラの生命の木≫

みなさま、こんにちは。

千葉県市川市アンジュパッセの廣田雅美です。

4月23日に『カバラの叡智生命の木 パーフェクトガイドBOOK』が出版されました。

https://amazon.co.jp/o/ASIN/4864718741/oshoartunity-22/ref=nosim

この本が誕生する種がまかれたのは、遡ること23年、1997年イギリスデヴオーラで受講したレベル3コースでした。

生命の木って何? と思われる方もいらっしゃると思いますが、オーラソーマにも深く関わりがありますので、しばらく、おつきあいくださいね。

以前のトレーニングシステムでは、レベル3コースで生命の木を学びました。

ボトルとタロット、生命の木の対応を確認し、ゴールデンスレッドのコンサルテーション実習をしました。

現在はトレーニングが短縮され、上記の部分はなくなってしまい、残念ではありますが、膨大な宇宙の叡智がつまった生命の木を、短い期間で理解するのは難しいことだったと思います。

私も初めてのレベル3では、さっぱりわかりませんでした。

でも、シーツ大の生命の木のシートに、キラキラのボトルがならんで、タロットが次々と置かれていく様子は、それはそれは美しく、オーラソーマってすごい、生命の木って素敵!

これからプラクティショナーになって、オーラソーマをたくさんの人に紹介しよう! と決めたのはこのときだったと思います。

それからはなんだかわからずとも強烈に惹かれた生命の木について本を読んだり、レベル3を繰り返し受講したり、ワークショップで学びながら理解を深め、好きが高じて、このおもしろさを知ってもらいたい! と、プラクティショナーのリニューアルコースを作って教えるようになりました。


カバリスト(カバラを実践する人)は、世界のすべては生命の木で説明できると言います。

色もあらゆるものへと通じる扉ですが、生命の木も一度、その仕組みがわかれば、あらゆるものを宇宙的な視点で見るのを助けてくれます。

カバラはヘブライ語で「受け取る」という意味を持ちます。

その教えは、古来より弟子の成長に合わせて口伝で伝えられました。

ヴィッキー・ウォールのお父様はカバリストでしたが、カバラは男性のみに伝えられるものとされ、ヴィッキーはお父様から学ぶ機会はありませんでした。

にも関わらず、デヴオーラの土地を耕しているときに、ヘブライ語の文字や生命の木のイメージがヴィッキーのもとに降りてきます。

それは、ヴィッキーのお父様が亡くなったのと同じ時期に、起こったそうです。

起きたことが何を意味するのか理解できずにいたヴィッキーは、すでにカバラのトレーニングを受けていたマイクに相談し、二人でボトルと生命の木のつながりを作っていきました。

こうして、ヴィッキーはお父様からカバラの叡智を受け取り、オーラソーマシステムに生命の木がやってきました。


カバラはユダヤ教の秘境です。

キリスト教やユダヤ教、イスラム教、仏教など、公に明かされる教えを顕教とすると、その信仰のその先に、もっと何かあるのではないか? 真理を見極めたい、そうした強い求めに応じて明かされる教えが秘教です。

仏教には密教、イスラム教にはスーフィズム、キリスト教にはグノーシスなどの秘教が存在し、はるか昔より、信仰の固定概念を超えて自らを探求する人に伝えられてきました。

秘教の特徴は、実践を通して教えを体得することにあります。

生命の木には3本の柱(縦のライン)があります。

右が慈悲の柱(男性性)、左が厳格の柱(女性性)、中央は平衡の柱(イクイリブリアム)と呼ばれます。

愛とパワー、善と悪、昼と夜、男性性と女性性、さまざまな二元性のなかで、私たちは日々揺れ動いています。

毎日、バランスを取りながら、お互いに助け合い、自分の才能を生かし、ほんとうの自分を生きることで、魂は進化します。

生命の木は大宇宙の創造図であると同時に、小宇宙の人間を表す図でもあり、中央の平衡の柱に、意識の進化の過程を見ることができます。

平衡の柱には、神性を表すセフィラ(円形のもの)が4つ並んでいます。

マルクト→イエソド→ティファレト→ケテル

生命の木の根元から上に向かって意識は進化します。

肉体の意識→日常の私の意識→ハイヤーセルフの意識→神の意識


私たちはふだん、イエソドの辺りで生きていますが、それはほんとうの自分ではなく、上にあるティファレトが自己の本質/ハイヤーセルフ、真我とも言われる「ほんとうの私」です。

日常のなかで気づきを広げて「ほんとうの私」になっていく。

イエソドとティファレトの間を行き来しながら、だんだんとティファレトで生きることができるようになり、さらに目覚めることで、神の意識を垣間見ることができるようになります。

カバラの目的は、意識を高め、神のように生きることです。

ここでの神は、特定の神を表すのではなく、創造主といった意味合いです。

無限の光が降り注ぎ、その結晶が生命の木になったことを考えると、神=光と見ることもできます。

オーラソーマは、「光の身体を成長させる」システムです。
それは自分のインカーネーショナルスターにあるブループリントを生きることであり、魂の使命、目的を果たすことを通して、光を地球にもたらします。

オーラソーマと生命の木、表現の仕方は異なりますが、どちらも日常で気づきを広げ、「ほんとうの私」として目覚めて生きることを助けます。


人生をロールプレイングゲームにたとえると、マルクトの意識で生きるなら、私たちはゲームのなかの多数のキャラクターです。

自分の意思はなく、プログラムされたままに動きます。

イエソドの意識で生きるなら、ゲームのプレイヤーが動かす主人公として、あれこれ問題に巻き込まれながらレベルアップしますが、戦いに負けると、心も体もダメージを受けます。

ティファレトの意識で生きるなら、私たちはゲームのプレイヤーとなり、主人公を動かし、どんなシーンでも攻略方を見つけ、ゲームを楽しみます。

さらにケテルの意識まで上りつめれば、ゲームのクリエーターとなり、ゲームの世界を意のままに創ることができます。

イエソドの意識だと、さまざまな問題に右往左往しますが、ティファレトの意識なら、問題ではなく解決に焦点があうようになり、ケテルの意識では問題は存在しなくなります。

生命の木を使いこなせると、自分の状況を宇宙的な視点で見ることができるようになります。

オーラソーマのコンサルテーションも自分の見ている状況とは異なる視点を与えてくれますよね。

自分の選んだボトルを見ることで、何度、目から鱗が落ちたことか。

ほんとうにオーラソーマに出会わなかったら、今ごろどうなっていたか、想像するのも怖いです。

今、自分がどこにいて、何を学んでいるのか、どうバランスを取ればいいのか?

生命の木もオーラソーマも、誰かを頼ることなく、自分で気づいて、自分の人生をクリエイトできる素晴らしいツールだと思います。


私は、生命の木とボトルとタロットを組み合わせた、ゴールデンスレッドのコンサルテーションが大好きです。

選んだ4本のボトルを生命の木の対応する部分に入れて、4本のボトルを最短距離でつなぎ、ボトルの背後にある全体のストーリーを読み解くのですが、

何がすごいって、生命の木がなんなのかまったく知らなくても、生命の木にボトルがならんで、その前に立つと「これは私だ」と誰もが体感できるからです。

そこから、タロットと色彩の言語、カバラの知識でストーリーを読み解くのは、ほんとうにワクワクします。

まだ、体験されたことのない方は、ぜひゴールデンスレッドコンサルテーションを受けてみてくださいね。

きっと生命の木のパワーを感じることができると思います。

最初は少し難しく感じてしまう生命の木ですが、わからないところは置いておいて、オーラソーマと同じく、まずは感じることからスタートです。

本のなかでは、生命の木を育てるエクササイズをたくさん紹介していますので、ぜひ試してみてくださいね。

そして、ポマンダーやクイントエッセンスなど、オーラソーマのプロダクツを一緒に使うと、さらに体験や気づきを深めることができます。

皆さまの生命の木がすくすく育ち、光が世界に広がりますように~。

Love & Light.

廣田雅美

 

廣田雅美 プロフィール 

有限会社 アンジュパッセ 代表
オーラソーマティーチャー
HP http://angepasse.com
Blog https://ameblo.jp/angepasse-colour/
Face Book https://www.facebook.com/masami.hirota.921



『カバラの叡智 生命の木パーフェクトガイドBOOK』
セフィロトカード付き ヒカルランド 2200円(税込)
https://amazon.co.jp/o/ASIN/4864718741/oshoartunity-22/ref=nosim
5月30日出版記念セミナー ヒカルランドパーク
6月27日生命の木を育てよう1day 講座初級
神楽坂ヒカルランドみらくる
https://ameblo.jp/angepasse-colour/entry-12591089983.html

 

 

Twitterボタン