バランスライフ

「バランスライフ」 自分らしい生き方・働き方をみつけるしつもん マツダミヒロ 著
バランスライフ
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4862803962/oshoartunity-22/ref=nosim
マツダミヒロさんご自身がこの本を紹介しているYouTubeがあります。

このYouTubeでマツダさんが話しておられることをひとことで言うと、
「バランスは取らなくていい  自分なりのバランスが取れていればいいんだ」
ということです
この本は、マツダさんが質問家として自分の人生を再出発されたときの経験を話されているので、ある意味、「質問家」マツダミヒロが誕生する原点のことが書かれています。
と同時に、おそらく同じような状況の人たちが、この世の中には多くいて、その人たちに向けられた言葉でもあります。
私の好きなスティーブ・ジョブズの言葉に、
「Macはものすごく売れるだろうが、  誰かのためにつくったんじゃない。  僕らのためにつくったんだ」
という言葉があります。
この本も、ある意味、ミヒロさんが自分のために書いたんだ、ともいえそうです。
つまり、「失敗したあのときの自分がこの本を知っていれば、あんなつらい失敗をしなくても済んだのに」という、そういう過去の自分に向けた本ではないかと思いました。
だから、同じようにつらい人生を送っている人たちに読んでほしいという思いがあるのかもしれません。
「本当にやりたいことができていますか?」
この本からひとつ「しつもん」を抜きだすとすれば、この質問になるかなと思います。
そもそもバランスライフって何なのか?
「バランスライフとは、自分の人生がどんな要素(仕事、家庭など)で構成されているかを知り、自分の理想の比率で人生を過ごすことです」
というふうにミヒロさんは定義されています。
それはある意味、ミヒロさんのつらい失敗の反省からの定義です。
つまり、大学を卒業し、22歳で後輩と一緒にインターネット関係の会社を立ち上げて起業して、仕事一筋の人生を生きてきたのに、その自分の作った会社をクビになってしまった。
まさに自分が創業したアップルをクビになったスティーブ・ジョブズみたいです。
そのときミヒロさんは自分の人生を振り返って思います。
「何かひとつを失ったら、すべてを失うという今回のようなことは、もう二度と繰り返したくない」
実際成功している人たちを見ていると、仕事だけではない、人生も家庭もエンジョイして遊び上手な人だ、ということに気づきます。
しかし、そこでミヒロさんは困りました。
それまで仕事ばかりに時間を費やしてきたので、これからどう行動を起こしていいのか、具体的なことは何も思いつかない、という状態だったのです。
それまでの生活で得ていたものは「仕事での達成感とお金」
そして、犠牲にしていたものは、それ以外の全部。
友人と遊びに行ったり、旅行に行ったり、自分を高める学びの機会。 起きている時間の90%以上を、仕事に費やしていた生活。
以前、あるいは、今もでしょうけど、そういう猛烈な会社人生を送って、定年退職後に粗大ごみ扱いされるということがよくありましたが(今もかもしれませんが)、そういう人生です。
そのことに29歳で気づけたのは、ある意味ミヒロさんはラッキーだったとも言えます。
だからこそ、今のミヒロさんの人生があるのですから。
スティーブ・ジョブズも「アップルを追われたことは、私にとって最良の出来事でした」と、スタンフォード大学卒業式の式辞のなかで語っていますが、ミヒロさんにとっても同じでしょう。
そこでミヒロさんがしたことは「これまでしてこなかった仕事以外のことをやってみよう」と思い、何年間もできなかった「休む」「リラックスする」ということにトライしたのでした。
近くにある温泉に行って、ゆっくりのっびりして「自分反省会」をして気づいたこと。
「仕事も家庭も学びも遊びもできている人は、クビになったとしても、何もなくなることがない。 それは他にも大切にしていることがあるからだ。 それは人生のバランスが取れているからだ」
そこで次にミヒロさんがやりたいと思ったのは「学ぶこと」
そこで「自分は、本当は何をやりたいんだろう?」と自分に問いかけてわかったこと。
経営者時代、大学の後輩たちが相談しに来ていたときに、彼らの話をじっくり聞いて「でも、それって本当にやりたいことなの?」と質問する。
すると、後輩たちが毎回やる気に満ちて帰っていく。
そういう経験から「人のやる気を引き出す仕事ができたらいいな」と思うようになります。
そして講演会などに通って学ぶうちにそれが「ビジネスコーチング」にあたることに気づいたのです。
「バランスの取れた人生を送りたい」
「自分らしい人生を送りたい」
「これまでしたことのないことはなんだろう?」
「本当にやりたいことはなんだろう?」

その結果、ミヒロさんは本当にやりたいことを見つけることができました。
そして質問家、マツダミヒロが誕生したのです。
「的確な質問さえすれば、必要な答えが必要な時にやってくる」
もうひとつ、この本から紹介するとすると、「恐れの選択をやめ、愛の選択をする」です。
「恐れの選択とは、『しなければいけない』と思いながら選択すること。
でも、『やらなければいけない』という思いで自分に無理をさせていたら、人生のバランスは取れません。
力を抜いて、自分らしい状態でする他の人への配慮が、本当の意味で相手のためになるのです。
できるだけ愛の選択をし、心からやりたいことをすることが、バランスの取れた人生を送ることにつながります」

そんなヒロミさんは現在地中海クルーズ中。
「1週間クルージングし、船を乗り換えて、別の船でまたクルージングの旅に 出ています」
とのこと。
そんなことしながらこういう企画を立ち上げて、どのようにして今のバランスライフを手に入れたのかというコツを無料動画セミナーで披露してくれるのだそうです。
実際には、今のミヒロさんの生活を可能にしているコピーライティングのコツを教えてくれるとのことです。
『売らなくても自然と売れるたった1つの方法』 http://shitsumon.jp/shizentoureru/3himitsufreea/
興味のある方は見てみてください。
尚 記
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