シルバー/グリーン

   『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』より
           ヴィッキー・ウォール

        
「グリーン」というのはハートチャクラの色ですね。

ハートチャクラは第4チャクラ、7つのチャクラのなかの中央のチャクラです。

下から数えても上から数えても4番目のチャクラ。

下位のチャクラと上位のチャクラのすべてを包含できるキャパシティを持ったチャクラと言われます。

すべてを受け入れられるスペース、受容の空間なのです。

そしてそのスペースを通して、あらゆる角度から見る能力でもあります。

自分がどこにいるかを知り、そこからすべてを見渡そうとする探究心をも表しているようです。

そのため、「グリーン」は識別力や決断、また健全な判断力を代表する色とも言われるわけです。

そして、ひと目で分かるイエローブルーの中間に位置する色。

私たちの意志(イエロー)神の意志(ブルー)の間の橋なのです。

こうしてみると、人生のバランスを取るには、まず何よりも中心となる中枢のようですね。

最初の好奇心(イエロー)から人生に乗り出すには、この「グリーン」に代表される能力が充分に発達していなければならないでしょう。

ヴィッキーさんはこの「チャイルドセット」の3番めに現れる「B13 新しい時代の変化」(シルバー/グリーンをどんなふうに解説しているのでしょう。

 

https://artbeing.com/aura-soma/equi/B013.html

では、この「シルバー/グリーンについて、ヴィッキーさんが語っていることをご覧ください。

        
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シルバー/グリーン

あなたの手を取らせてください
優しい触れ合いが
スペースをつくるから
人は出会うのです
愛の甘い抱擁のなかで
そしてあなたは休むでしょう
優しい緑の上で
ドナ・ホルフォード

子どもがありとあらゆるものに触れ、手を伸ばし、探険することによって自分のスペースを見つけようとする時期があることに、たいていのお母さんはお気づきでしょう。


それは「恐るべき二歳児」として知られている時期であり、両親や祖父母は家の真っ只中に現れた小さな破壊部隊に脅威を感じ、その小さな指の届かない場所にあらゆる貴重品を避難させる時期なのです。

シルバーの部分がその子に霊的な位置を見出す助けをする一方(この人格形成の時期に、自分がやってきた霊的な場所としっかりつながっておく必要があるからです)、グリーンは子ども
が自分自身を知り、この世での自分の位置を知る助けをし、霊的なものと関わるための内なる知識を与えてくれます

グリーンは決断を助け、思考に明晰さを与えます。
「決心」のとき、人生の岐路に立っているときに、とても関係がある色です。
私たちの人生には、これから誰とどこへ行くのかを知り、理由はさておき、信念をもって前進しなくてはならない段階があるものです。


グリーンはスペースを与えるチャクラの色として知られていますが、これはつまり、私たちが自分の考えや態度や姿勢にくつろぐための信頼を与える助けをし、それがシルバーと一体となることで、周囲とのより大きな調和へと導く拡大された意識が体験されることになるのです。

 

より低次元の考え方において、グリーンは物質的な利益を生じさせるといわれますが、より高いレベルで言えば、もしスペースも場所も正しければ、正しい決定が可能となり、すべては自然に流れるようになるでしょう。

母なる大地や生きものたちと深い関係を持つ森の住人や動物を愛する人、そして動物のヒーラーたちはすべて、グリーンをとても必要としています。
森のなかには生命に満ちた生命があり、その神秘は観る目と聴く耳を持った人にのみ証されるのです。
普通の人々とは異なる目を持つ見者も、グリーンと関係があります。

このオイルは閉所恐怖症を和らげ、自閉傾向のある人や、9時から5時までの勤め人など、決まり切った仕事や閉ざされたスペースに縛られ、身動きができないと感じている人によっても選ばれることがあります。
優柔不断の人は、グリーンが入っているあらゆる組合せから多大な恩恵を得るでしょう。
このシルバー/グリーンのオイルは他のハートチャクラのボトルと置き換えたり、併せて使うこともできます。


      『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p221-223)
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【子どもがありとあらゆるものに触れ、手を伸ばし、探険することによって自分のスペースを見つけようとする時期】

【シルバーの部分がその子に霊的な位置を見出す助けをする一方・・・、グリーンは子どもが自分自身を知り、この世での自分の位置を知る助けをし、霊的なものと関わるための内なる知識を与えてくれます】

こういうところを通って、私たちは人生というゲームに入ってくるのですね。

pari 記

 

 





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