セラピーの根本は愛

セラピーの根本は愛
オーラソーマのカウンセラーとなるために」より  ワドゥダとのインタビュー
        生き物たちはいろいろなレベルで交信しているのではないでしょうか。
たとえば、野良猫はなかなか人に馴れません。
でもある程度時間をかけてていねいに付き合うと、もし互いのタイミングが許せば、やがては心を許してくれるかもしれません。
そのとき猫の方は、人間とはまた違ったレベルで人間の表現を見ているかもしれませんね。
猫に比べれば人間はずっと表現を言葉よりに発達させてきたわけですが、それでも言葉だけで交信しているわけではないでしょうね。
言葉以外に、表情とか音程とか様々なレベルのボディランゲージを通じて互いの表現を受け取っているはずです。
そしてもしかしたら、ボディランゲージに表現されてはいても、ボディランゲージ以外のレベルで交信している可能性も否定できないでしょうね。
騙されやすい人や騙されにくい人というのがいます。
たぶん騙されやすい人は、経験不足で人を見る目がないということもあるでしょうが、交信部分の多くが言葉に依存している場合もありそうです。
そして人間関係で練れた人は、当人は意識していなくても、言葉だけではないいろいろなレベルの表現を感じる能力を身につけるのではないでしょうか。
じつは、愛を超えるパワーは存在しないということを聞いたことがあります。
もっとも伝播力の強いエネルギーが愛なのかもしれませんね。
では「ワドゥダとのインタビュー」から「セラピーの根本は愛」について語った部分をご紹介しましょう。
       —————————————————————— <セラピーの根本は愛>
要するに、私が言いたいことは、セラピーの根本は単に愛であり、もし愛がそこにあれば、困難な状況にどのように対処するか、カウンセラーが必ずしも役立つ助言をできなかったとしても、そのセッションはクライアントにとって有益なものになるということです。
クライアントが1時間のセッションの間、大きな愛と受容に包まれていることで、カウンセラーやセラピストからその人の問題に対する明確な解決策が示されなかったとしても、その1時間の間その場に起こっている愛とリラクゼーションによって、クライアント自身の知性がより創造的に機能し始め、自分自身の問題に対する答えを見つけるということが起こり得るのです。
ですから、このようなセッションではしばしば、何かマジックのようなものが起こることがあります。 なぜそのようなことが起こるのかはっきりとはわからないのですが、実はそれは愛のマジックが引き起こす結果に過ぎないのです。 オーラソーマはその場の雰囲気をしっかりとサポートしてくれます。 こういったことが、私がガタサンサにオーラソーマを日本に紹介するように勧めた理由の一つなのですが、オーラソーマの持つ優しさ、愛らしさ、優美さと美しさ、そして色が放つ光、それらが信じがたいほどのヒーリングを起こしてくれるように思います。
        『リビング・エナジー』Vol.4(p9)
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【その場に起こっている愛とリラクゼーションによって、クライアント自身の知性がより創造的に機能し始め、自分自身の問題に対する答えを見つけるということが起こり得る】……。
そういうこともありそうですね。
pari 記

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