石黒寛子さんの「オーラソーマとクリエイティビティー」vol.26

こんにちは。
クリスタルラインおとはなの寛子です。
石黒寛子さん1
春の匂いを朝に感じると、少し嬉しくなりませんか?
今日は少し早起きをして書いています。
種無しのぶどうを皮ごとかじりながら、コーヒーをいただきながら、活けてあるお花の花びらの隙間を通り抜ける、陽の光に今気づいてとてもしあわせになりました。
石黒寛子さん2
もっともしあわせに感じるときって、「なんてことない」ところのどまんなかだったりしませんか?
たぶん、それに気づくために、「これまでのいろいろ」という、コントラストを味わっているのでしょう。
あ、うなづいていらっしゃるたくさんの方のお顔が浮かびます。
今回は少しお写真多めにしようかな。
石黒寛子さん3
なにかを描くとき、よく思いだす、ふたつのことがあります。
ひとつは、美大受験のための実技予備校に通っていたころ、デッサンの授業で・・・
「ものを描きたければ、その間にあるものを描け」と、先生に言われた言葉でした。
意味不明・・・と、左脳で反応しながら、わたしのなかのどこかで、その哲学的な響きを喜んでいる自分がいました。
石黒寛子さん4
もうひとつは、わたしのオーラソーマの初めてのティーチャー、ヌラの授業の忘れられないシーンです。
「はじめに、自分の手の細部を注意深く見てください。  指の長さ、関節、シワの一つひとつ、細かいところまで」
それからしばらくして、ひとつ呼吸をして・・・
「次に、同じ手を、今度は受容的に見てください」
・・・と言われました。
わたしは、少し目を細め、そこにある自分の手を、ただ、やさしく、受け取るように眺めました。
すると、ふいに涙がこみあげました。
最初との内側のエネルギーの流れ方の違いに、びっくりもしました。
ヌラは、ただ、みんなのその、なにかを発見した表情を、微笑んで見ていました。
石黒寛子さん5
そこにあるものを、注意深く、細かく、焦点をしぼって見ようとするとき、わたしの内側は、前向きのエネルギーが流れました。
アウトワードの流れ、男性性が活性化し、働きかけようとする感覚がやってきます。
「なにかをしよう」という感じ、それから、少しのジャッジメントです。
もっとすべすべだったらいいのに、とか、爪の形がもうちょっと・・・などがやってきます。
次に、女性性、バックワード、わたしのなかへ流れ込んでくる流れ、受容的な感覚で、同じものを捉えてみると・・・
とてもくつろいで、そこに「ただ在る」ことが前よりも簡単になりました。
そして、愛しさ、やさしさが自然とあふれ・・・
「見よう」としても見えなかったものたちに気づいているのです。
石黒寛子さん6
つまりそれは・・・
花を描くとき、花そのものを描こうとするよりも・・・
その花びらの隙間に流れるものを、受け取りながら描く方が、描きたいものが描けることと同じです。
その隙間を通る陽の光が美しいのは
まぎれもなく、そこに花があるからです。
そしてもはや、完璧に花を描こうとすることなど、どうでもよくなり、いつのまにか最初にしようとしたことから自由になっているのです。
石黒寛子さん7
「今度は、そんなふうにして、この部屋を少し歩きまわって、世界を見てください」
ヌラは続けました。
わたしたちは、ぼんやりと世界を受け取りはじめました。
「見る」や「探す」ではなく、すでに、そこにある世界に、まるでそっと寄り添ってみるように。
もうずっと前から、そこにあった「美しさ」が、むこうからわたしたちに、突然語りかけはじめました。
なにひとつ、変わっていないのに、わたしたちの意識のシフトが、わたしたちのなかに立ちのぼるものを変化させました。
石黒寛子さん8
「わたしたちは、本当にこの世界を、見ているのでしょうか?」
ヌラのその言葉が、今でも忘れられません。
石黒寛子さん9
花を描くときも。
ボトルのインスピレーションのアートを描くときも。
どなたかのインプレッッション・アートを描くときも。
描きたいものは、いつも、その存在をはるかに超えたところにあり、
描くために、そちらへ行くというよりも、
それが、わたしにそっと触れてくれるような
わたし自身で在るかどうか、ということのみのようです。

それでは今回も、イクイリブリアムボトルたちの声に、アートを通して耳を澄ませてみましょう。
前回の続きのボトルからです。
B74(ペールイエロー/ペールグリーン) 『勝利』 http://aura-soma.co.jp/products/equi/B074.html
石黒寛子さんB74
輝きと喜びのなかへ
B75(マジェンタ/ターコイズ) 『流れとともに行く』 http://aura-soma.co.jp/products/equi/B075.html
石黒寛子さんB75
はじまりのひとしずく
B76(ピンク/ゴールド) 『信頼』 http://aura-soma.co.jp/products/equi/B076.html
石黒寛子さんB76
愛しさつむぎ
B77(クリアー/マジェンタ) 『カップ』 http://aura-soma.co.jp/products/equi/B077.html
石黒寛子さんB77
クリアーという愛
B78(ヴァイオレット/ディープマジェンタ) 『クラウンレスキュー』 http://aura-soma.co.jp/products/equi/B078.html
石黒寛子さんB78
あらゆる可能性へと
(その他の作品はこちらですべてご覧いただけます) http://www.hiroko.gifts/#!inspiration-art/c19be
(※ボトルのインスピレーションアートについての各コメントは、あくまでも個人の体験による洞察です。色彩の言語やボトルの意味などに、特に関連づけることなく、やってくるものをそのまま表現しています)
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クリスタルラインおとはな 石黒寛子(いしぐろひろこ) プロフィール http://www.hiroko.gifts/#!profile/c1pqe
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☆NEW ART PROJECT: https://www.facebook.com/thousands.of.light https://www.instagram.com/thousands.of.light/
————————————– Thousands of Light with Crystal Bowl
インプレッション・アートを描いている会場にて、クリスタルボウル奏者の登丸はるかさんが、あなたの音色をクリスタルボウルで即興で奏でてくださります。
わたしたちの存在の光と、クリスタルボウルの音色と、色彩との融合で紡ぎ出されたスペシャルな時空間を、どうぞ心ゆくまでお楽しみください。
日程 2016年4月2日(土)~4日(月)全3日間 時間 11:00~18:00(最終日17:00) 会場 渋谷区恵比寿 HALOスペース01 詳細はこちら
http://ameblo.jp/hirokoishiguro/entry-12135846067.html

       
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