石黒寛子さんの「オーラソーマとクリエイティビティー」vol.4
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今回、紹介されている石黒寛子さんの曼荼羅制作のプロセスはとても面白いですね。
そのプロセスをこのように明確に描写できるのはすばらしいです。
クリエイティビティのプロセスというのは、やはり誰にも共通したものがあるようです。
「そこにクリアーに位置しているか、とても繊細に、作業している自分の姿を見ていたりもします」というのは、瞑想しているプロセスとと同じですね。
ところで、和尚アートユニティではインドの神秘家OSHOの絵をプロデュースしています。
そのOSHOが、創造性について以下のように語っています。
存在と本当に同調する唯一の方法は創造的であることだ。
あなたがなにかを創造しているとき、それがなんであろうとも――詩であろうと、歌であろうと、なにかの音楽、なにかのダンス、それがなんであれ――いつであれ創造しているとき、あなたは存在に参加している。
あなたは、もはや存在から切り離されていない。
実際は、あなたは消えており、存在があなたを通じて創造しはじめる。
そして、もしあなたがそのような瞬間を捕らえることができたら、もしあなたが、そこにはエゴが存在せず、あなたを通してただ創造が流れだしているような稀な瞬間に気づいたら、そのとき創造性は瞑想的になる。
あらゆる創造者は、それらの瞬間を知っているが、ただぼんやりとだ。
詩人たちは、詩がただ流れだす瞬間があること、たとえ自分でそれを止めたいと望んでも流れだす瞬間があることを知っている。
また、自分がただ枯渇して、なにかを創造しようとしてもあるのは無味乾燥な言葉だけで、なにひとつやって来ないという瞬間もある。
努力すればするほど、可能性は小さくなる・・・なぜなら努力とは単にエゴの努力を意味するにすぎないからだ。
創造性はエゴが存在しないとき、あなたがくつろぎ、深く休息していて、なにかをしようとする欲望がまったく存在しないときにのみ起こる。
突然あなたは捕らえられ、なにか見知らぬ力があなたを圧倒し、あなたを占領する。
あなたが占領されるというのは、まさに正しい表現だ。
(Is the Grass Really Greener…? Chapter#27)
それでは、石黒寛子さんの「オーラソーマとクリエイティビティー」vol.4をお楽しみください。
尚 記
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こんにちは。
今回も、イクイリブリアムボトル達の声に、アートを通して耳を澄ませていってみましょう。
その前にちょっと余談です。
最近、グラフィックアートの曼陀羅の創作に取り組んでいるのですが、その作品を観た方によく訪ねられることがあります。 http://ameblo.jp/crystalline-otohana/theme-10052255636.html
「どうやって創っているのですか?」
もちろんこの質問の意味が、技術的なことを訪ねているのではないとわかるので、すぐにお答えするのがなかなか難しいです。
わたしは、ヴィッキーさんが瞑想のなかで色の波が押し寄せるヴィジョンを受け取り、ボトルが誕生するときのお話がとても好きなのですが、そこまで神秘的ではないにしても、曼陀羅制作のときはそれと少し似ているような感じがして、このお話をよく思いだしています。
うまく言えませんが、違う次元からやってきたなにかが現れようとしているプロセスのなかの、ワンシーンとして自分の存在があるように感じます。
ですから、そのプロセス全体をいつも感じながら創っていることが多いので、全体への尊重というか、配慮というか、1ピースとしての無意識の心づかいのようなものが、なんとなくあるように感じます。
そこにクリアーに位置しているか、とても繊細に、作業している自分の姿を見ていたりもします。
この曼陀羅を創作しているときは「こういうものを描こう」という完成予想図は、実はまったくありません。
完成のイメージを持って取り組むと、かえってそれが邪魔になってしまいます。
なぜならそれを「押しのけて」やってくるものがあるからです。
ただ、最初になんとも言えない「あるもの」がやってきます。
ほんとになんと言ったらいいのかわからないので「あるもの」とします。^^;
そのエネルギーのような波動のような、表現を委託してくるように思える「あるもの」から感じるものと、自分が今目の前で創作している作品から感じるものとが、あるところでピッタリ一致します。
そこが、完成地点となるわけです。
その二つの差異を縮め、消失させ、ひとつにしていく作業なのですね。
うーーーん・・・言葉にすると、とても難しく聞こえてしまうかも・・・。
非常に面白い作業なのですが。。。
*
これまでに自分の通った道を観ると、ざっくりわけて表現には2種類、いえ2段階あるように感じます。
ひとつ目は、自分のなかに既に在るパッションのようなものを、ありのまま表現するとき。
そういう作品を創ったときは、自分から発動しているので、完成後に自分のなかが空っぽになります。
製作中に多くのエネルギーを必要とし、自己確認のような時間を過ごします。
二つ目は、起ろうとしていることに明け渡す表現の時です。 これは自分の中が満たされていく気がします。
あたたかいものが、通り過ぎたようです。 レイキヒーリングと似ているかもしれません。
完成に向けて熱っぽくなるというよりも、自分の役割を勤めあげるための静かな情熱だけがそこに在り、それ以外はなにもなく、気づいたらできあがっていたということがよくあります。
前者から始まり、出しきったあとに、後者へ移行することもありました。
または後者のきっかけとして前者がある場合もあります。
または、その二つが混ざっている時もありました。 その場合、後者のものに若干ノイズが入ってしまうような感じで、できあがりに違和感がありました。
どれも楽しい試みですが、今の自分への「気づき」があると、その都度、なにが起きているか知ることができます。
とにもかくにも最初の一歩は、「存分に楽しむ♪」ことからです。
それでは、前回の続きのボトルからです。
B4(イエロー/ゴールド)『サンライトボトル』 http://aura-soma.jp/products/equi/B004.html
最初にやってきたのは、旋回するもの、回転するもの、という「動き」でした。 それは次第に回転数をあげ、音が高くなり、やがて聞こえなくなっていくプロペラのようです。
きらきらと煌めく、光の断片が降り注いでいます。 観ていると、とても軽やかな、楽しい気分になりました。
B5(イエロー/レッド)『サンライズ/サンセット/ヴィッキーボトル』 http://aura-soma.jp/products/equi/B005.html
大好きな作品です。天と地の間で、不思議な存在達がダンスしています。
形が綺麗な球体ではなくて、ちょっといびつで不格好なところが愛おしく感じます。 「一生懸命」さとか、「無邪気さ」とか、そんな言葉が浮かびました。
自分のエネルギーを賢く使うには、そのどちらも必要かもしれませんね。 ヴィッキーさんがウインクしているような気がしました。
B6(レッド/レッド)『エナジーボトル』 http://aura-soma.jp/products/equi/B006.html
どう見ても、何度見ても、このシンプルなシンボルひとつしか、浮かびませんでした。
あっという間に、なんのゆらぎもなく描き終えた作品です。 パワフルだけど、とてつもなくやさしい、レッドの神秘はどこまでも奥深いですね。
それでは今回はこのへんで・・・。
続きB7からは次回のオーラソーマ通信を、どうぞお楽しみに。
その他の作品は、こちらでご覧頂けます。 http://www.otohana.com/Illustration.html ………○…………○…………○………
★「クリスタルラインおとはな」~ Art & Aura Soma Space 石黒寛子(いしぐろひろこ)プロフィール
オーラソーマ・カラーケアコンサルタント グラフィックデザイナー/イラストレーター 子供絵画造形教室「アトリエ・ポルー」代表&講師
カラーケアコンサルタントとして色と光の学びを楽しみながら、さまざまなスタイルで活動中。 2004年地元逗子にて「こども絵画造形教室アトリエ・ポルー」起業、15年以上グラフィックデザインの仕事に携わってきた経験を活かし、2012年曼陀羅「 HEART & EARTH~地球からのメッセージ」の創作活動を開始。
◯ その他の活動 ◯ オーラソーマ・ジュエリーデザインコンテスト 「インカローズ賞」受賞。 オーラソーマ製品カタログ「リビングエナジー」 6号・7号にエッセイ掲載。 「Invitation to Aura-soma」DVDジャケットデザイン担当。
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*CLOの『アートなお茶会』 日時 2012年5月27日(日)13:00~16:00 会場 クリスタルラインおとはな 費用 4,400円(別途・材料費900円) 定員 5名 お申し込みと詳細:クリスタルラインおとはなイベント情報 ホームページ:http://www.otohana.com/ サロン最新情報: http://ameblo.jp/crystalline-otohana/
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