自分の私的な色の選択を通して
「『レインボーウーマン』のダンス」から ヌラ・A・クラフト
ヴィッキーさんが復興させた「オーラソーマ」が、特に女性をバックアップする意図も秘めているであろうことに、異論のある方はあまりいないでしょう。
明らかに「オーラソーマ」は、圧倒的に女性に支持されているようです。
「オーラソーマ」ファンの大部分が女性であることは顕著な事実です。
その理由はいろいろ考えられるでしょうが、簡単に思いつくことの一つは、自分の内面を表出することに対して、これまで女性はかなりの自己抑制を強いられてきたであろうことです。
平均的に言って、従来、女性の自己主張の程度と男性の自己主張の程度の間には有意の差があっただろうと思います。
過去の歴史において、女性たちは明らかに多くの場面で、自分が言いたいことを言わずに胸のうちに呑み込んできたはずです。
歴史的に永く強いられてきたそのような社会的圧力が、言いたいことの多くを言わずに自制する女性の資質を作り上げてきたでしょう。
もちろん、遺伝子的に男性に比べて女性はそれだけ安定しているとも言えますが。(^^)
でも、この永くつづいた歴史的状況を変えて女性の役割を強化するには、女性が自分の内面に気づくための“外在的なバックアップ”が必要だったかもしれません。
「オーラソーマ」がその一翼を担う、強力なバックアップツールだったことは間違いないと思います。
自分の内面の声(=憧れ)を、外在的な形で自覚させてくれるツールがある。
このツールによって、これからますます多くの女性が、自分の本来の憧れを知ることになるのではないでしょうか。
最初期からのオーラソーマティーチャーの一人ヌラさんは、「いつも女性の肉体に生まれたことを、とても幸運に感じ」てきた、とおっしゃています。
本来は誰もがそう感じられたらいいのかもしれませんが……。(-_-)
そのヌラさんは、わざわざ女性限定のグループとして設定した「レインボーウーマン(虹の女性)」というオーラソーマ・コースを創設されました。
女性であることがどれほどの栄光に包まれたことなのかを、体験するためのグループなのでしょうか。
では今回は、そのヌラさんの記事「『レインボーウーマン』のダンス」から、「自分の私的な色の選択を通して」内面を発見し、その深い癒しの儀式に触れるあたりの部分をご紹介しましょう。
——————————————————————– 私は、いつも女性の肉体に生まれたことを、とても幸運に感じ、女性として自分の人生の旅で出会うたくさんの贈り物や、挑戦と教訓を楽しんできました。 最大の学びのひとつは、愛の眼差しで、より意識的に自分が誰であるかを見、正直さと真実の中で、内面の虹の色のさまざまな側面に自分のハートを開いたことでした。 そのように開く中で、深い信頼と受容と慈愛の心が生まれ、それによって他のすべての女性が、意識の中で自分を映しだす、もうひとつの部分となったのです。
最初の出会い以来、オーラソーマ・システムは私のすばらしい友人であり続けています。 この美しいバランス・オイル(現在のイクイリブリアムボトル)は、私のマスターであるOSHOの美しさと優雅さを思いださせてくれ、さまざまな色の波動にチューニングすると、それらは私の中で共振しはじめました。 マスターの臨在のもとで、言葉と沈黙を通じて私が受け取ったすべてが、このオイルの美しさの中にも含まれているのが感じられました。
「私たちは自分が選ぶ色」であり、自分の選んだ色が私たちの必要を反映しているということは、真実の体験になりました。 オーラソーマは私にとって、存在の静けさの中で、自分が受け取った叡智を分かちあう伝達手段となりました。
世界中でオーラソーマシステムのコースに参加される大部分の方が女性であったため、この体験を自分たちの人生に近づけ、明確にするために、私たちの毎日の生活の中に、もっと身近に色がもたらすことのできる気づきを体験するグループを行いたいと思いました。 そのとき、オーラソーマシステムの光の中の「レインボーウーマン(虹の女性)」というタイトルが生まれました。 女性であることの美しさと喜びを思いだそうとする、すばらしい女性たちの集いです。
女性の集団の中で、女性たちは自分の私的な色の選択を通して、自分自身の内的発見と、その個人の人生の旅を熟考し、お互いに映しだし、分かちあい、誰であろうとも現在の瞬間の気づきへと連れていくことができます。 私たちは、自分たちのマインドの物語と条件づけのムダ話の背後に目を向け、愛を持った目で自分が誰であるかを見つめます。 ここで私たちは自分自身と友人になることができ、マインド周辺のどんな物語によっても、けっして触れられたことのないさらに深い内なる場所へ、つねに完全であり平和であるその場所へと移動できるのです。 私たち一人ひとりの人生の旅路のどの地点においても、これこそが全体への、存在の一体性への扉なのです。
女性としての私たちが、その肉体の中の心の我が家にさらに近づき、女性としての存在の自然のエッセンスにやすらげるよう、特別にデザインされたいくつかの古代の瞑想技法を使って一緒に瞑想します。 私たちは一緒に踊り、肉体の中の「レインボーウーマン」(すべての虹の光の色)を生きる喜びに触れ、その内なる生命が開く中で互いに出会います。 身体にオーラソーマオイルを用いる、いくつかの癒しの儀式は、私たち内部の優しさや健康に深く滋養を与える体験をサポートします。
この旅は、それぞれの女性で非常に個別のものであるため、人生の虹の異なる側面が内側で触れられ、愛と気づきの光の中でサポートされます。 3日間のコースで個々の女性たちが触れる一体性と全体性への扉は以下のものです。……
『リビング・エナジー』Vol.6(p32) ——————————————————————–
なるほど……。
生きることが、そのような深い内面からの歓びになるとすれば、どんなに素晴らいいことでしょうね。
pari 記
Twitterブログパーツ