あくなき手放しと信頼のレッスン(江尻貴美子さん)

私たちは何者かとして存在しています。

少なくともそう思っています。

自分が広大な環境のなかで、他のいろいろな存在たちの間に入り混じって存在していると思うからこそ、いろいろなドラマも生まれますし、その文脈のなかで誇りや喜び、悲しさややましさなど、いろいろな感情を体験できるわけですよね。

けれども、ちょっと不思議とも言えます。

その私たちが存在していることは間違いないとして、ではいったい誰がその私たちに気がついているのでしょうか?(?_?)

え、何言ってんの(?_?)、と思います?

つまり、私がこの自分が存在していることに気づいていることは間違いないですよね。

で、私はこの自分の存在に気づいているとして、じゃ、気づかれている私は誰なんでしょう?

もちろん、気づかれているのかこの私ですよね。

えーと、気づかれているのは間違いなくこの私だとして(-_-;)、じゃ、気づいている私は誰なの?(?_?)

(*^_^*)

なんか、変な感じがしません?(^_-)

普通、目の前にスマホの画面があったら、そのスマホの画面は自分じゃありませんよね。

そのスマホの画面に気づいているのが私ですから。

眼の前に夜空が広がっていたら、その広がっている夜空は私じゃありません。

私は、その眼の前に広がっている夜空に気づいている者です。

ここまでは間違いないはずです。

じゃ、その眼前に広がる広大な夜空を見ていて、なんだか寂しいような気分になったら、その寂しいような気分は私なんでしょうか?

ええと、同じ理屈で、そのなんだか寂しいような気分は、私じゃないですよね。

だって、私はそのなんだか寂しいような気分に気づいているわけですから。

まさか気づかれているものが、気づいている自分だなんてことはないし……。(-_-;)

うーん、わからん!(>_<)

(*^_^*)

なんかそんなことを思わせるような文章があったのでご紹介しますね。

では、江尻貴美子さんの記事「オーラソーマアストロロジーとハート」を読んで、広大な漆黒の宇宙空間に意識を解き放ってみてください。


イメージしてみてください。
漆黒の無限に広がる宇宙のなかに、ぽっかりと浮かんでいる私たちの地球。宇宙飛行士の若田光一さんは、188日間の国際宇宙ステーションでの滞在の最終日、2014年5月14日付のツイッターで
「今日ISSを発ち、地球に帰還します。
 暗黒の宇宙に浮かぶこの青く美しい惑星が故郷であることをありがたく感じます
と、地上にいる私たちにメッセージを送ってくれました。



私たちの地球、英語では地球はEARTH。
同じ文字列でも、その順番を変えると別の意味になる「アナグラム」でEARTHの順番を変えると、HEART(ハート)になります。 
ヌメロロジーの観点では、同じ文字を持つということは同じエネルギーです。
私たちがいる地球 EARTH そのものと、そこに生きる私たちのハート HEARTは、同じテーマを持っているのですね。

ボトルと照らしあわせてみても、B03の「ハートボトル」はブルー/グリーン。地球と対応している「B88 ジェイドエンペラー」はグリーン/ブルー。


この地球で生きるということは、ハートを生きるということでもあるのかもしれません。

私はアストロロジーとオーラソーマの関係を探究していくうちに、私たちはこの地球上で、あくなき手放しと信頼のレッスンをしているのではないか、と思うようになりました。



無限の可能性を持つ私たちを包む果てしないスペース、大宇宙とつながっていることを素直に受け取り、信頼すれば、自ずと自分を信じ、人生のプロセスを信じ、すべてのスペース(宇宙空間もスペース、時間も場所もスペース、関係性もスペース)のなかで湧きおこる小さなエゴやこだわりが、すべてほんとうに愛らしく、ささやかに想え、心地よく手放していけるのではないかと思うのです。

それを、今回の人生でどれだけできるのか、どこまで伸びやかに軽やかにできるのか・・・試されているような気がしてなりません。

アストロロジーとオーラソーマの関連をひも解いていくのは、いつも本当に楽しく、その都度得るものがあり深いものです。
でも、惑星や星座のエネルギーを色を通して感じる前に、そもそも私たちは大宇宙のスペースのなかにいるのだということを忘れちゃいけないと思うのです。

ホロスコープは、決してパソコンのなかにではなく、実際の天空にある!

「オーラソーマアストロロジーとハート」より

『リビング・エナジー』Vol.9(p31-32)


 

地球上で今自分がハマっている状況がなんだか、ちっぽけなことにも思われてきますね。

すべて、自分が見ている夢なのかもしれないし。(^_-)

pari 記

 

Twitterボタン