ローズピンク/ピンク
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』より
ヴィッキー・ウォール
今回ヴィッキーさんが解説してくださるのは「B023 愛と光」と呼ばれるローズピンク/ピンクのボトルです。
いかにも優しさが感じられるボトルの姿ですね。
上層のローズピンクが、思いなしか痛々しいほどの優しさを感じさせるのに比べて、下層のピンクにはなにか凛とした無条件の愛の優しさが感じられるのは、気のせいなのかもしれませんね。(^^;)
無条件の愛って、どういう感情なんでしょう?
あなたは、自分は無条件の愛を感じたことがあると思いますか?
いやいや、とてもとても、自分はこれまで無条件の愛なんて感じたことはない、と思いますか?(^_-)
でも、ほんとうは、誰だって、無条件の愛を感じたことがあるんじゃないでしょうかね。
“無条件の愛”って、人が自分に対して持つ感情なんじゃないでしょうか。
だから、もし現象世界の誰もが自分であることが自明だったら、誰だって森羅万象すべててに対して、無条件の愛を感じるのではないでしょうか。
でも、わたしたちは身体の誕生以来、この身体だけが自分で、その自分はまわりの環境から分離されているという幻想を学びます。
それ以降、自分はまわりの環境から切り離され、なかでも“自分”によく似た“他人”とは別の存在なんだということを教わります。
それから、すべてがややこしくなって、そして人生というドラマがはじまるのかもしれませんね。
すると、いつの間にか、“無条件の愛”なんて、とても自分には手の届かない高嶺の花だと思われるようになるのではないでしょうか。
では、ヴィッキーさんにこの「ローズピンク/ピンク」のエネルギーを読み解いていただきましょう。
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ローズピンク/ピンク
不妊や離婚、死別や病気、失業など、人生に起こるつらい状況は、憎しみや嫌悪、苦しみといったあらゆる否定的な感情となって積もりに積もり、問題自体を解決することなく、魂に傷を残していきます。
そんなとき、自尊心や自信は消え失せ、どんなに的外れであろうと、罪の意識といった感情が忍び寄り、状況を染め上げ、打ちのめされた心の中に、絶えずこんな声が響くようになるのです。
「こうすべきだったのかしら、ああできたのかしら」
そんなとき、このローズピンクの中にくつろぎ、決してあなたから離れることのない、神聖な無条件の愛をもう一度感じてください。
そして、その下にあるピンクの優しさ柔らかさに全身を浸し、本当の自分と自分の真の運命を探してみてください。
あなたの内に、復活へと至る十字架のはりつけ、大きな目的を持った壮大な人生のはじまりがあるのを、知ってください。
肝心なことは、もう一度自分を愛することを学ぶこと、罪悪感といったたぐいの思いをすべて捨てること、そして状況を上から眺め、体と心と魂を引き上げることなのです。
今こそ、魂の鋼の剣が鍛えられるとき。自分の真の場所を見出すため、グリーンとともに使うのもいいでしょう。
過去へと引き戻されるのではなく、前進する決意をしてください。
未来に目を向け、実現されるべき約束へと向かってください。
ピンクは攻撃性を和らげる色なので、このボトルには、二つの効果があります。
外からの、また内からの攻撃性を和らげるのです。
ですから、このオイルが感情的な問題を抱えている人、精神病の傾向のある人にもよいということは、容易にうなずけるでしょう。
また、てんかんの人の助けにもなります。
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p195-196)
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【肝心なことは、もう一度自分を愛することを学ぶこと、罪悪感といったたぐいの思いをすべて捨てること】
【そして状況を上から眺め、体と心と魂を引き上げることなのです】
身体と自己同化する前の状態を思い出すことなのかもしれませんね。
pari 記