オーラの地図  リチャード レヴィントン

オーラの地図 「カラーのヒーリングエネルギー」から                        by リチャード レヴィントン
        今日もとてもいい天気ですね。
といっても、ここらあたりの天気にすぎませんが。(^^;)
今から二十年以上前のロンドンでホメオパスの診療所を訪れたことから、オーラソーマに縁ができたリチャード・レヴィントンさんですが、「ヨガ・ジャーナル」のライターといえば、おそらく当時でも最先端のスピリチュアル・ライターだったでしょう。
チャクラとかオーラといった概念には何の違和感もなかったはずです。
と言うよりは、むしろ読者にそのあたりの知識を説明する立場にあった方です。
そのレヴィントンさんは、マイクのコンサルテーションを受け、またヴィッキーさんの著書『奇跡のカラーヒーリング』を読んで、これこそは古代インドに由来するこの知識をさらに詳細に叙述するものだと理解なさったようです。
それにはやはり、自分の身体を通じてオーラソーマのバランスボトルの効果を如実に体験したことが大きかったでしょうね。
そんなことがあって、オーラソーマシステムでの「チャクラ」や「オーラ」についての観点に対するレヴィントンさんの理解はとても好意的です。
ここで、レヴィントンさんはそれまでの自分の知見を前提しながらも、できるだけオーラソーマの理解にそって“オーラの地図”を再構成しようとしています。
その作業のなかで、自分の理解そのものを高めていこうとしたのでしょうね。
         ——————————————————————– オーラの地図
ヴィキー・ウォールもマイクブースも、透視(内なる視力)の能力があり、そのような繊細な能力のあるセラピストが行えば、オーラソーマはかなり正確に人間のオーラの地図を描くことができる。
マイクの主張によれば、彼等の研究の成果は、古代のインドのヴェーダのモデルとも一致するものであり、それは、人間は宇宙の波長の一部であり、自然の中に存在するあらゆる生命の形態を含むものであるということである。
「すべてのものは電磁気のスペクトルとしてあらわすことのできる特定の波長の光だと言えます」、とブースは説明する。
このことはちょうど、デリケートな光でできた卵の殻のように、ぴったりと肉体の形にそっていく層にもとりまいている微妙な身体についてもあてはまります。
オーラの領域の第一の層は電磁気体というもので、皮膚の非常に近い外側に放射している電気的な光環(コロナ)で、キルリアン写真のような現代の技術でも測定されている。
次の層はエーテル体であり、ポジティヴとネガティヴの二元的な感情の世界を含みながら、肉体を維持している生命力を形成している領域である。 人間の電磁気の外殻の中で最も微妙な層であるアストラル体は「私たちすべてのなかにあって統合された領域であり、高次のドリーム身体、高次の感情やその人のインスピレーションと関係しています」とブースは言う。
これらの三層の光の膜はオーラとチャクラを含んでいる。 背骨にそって縦に配列されている、七つの活気に満ちたエネルギーセンターであるチャクラについては、それ自身で複雑なサイキックな地図作成の科学なのです、とブースは言及した。 最近は誰もがチャクラについて話している、だがそれらについて正確なことが言えるのだろうか?  古代のヴェーダの原典が説明しているように、チャクラ、あるいは回転している色の輪と言ってもいいが、それらは身体の中の特定の色の領域を活性化している小さなパワーセンターのようなものだと言える。
古代のヴェーダでは人間の身体のさまざまな領域は特定の波長と関連しているとして、その位置を確定していました。 例えば、仙骨はレッド、胃はイエロー、喉はブルー、ハートはグリーン、第三 の目はインディゴというふうに。 彼らはこれらの色の領域をチャクラと呼んでいました。 すなわち、それは特定の身体の領域の中に、ある波動、回転する輪、特定の波長すなわち色のついた光があるということを意味しています」
オーラソーマは、各個人のチャクラを中心とする色の暗号による人間の解剖学である古典的なヴェーダのモデルをさらに発展させている。 ウォールは、人間の身体は、レッドからヴァイオレットまでの色が足の爪先から頭まで、その境界が相互に入りくみながらもそれぞれ固有の色の帯で包まれている、という考えを基本的原理としている。 チャクラセンターの渦巻きだけではなく、身体全体の部分が特定の色の波長で振動している
レッドは、人体のなかで、もっともゆっくりした波動の領域で、通常基底チャクラと関連し、足から仙骨までの身体を包んでいるとウォールは言う。 「背骨の基底部にクンダリーニの最も根本的な創造的エネルギーがあります。 それは自己実現の可能性を秘めているとともに、ふだん私たちの自己実現の妨げとなっている物質的生存に関する習慣的な恐怖をも意味します」
グリーンは、スペクトルのまんなかに位置する調和の色であり、胸骨から鎖骨までの胸の上部を帯状にとりまいている色である。(p14-15)

                 『リビング・エナジー』Vol.1(p14) ——————————————————————–
なるほど……。
「チャクラセンターの渦巻きだけではなく、身体全体の部分が特定の色の波長で振動している」……と考えたから、あのオーラソーマの層状のチャクラ図があるんですね。 http://aura-soma.co.jp/intro/subtleanatomy.html
まあ、境界が相互に入りくんだ様子を詳細に図示することなどできないわけですし……。
pari 記
     
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