https://artbeing.com/aura-soma/equi/B001.html
このボトルの下の色はディープマゼンタですので、0番のボトルの下の色と同じです。
上の色は、0番はロイヤルブルーでしたが、この1番のボトルではブルーです。
ブルーは、オーラソーマの色の言語「意識」を意味します。
「大いなる意識」
人間の「意識」というのは、それについてだけで本が一冊書けてしまうほど大きなテーマですが、「気づき」というふうにも言えます。
心理学では、意識、無意識、潜在意識、超意識というふうに分類することもありますが、ここでの意識は気づきのある意識、目覚めた意識を意味します。
「大なる意識」というのは、個人の意識を越えた、宇宙的な意識でもあります。
2番のボトルは、ブルー/ブルーのボトルになりますので、ブルーの色の意味については次回に解説することにしましょう。
ここでは、「ブルーは大いなる意識を表す」、ということだけを言っておきます。
そうすると、この1番のボトルに対応するタロットにはマジシャンが対応しているのも、なんとなくうなずけます。
ウエイト版のタロットを見ると、右手に光を持ち、白いローブに赤い外衣を羽織った魔術師が、ワンド(杖)、スォード(剣)、カップ(聖杯)、ペンタクル(金貨)を目の前の机に広げています。
これは、人生を生きていくうえでのすべての要素に、意識的になっていることを表しているように思われます。
0番のタロットのフールの図柄では、それらの道具が風呂敷包みに入れられて肩に担がれていたのが、今では大いなる意識の光に照らされて、目の前に並べられているわけです。
オーラソーマのボトルでこのことを見ると、下のディープマゼンタの色が内側に秘められた潜在的可能性を表し、上のブルーの色が、意識の光があたってきているのを表しているようです。
タロットのマジシャンが羽織っている外衣の赤い色は、目覚めのエネルギーを表しています。
人生を生きていく四つの要素、ワンド(火の要素)、スォード(風の要素)、カップ(水の要素)、ペンタクル(地の要素)。
それぞれ、理想やアイデア(ワンド)、知識や知性、マインド(スォード)、感情やフィーリング、愛(カップ)、物質的なことやグランディング(ペンタクル)を表しています。
それは、これからの出てくるタロットの要素がここに並べられているのです。
それは自分自身の内側のこと、外側のすべての要素がここにあることが示されています。
ここでは人生を生きていく四つのすべての要素に、意識の光があてられて、これらの人生の要素に気づいていることが表されています。
数秘学で見ると、ボトルの番号の1という数字は、物事のはじまりを表します。
それは男性原理であり、これから旅に出ていく意志も感じられます。
ここの魔術師とは、英語でMagician、語源はマゴス(Magus)古代ペルシャで光の神ミトラに仕えた司祭のことを意味します。
光の神ミトラと契約することで、聖なる力を授けられた者です。
ミトラというのは、ユダヤ教では大天使メタトロン、キリスト教では天使長ミカエル、仏教ではミロクだということです。
ミトラは光の国を守り、人間の魂を闇の魔手から守るために、天軍を率いてサタンの軍団と戦っているのだそうです。
ミトラに協力する者は、神の友として、ともに戦うことを誓うのです。
ここに表現されているタロットの図柄は、そんな儀式を象徴しているようです。
タロットの絵では、まわりには百合などの花が咲き乱れ、花開いています。
大いなる意識の光で人生を照らしていくことによって、人生が花開いていくのを暗示しているようです。
ブルーは喉(のど)のチャクラ、5番目のチャクラでもあります。
喉ですから、コミュニケーションの領域です。 コミュニケーションによって表現していくということを表しています。
さまざまな道具を使って、コミュニケートし、表現していくこと。
喉のチャクラは信念や信条など条件づけなどとも関連があるとされています。
光の波長としてみたときには、赤になるほど刺激的でホットでエネルギーを与える波動ですが、ブルーや紫になるにつれて、クールダウンし、鎮静し、静める波動になっていきます。
えたに 記(2004,7/10)