ヴィッキーさんのボトルのメッセージ:平和と達成、霊的な洞察
メインテーマ:平和とスピリチュアルな理解
アファメーション:私は終えるべきことは終えて、新たな始まりを可能にします。
ボトルの名前は「ガブリエル」ですが、ここでは天使ガブリエルです。
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「守護天使」のボトルが44番にありますが、これはガブリエルのボトルの色と比べると、ちょうどボトルの色が上下逆で、ペールカラーになっています。
https://artbeing.com/aura-soma/equi/B044.html
実はほかに「大天使ガブリエル」のボトルが95番にあるのです。
https://artbeing.com/aura-soma/equi/B095.html
そうなると「天使ガブリエル」と「大天使ガブリエル」の二人の天使が別々にいるようにも思えるのですが、天使や大天使はユダヤ教、キリスト教、イスラム教などのいろいろな聖典や文献、民話などの伝承のなかにあらわれていて、ひとつの出典だけではないのです。
そのなかで、ガブリエルは聖書以後、大天使の位を与えられているのだそうです。
それはともかく、守護天使のボトルのあと、ここではじめて天使の名前がついたボトルが誕生しました。
天使については94番の「大天使ミカエル」からの大天使シリーズがありますので、そこで詳しく述べていくことになるでしょう。
https://artbeing.com/aura-soma/equi/B094.html
ここでは天使ガブリエルについて簡単にプロフィールを紹介しておきます。
ガブリエルといえば、キリスト教の聖書ではマリアにキリスト生誕を告知した天使として有名です。
レオナルド・ダ・ビンチやボッティチェリをはじめとする多くの画家によって描かれた「受胎告知」の絵画は有名ですね。
そんなところからでしょうか、ガブリエルは天の楽園から離れることをいやがる魂を説得し、生まれ変わる魂を導き、魂が母親の子宮にいる9ヶ月の間を見守るといわれています。
また、『ルカによる福音書』では祭司ザカリアスのもとにあらわれて洗礼者ヨハネの誕生を告げ、あるいは、『ヨハネの黙示録』にあらわれて、ヨハネに神の言葉を告げる天使もガブリエルであると考えられています。
そういうわけでガブリエルはキリスト教の伝統のなかで「神のメッセンジャー」という役割を担うことが多く、カトリック教会ではガブリエルは通信事業の守護者であるとされています。
となると、ITの時代はガブリエルが守護天使だとも言えそうですよね。
イスラム教では、ガブリエルは洞窟で瞑想に励むムハンマドのもとに現れ、神秘的な文字の記され た一枚のショールを示し、そして神の言葉を伝え、それをムハンマドに書き取らせたものが『コーラン』という聖典だとされているようです。
ですから、イスラム教ではガブリエル(ジブリール)は“真理の天使”と呼ばれています。
ユダヤ教では、ユダ王国の滅亡からバビロン捕囚時代を舞台に書かれた旧約聖書の『ダニエル書』のなかで、預言者ダニエルの幻に現れるのがガブリエルであり、神がその名前を呼ぶ場面があります。
そこでユダヤ人の解放、エルサレム神殿の再建について語ります。
3世紀のラビ・シメオン・ベン・ラキシュは、ガブリエルという名前や天使の思想はユダヤ人が新バビロニア王国に捕囚されていた時代にバビロニアの宗教の影響によって取り込まれたものだという説を唱え、この説は現代の学者たちによっても広く受け入れられているそうです。
また、ガブリエルの名前の「ガブリ」とは、シュメール語で総督、統治者を意味し、天啓、智恵、慈悲、贖罪、約束の天使であり、エデンの園の統治者であり、智天使の支配者であるとされています。
天使は本来は両性具有の存在と考えられ、男性でも女性でもないのですが、このガブリエルだけは絵画においても女性の姿で描かれることが多いようです。
参照
「天使の世界」マルコム・ゴドヴィン 青土社
「天使と精霊の辞典」ローズマリ・エレン・グィリー 原書房
天使ガブリエルのそんなプロフィールを念頭において、このボトルの色のメッセージを見ると、「神のメッセンジャー」「真理の天使」の名前のごとく、下の色のヴァイオレットがスピリチュアルなメッセージ、「霊的な洞察」を表し、それを上の色のブルーで理解し、コミュニケートして伝えていきながら、「平和を達成」していく、というヴィッキーさんのメッセージになりますね。
えたに 記
☆B068 Gabriel(ガブリエル)のボトルは、こちらに詳細が掲載、ご購入いただけます。
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