12月に入りクリスマスが近くなると、花屋の店先に並ぶポインセチアの鉢植え。
見慣れた光景です。
ポインセチアは冬の季語になっています。
真っ赤な葉の色が、冬の室内を温かく演出してクリスマス気分を盛り上げます。
もっとも最近は、赤だけでなくピンクや白、淡い黄緑色や斑入りのものなどもあり、バリエーションが豊富なのだそうです。
最近知ったのですが、ポインセチアの和名は「猩々木」といいます。
猩々とはオランウータンのことです。
または仏教や中国の古典書物に記された、猿に似た架空の生き物だという説もあります。
猩々は能の演目としても知られています。
能では、酒を好む赤い毛の生き物として描かれるので、真っ赤な装束で酒に酔った姿で舞い謡います。
これにまつわる日本の色名で「猩々緋」があります。
猩々の赤い血を表しているそうで、力強い鮮やかな赤色です。
日本の色名ですが、どちらかと言えば南蛮貿易で海外から入ってきたものが、この色名で呼ばれていました。
たとえば室町時代末期に輸入された毛織物の羅紗(らしゃ)。
当時、真っ赤な羅紗が人気で、戦国大名たちは陣羽織などに仕立てました。
これまでの日本には存在しなかった、目の詰まったウールの赤。
そんな色の陣羽織は、さぞかし目立ったでしょう。
レッドは、温かさ・熱を感じさせます。
冬の時期には赤い色のものが恋しくなる。
真っ赤なポインセチアが部屋にあったら、それだけでも温度が少し上がったように感じるかもしれません。
それだけでなくレッドには、実際にアドレナリンを分泌し興奮を促す働きがあるのです。
戦国武将が着る猩々緋の陣羽織は、味方の軍勢の士気を高揚させるのにうってつけ。
まさに理にかなっていました。
オーラソーマのイクイリブリアムボトルには、「B06 エナジーボトル」や
https://artbeing.com/aura-soma/equi/B006.html
「B89エナジーレスキュー」といった
https://artbeing.com/aura-soma/equi/B089.html
レッドのボトルがあります。
名前からもわかるように、足りないエネルギーを補充してくれたり、エネルギーの使い方のバランスを整えてくれたりします。
私は冬の時期に「B89 エナジーレスキュー」を使うのが好きです。
レッドのボトルは主に脚に塗るのですが、肌を乾燥から守ってくれるおかげで、冬でも踵がつるつるです。
それだけでなくエネルギーをレスキューし、寒さに縮こまりそうな体と心を温めてやる気にさせてくれます。
この冬、レッドの力を借りて快適にアクティブにいきましょう。
鮎沢玲子(あゆさわ れいこ) プロフィール
有限会社「カラーズガーデン」代表。
英国オーラソーマ社公認ティーチャー。
栃木県宇都宮市生まれ 生家は染物屋を営む。
中学校美術教師を経て、インテリアコーディネータとして14年間
住宅メーカーに勤務。
2002年よりオーラソーマ・プラクティショナーとして独立開業。
2006年より公認ティーチャーとして活動中。
http://ameblo.jp/aurasoma-c-garden/
色見本参考:https://www.colordic.org/colorsample/2011