土(soil)から魂(soul)へ

土(soil)から魂(soul)へ
「AEOS――ヴィッキー・ウォールから引き糸迷いだもの」より                    マイク・ブデスインタビュー
       スピリチュアルな世界に興味をもった人が、いつか必ず耳にする言葉の一つに「すべてはひとつである」というのがあります。
これは途方もなく包含範囲の広い言葉なので、言葉の意味は、聞く人によって千差万別というしかありません。
この言葉の本当の意味というのは、あるようでいて、なかなか具体的には定義できないかもしれません。
なぜなら、現象世界は多様性を生み出すための仕組みですから、その多様なるものがじつはひとつだというのは、最終的には現象世界の否定につながるメッセージだからです。
しかし、この言葉を聞いた大部分の人は、この言葉を現象世界を否定するメッセージとは受け取らないでしょう。
ということは、現象世界の多様性を認めた上で、じつはそれはひとつなんだと、理解することになります。
多様性を認めた上で、じつはそれはひとつだという理解は、もちろん、表面的には矛盾でしかありえません。
つまり、この言葉の理解とは、その矛盾のどこらあたりが自分に心地良いか、という判断だということになります。
そうだとすれば、この「すべてはひとつである」という言葉が、百人百様の意味にしかなりえないことが、とてもよく理解できます。
もし、現象世界のなかに「自分」がいるのだとすれば、「すべてはひとつである」とは、この現象世界すべてが、じつは「自分」だということになります。
でも、そう理解したとたんに、今度はいままでの「自分」という観念が崩壊せざるをえない。
この現象世界がすべて自分であるなら、自分にできることは何もないし、何をする必要もないでしょう。
でも、われわれが信じている「自分」は、そんなメッセージには耐えられないので、自分なりの(居心地のいい)意味を発明することになるわけです。
そんな状況のなかで、「すべてはひとつである」というメッセージは、“自分”が耐えられる程度に、ゆっくりとその意味を開示していくことになります。
その開示方法のひとつが、オーラソーマの哲学である「From soil to Soul(土から魂へ)」という理解ではないでしょうか。
わたしたちは、この哲学を通って、自分が自分だと信じている、自分の肉体を通して全環境との一体性を理解していく過程に入るのでしょうか。
では、マイク・ブデスインタビュー「AEOS――ヴィッキー・ウォールから引き糸迷いだもの」から、そのあたりに関連する部分をご紹介しましょう。
        —————————————————————— 江谷 オーラソーマとAEOSには、どんな関係がありますか?
マイク オーラソーマは実際に、人々が自分自身とコミュニケーションを取る、より深いレベルの自分自身とつながることができる手段です。 オーラソーマには、「あなたの選ぶ色が、あなた自身であり、その色はあなたの存在の必要性を映しています」という表現がありますが、私たちは自分に必要なものを、色を通して確認しますが、それは自分自身でないものを使いつくすことはできないからです。 だから、その必要なものを、自分で色を選択する過程で、自分に合ったふさわしい色のエネルギーを提供する植物やハーブ、エッセンシャルオイル、ミネラル、クリスタルや貴石との共鳴を通じて満たすことができます。 それがオーラソーマの基本原理です。
私たちは色の鏡の中で自分自身を認識し、自分が惹かれるボトルを自分の身体にぬるとき、私たちは自分が最も消耗しやすいものを自分に補給しているのです。 あなたは自分でないものを使いつくすことはできず、あなたが使ってしまえるのは自分であるものだけなのです。
AEOSを見るとき、そしてこのスキンケアシステムがどのように誕生したのかを探求するとき、私たちは基本的に同じ原理、内なる存在に栄養を与えるという原理に働きかけています。 社会全体が合成物を扱わない、化学物質を皮膚に使わないことに意識的になりつつあるのは、それらが半透過性の膜を通して直接体内に入るからです。
社会全体が、オーガニックスキンケア、ナチュラルスキンケアを求めていることに気づき、スキンケアヘの新しいアプローチに興味が向いています。 人々は自分の意識への気づきの可能性を探求しはじめているのです。
AEOSやオーラソーマを使うことの意義は、今、自分自身の新たな出発点にいるかもしれない人々、自分自身の理解に向かって進みはじめそうな、人生の岐路にいるような人々に紹介できることです。 現時点では、まだ環境には関心がなくとも、スキンケアという形でなら入れるかもしれない人々が、実際に使ってみることで、地球との調和に気づき、地球という存在との関係ついてエコロジー的な理解を始めていきます。
そのような意識の拡大が意味していることは、私たちが自分自身をさらに知っていくというプロセスを始動させているのかもしれないということです。 そしてAEOSがしていることは、外側の美ではなく、むしろ内在する美を示すことなのです。
多くの人々は、まだ自分の肌の表面にたくさんの異物をぬりつけ、毛穴をふさぎ、皮膚呼吸を妨げるようなことをしています。 皮膚は、第3の腎臓です。正しい皮膚呼吸がなければ、内側にある二つの腎臓と連携して最大限に働けないので、体内の毒素を排泄することができません。
もし皮膚呼吸ができて、すべての微粒子、表面にある細胞膜が正しい方法で機能しはじめれば、そこでなにが起こるでしょうか? 皮膚は元気になり、若返りが起こります。 これこそがAEOSがもたらしうる、ある種の気づきの効果であり、どうすれば皮膚を蘇らせることができるかということなのです。
それは肌に滑らかさを与えるために、皮膚の表面にファンデーションやパウダー、その他の皮膚呼吸を妨げるたくさんの物質をぬり重ねることとはまったく反対のアプローチです。
化学溶液を使った合成的アプローチである、シワを取るアンチエイジング、リンパ吸引、皮膚のある部分を膨らませることで年齢を若く見せるといったようなことのすべては、AEOSが目指していることに対立するものです。 AEOSが目指すスキンケアの方向性は、内側から輝きだす美しさ、人が生まれつき持っている美しさ、個人の内面にある美しさ、AEOSの内容成分によって触れる ことのできる美しさ、ミネラルやクリスタルや貴石を通して、テインクチャーを通して、ハーブや本直物を通してつながることのできる美の可能性を増すことです。
ひとたび人々がAEOSの何たるかを体験しはじめれば、現在市場に出回っている化粧品や、特定の主張をしているブランドなどとは比べものにならないでしょう。 内在する美しさが、私たちの表面に表われることに関して、AEOS自体の経験はオーラソーマの全哲学に合致しています
オーラソーマでは、私たちは土壌に働きかけ、その土壌が植物内部の健康を構築していきます。 すると、その健康な土壌によって、つまり土壌の中の微生物によって、植物の免疫システムが作られ、その植物が健康になります。 それは植物が病気に罹らないことを意味します。 従来の農業従事者が農薬を使うことで植物の抵抗力を弱めてしまった、その悪疫に罹らないですむわけです。 植物が健康であるということは免疫系が強力ということですから、それは私たちが植物からエッセンスやエッセンシャルオイルを抽出するとき、成分に働きかけるとき、植物の積極的側面に働きかけるとき、私たちは自分自身の免疫作用をも強化しているわけです。
人類との関わりで、また私たちがオーラソーマ内部で実践している農法との関連で、そしてAEOS内部の哲学の背後にあるものとの関連で、このうえもなく重要なことは、土(soil)から魂(soul)へということです。
もし、私たちがこれらの原理と連携して働くなら、つまり土壌中の微生物と協力するなら、私たちは強力な免疫システムを持つ健康な植物を育てることができます。 つまり、それらの植物をエッセンシャルオイルや抽出した形で皮膚にぬれば、それは人間の免疫系を作ることになります。
環境汚染やエアコン、長距離の空の旅で長時間同じ空気を吸っていることなどは、肌の機能を改善するものではありません。 それは、人に調和をもたらすことにはなりません。
AEOSはインナービューティーに目を向け、免疫系を支援し、現代の日常生活の一部になっている環境汚染の破壊効果の幾分かでも補えることができるように内的存在を支援することなのです。
        『リビング・エナジー』Vol.7(p49-50)

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なるほど。
わたしたち個々の理解がどうあれ、事実は、現象世界は緊密に織り込まれた波動世界です。
だから、こういうことになるのでしょうね。
「私たちがこれらの原理と連携して働くなら、つまり土壌中の微生物と協力するなら、私たちは強力な免疫システムを持つ健康な植物を育てることができます」
「それらの植物をエッセンシャルオイルや抽出した形で皮膚にぬれば、それは人間の免疫系を作ることになります」
そういう過程をつうじて理解していくしかないのかもしれません。
pari 記

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