色彩の言語――オリーブグリーン

オーラソーマでのオリーブグリーンの一般的な意味合いについては、 http://aura-soma.co.jp/intro/color_language/olivegreen.html をご覧ください。
これまで連載してきた「色彩の言語」ですが、今回はオリーヴグリーンということで、だんだん終盤にさしかかってきました。 これまでの色の言語をざっとおさらいしておきましょう。
カラーローズというのは、ゲーテの色彩論をベースにしている色の組み合わせを図に表したのものです。 http://aura-soma.co.jp/aura/colour_rose.htm
$オーラソーマ 総合情報サイト ブログ-カラーローズ
ブルー、イエロー、レッドの3つの原色と、それぞれお原色の二つを同じ分量だけで混ぜ合わせた第2の色、つまり、ブルーとイエローの中間のグリーン、イエローとレッドの中間にあるオレンジ、そしてレッドとブルーの中間にあるヴァイオレット。
そして次に原色と第2の色を組みあわせた第3の色というのがあり、原色ブルーと第2の色のグリーンを混ぜた第3の色のターコイズ。そしてイエローとグリーンを混ぜた第3の色のオリーブグリーン、ということになります。
オーラソーマのイクイリブリアムボトルは現在全部で109本あるのですが、実はこれらのカラーローズにある13色(クリヤーを含む)についての色の意味がわかれば、109本についての意味を全部覚えなくても基本的な意味はわかるようになります。
もっと簡単に言えば、3つの原色について深い理解があれば、あとの色は全部これらの色の組み合わせなので、他の色についてもある程度の意味が類推できることになります。
そしてこの3つの原色については誰にでもわかっていることでもあります。
幼稚園の子どもに絵を描かせると、ブルーの青い空に、黄色い太陽を書いて、赤い大地を書きますね。
それと同じで、青い空の「大いなる意識」を表すブルー。 そして、そこに黄色い太陽となる「自我の目覚」めを表すイエロー、そしてそれらが大地に根ざし、この「物質」世界に実現していくことを表すレッド。
チャクラでいうと、ブルーはのどの第五のチャクラ、イエローは太陽神経叢の第三のチャクラ、そしてレッドは性器のあたりのの第一のチャクラ、となります。
あとはそれらの色を深めて組み合わせていけばよいのです。
オリーブグリーンはイエローとグリーンの中間にあり、多くのイエローと少しのブルーを含んでいます。
オリーブグリーンのオーラソーマのキーワードに、「フェミニンリーダーシップ」という言葉があります。
それはどういう意味でしょう? 女性のリーダーシップ。
それはイエローとグリーンの意味から考えていくことができます。
男性のリーダーシップというのはイエローです。 「我の意志」。
「ゴーイングマイウエイ」。 フランクシナトラの歌の題名です。
誰がなんと言おうとも、強引にでも、我が道を行く、イエローのエゴ、競争、パワーの世界です。俺が偉いんだっていうわけで、他を支配し、コントロールしていくようなリーダーシップです。
オリーブグリーンのリーダーシップは、色の配合に応じて考えると、ブルーの「大いなる存在の意志」を少し含み、グリーンの強調と調和のスペースからのリーダーシップを意味することになります。
要するに、チームワークのなかで、それぞれの個性を生かしていくスペースを持ちながら、チームの方向性を生かしつつリードしていくというリーダーシップですね。
このオリーブグリーンについてはエンパワメントということがそのエッセンスのひとつとしてあります。
エンパワメントというのはとても訳しにくい言葉ですが、その人の価値を見いだすこと、その人自身に権限をもたらす、というような意味でしょう。
その反面、チャレンジとして、自分の価値を見いだすのが困難、ということも意味します。
どうしてそういう意味が出てくるかは各自で考えてくださいね。
尚 記
     
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