今回のボトルは、サナトクマラ&レディヴィーナスクマラ。
http://artbeing.com/aura-soma/equi/B061.html
サナトクマラ&レディヴィーナスクマラについては、以前にも記事にしたことがあります。
http://aura-soma.co.jp/newsletter/backnumber/dtl_52.html
そこに書かれているように、オーラソーマでは、サナトクマラとレディヴィーナスクマラは男性性と女性性の本質、父性と母性の本質を表すもので、この世界へのすべての光線に対する責任を持っているので、すべてのマスターの光線を代表するとされています。
これは、クイントエッセンスを選ぶときに、指針となるメッセージで、ボトルを選んだときなどに、どのクイントエッセンスを選べばよいのかわからないときは、このサナトクマラを選ぶことがすすめられています。
http://artbeing.com/aura-soma/quint/Q12.html
つまり、万能のクイントエッセンスです。
「男性性と女性性の本質」を表すので、すべてのマスターの両親でもあるわけですね。
サナトクマラは、すべての人類の進化を助けた存在でもあるようで、そういう意味では、すべての人類の両親でもあるということになります。
このボトルは、レディポルシャのボトルと、上下が入れ替わっています。
http://artbeing.com/aura-soma/equi/B059.html
ペールピンクが女性原理の慈愛、ペールイエローが男性原理の明晰なる知性を表しているのでしょうか。
アファメーションは「人生の困難を通して、私は成長します」
どんな困難も克服できない困難はなく、そのチャレンジを通して成長していく機会が与えられたと思えば、がんばれますね。
そのときに必要なのが、無条件に、あるがままを見て、受け容れることのできる慈愛のエネルギーと、ものごとをあるがままに、明晰に見ることのできる知性です。
困難に出会い、チャレンジするとき、そんなふうに自分は宇宙から愛され、克服できるパワーが与えられていることを信頼することが大切です。
ヴィッキーさんのキーワードは、神聖なマインドの愛すべき目的。
ペールイエローが神聖なマインドを表し、愛すべき目的がペールピンクで表されているのでしょう。
このボトルの生命の木に対応するタロットカードは「スウォードの4(Four of Sword)」です。
http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-B061.html
このふたりの人物は、ヒンドゥー教からのイメージです。
インドに行くと、あちこちに、このような姿の神様のポスターが貼られています。
腰に、それぞれ1本の剣をさし、手には儀式に使う変わった形の剣を持っています。
合計4本の剣で「スウォードの4」を表しています。
オーラソーマタロットのタロットシンボルブックによると、次のように説明されています。
“ふたりは惑星の彼方に立って、魂たちを最後の闇への飛躍を通り抜けて、光に到達するように導いている。
ふたつの世界の間の架け橋。
太陽と月と銀河が、彼らの背後で旋回しながら、その絶頂で創造の中心のように見える、巨大なピンクの蓮の花となっている。
魂たちは中央の地球から、このカップルが形成する蓮の中心へと導く通路を通り抜けて上昇し、蓮の境界線上に12個の星が輝いている。
水中に太陽と月が映しだされているように、サナトとレディビーナスも創造の男性的側面と女性的側面が反映している”
読んでもよくわからないのですが、どうしてこのようなイメージがこのタロットに描かれているのかというと、おそらくは、このサナトクマラ&レディヴィーナスクマラのイメージに由来しているのでしょう。
このイメージの由来を探ろうと、インターネットでいろいろと検索をしたのですが、実際のところよくわかりません。
ウィキペディアなどによると、サナット・クマラというのは神智学のブラヴァツキーやアリス・ベイリーなどの著作に書かれてあるようですが、1850万年前に金星からやってきたとされていたり、サナト・クマーラとはサンスクリット語で「永遠の若者」を意味するそうで、『ラーマーヤナ』やジャイナ教の教典などでも、彼の名やエピソードが語られているようです。
サナトクマラは、地球と宇宙の橋渡し役として存在し、私たちが宇宙からの知識を自分の肉体と精神に取り入れ、現世を生きる智慧を活用できるようサポートしてくれているという考え方があるようで、そういうイメージが描かれているようにも思われます。
ヒーリング技法のレイキで有名な、「臼井霊気」の創始者である臼井甕男氏は、鞍馬山で宇宙霊気を体得したとのことで、サナトクマラが伝授したという説があるのだそうです。
その鞍馬山は、戦後神智学に影響を受けた住職・信楽香雲によって天台宗から新宗教である鞍馬弘教が開宗され、現在では独立して鞍馬弘教総本山となっています。
星や月や太陽が配置された、宇宙的なタロットのイメージを見て、鞍馬弘教立教後の寺の説明を読むと、なんとなくサナトクマラのイメージがわかるような気がします。
そこには、次のように書かれています。
“鞍馬寺本殿金堂(本堂)の本尊は、「尊天」であるとされる。
堂内には中央に毘沙門天、向かって右に千手観世音、左には護法魔王尊が安置され、これらの三身を一体として「尊天」と称している。
「尊天」とは「すべての生命の生かし存在させる宇宙エネルギー」であるとする。
また、毘沙門天を「光」の象徴にして「太陽の精霊」・千手観世音を「愛」の象徴にして「月輪の精霊」・魔王尊を「力」の象徴にして「大地(地球)の霊王」としている。
鞍馬寺とは、どこにでも存在する「尊天」のパワーが特に多い場所にして、そのパワーに包まれるための道場であるとしている。
「尊天」のひとり「護法魔王尊」とは、650万年前(「650年」の間違いではない)、金星から地球に降り立ったもので、その身体は通常の人間とは異なる元素から成り、その年齢は16歳のまま、年をとることのない永遠の存在であるという”
というわけで、通常のスォードの4のカードとは、かなりちがったイメージですが、オーラソーマでのサナトクマラ&レディヴィーナスクマラのイメージのひとつとして眺めてみると、おもしろいかもれません。
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