先日、私は人生の節目を迎えました。
インド占星術の個人チャートで見ると、約7年間過ごした太陽期が2月29日に終わり、3月30日から10年間の月期に移行したのです。
男性的な太陽期から、女性性のエネルギーで、ある月期にシフトするタイミングで、ガーラドリエル・フラミニさん(※以下ガーラさん)の「ウーマンエンパワーメント」というオーラソーマのセッションを受け、さらにその翌日から、月と関係が深いインナーチャイルドに関するワークショップを受講し、人生の変化をスムーズに迎えることができました。
オーラソーマとビーマーライトペンの最初期からのティーチャーであるだけでなく、心理学、数秘術、瞑想や呼吸法など、20年以上にわたる人間の意識開発に関する研究と実践を統合したガーラさんの「ウーマンエンパワーメント」は、4本のオーラソーマのボトルを通して魂の旅のプロセス、そして、女性としての私について深くふれていくものでした。
1本目のボトルはいつもと同じく98番でしたが、このボトルについて今まで知らなかったことが明かされました。
http://artbeing.com/aura-soma/equi/B098.html
98番(大天使サンダルフォン)は、ヴィッキーさんとともに、オーラソーマの最初期を支えたマーガレットさんのボトルとして知られています。
ガーラさんはこのボトルは、マーガレットさんのボトルであると同時に、カヴィーシャさんに捧げるボトルでもあると仰いました。
私はカヴィーシャさんについてはあまり存じ上げないのですが、マーガレットさんとカヴィーシャさんが同じ日に天に召されたこと、そして、その直後に98番ボトルが誕生したことを教えてくれました。
そのような理由から、ガーラさんは98番を“最も大きなスピリチュアルな達成である無条件の愛のボトル”であり“特別なスピリチュアルなヒーリングのボトル”と表現しました。
また、このボトルは私の過去世でもあり、今世のミッションであり、私が陥りやすい男性的パターンである“なにかを達成すること”に意識を向けることから、女性的な質である“あるがままに寛ぐこと”にシフトすれば、98番としての私をもっと生きていくことができるという気づきを与えてくれました。
私にとって“あるがままに寛ぐこと”へのカギは“チャイルドの繊細さや感受性にイニシアチブを取らせること”とガーラさんに言われました。
確かに2008年にオーラソーマティーチャーとして独立した時点では、もっと自分自身の繊細さや感受性に戻っていこうとする気持ちが強かったのに、太陽期に入った2011年くらいから目標達成型の男性的エネルギーが強まっていたなと気づけたのです。
インナーチャイルドは占星術では月と関連づけられており、人生の基盤に大きな影響を与えていると言われています。
インド占星術の月期にシフトする私は、ふたたびチャイルドの繊細さや感受性へと戻るチャンスを与えられました。
そして、このセッションの翌日から受講したインナーチャイルドのワークショップは、とても大きなサポートとなりました。
ガーラさんの「インナーチャイルドワークショップ」は、心理学的アプローチとブレスワーク(呼吸法)とビーマーライトペン(オーラソーマから生まれたカラーライトヒーリング)をミックスした非常に深い内容と聞いていましたが、それは想像以上の体験で、生きていることそのものの理解につながるものでした。
3日間通してインナーチャイルドの心の叫びや欲求、抑圧していたり、置き去りにされていたもの、表層意識から消していた両親への思い、ほんとうは言いたかったけど言えなかったこと・・・。
チャイルドの寂しさ、哀しさ、分離感、怒りなど、いろいろなものが解放されていきました。
また、ネガティブなことだけでなく、チャイルドの活力、本来の生命力、自由さ、創造性、笑い・・・私たちのなかに在る、生き生きとしたチャイルドの力も復活してきました。
日常ではありえない、人前での号泣や笑いやダイナミックな動きを通して、日を追うごとに参加者のエネルギーが活性し、子どものように表情が変わっていくのがわかりました。
しかし、私にとって最も深いレベルに触れたのは、最終日の1時間にも及ぶブレスワークとビーマーライトペンを組み合わせたグループセッションでした。
20番(スターチャイルド)の光をオーラで受け取り、非常に深い呼吸法を続けていくうちに、私はマザーガイアと一体となっていったのです。
http://artbeing.com/aura-soma/equi/B020.html
そして、マザーガイアと一体化した私を通っていく呼吸は「神」そのものなのだと感じました。
呼吸を「神」として体感していくうちに、最初の呼吸とともに、私としての人生がはじまり、最後の呼吸とともに人生を終えていく。
「神」である呼吸が心臓を動かし、私という生命体を維持しながらあらゆる体験をさせてもらえる時間が人生なのだ、という思いが湧いていきました。
さらに呼吸が深まっていくうちに、私たち一人ひとりは呼吸=神とともに生きており、呼吸によって人生の旅を続ける私という存在をこの世に与えてくれたのは両親なのだという気づきがやってきたのです。
呼吸、神、両親、すべてがブルーのテーマであり、人間を超越した最も神聖なる色、それがブルーです。
また別の見方では感情とブルーは関連しています。
(※B50エルモリヤ・ペールブルー/ペールブルーは、生命の木では水(感情)の世界に属するただ一本のマスターボトルです)
http://artbeing.com/aura-soma/equi/B050.html
もし、感情を持っていなければ、チャイルドは傷つくこともありません。
私たちは、両親との間で体験していくすべての感情、ときに愛とは思えないものを通して、両親とより深いつながりを持つのです。
両親とのつながりは、愛という言葉や感情や概念も超えた「最も深い愛の絆」なのだと、深い呼吸を繰り返しながら気づいていきました。
思えば、私たちの人生の最初の呼吸は母親が見守っており、両親の最後の呼吸は、多くの場合、子どもが見守ります。
大いなる意思(神)は、子どもの最初の呼吸とともに親との関係を与え、そして移行していく最後の呼吸ともに、この世での親子関係を解放します。
やがて1時間にわたるブレスワークとビーマーライトペンの20番(スターチャイルド)の光を浴びるグループセッションが終了し、床に身を横たえ、しばらく休みました。
意識的な呼吸から解放され、自然な呼吸が戻ってくるプロセスを経験しながら、私は身体の温かさを感じていました。
大切な人が移行していくとき、この温かさは最後に家族が受け取るギフトです。
呼吸が去り、心臓の鼓動が停止した肉体に、残り火のようにしばらくのあいだ、最後のお別れの時間に残されている温かさは、私たち人間の本質を表わしているのかもしれません。
生命体として、子どもが母の胎内で9ヶ月間体感しつづけているのは、愛、温かさ、やわらかさ、つまり「ピンクのエネルギー」です。
そして人生の最後も、またピンクの温かさを人に与えて終えていく。
私たちはみな愛以外のなにものでもなく、愛の存在であるゆえに愛に見えない愛の体験に傷つきながらも、一生かけて愛を学んでいくのでしょう。
母の胎内で9ヶ月もの間「ピンクのエネルギー」のなかにいた私たちは、外の世界に生みだされ、母と分離した直後に、自ら生を維持するための呼吸がはじまりますが、呼吸は「ブルーのエネルギー」です。
外界での最初の呼吸が子どもに訪れた瞬間に、親子は親と子という最も深い絆を持ちながら異なる人間であるという、この世で唯一の関係を持つのです。
20番(スターチャイルド)のボトルの色は、この2色(ブルー/ピンク)です。
このように、生と死と呼吸と親子の関係は密接に関連しているので、ブレスワークが重要な位置付にあるガーラさんの「インナーチャイルドヒーリングワークショップ」は、深いレベルでの解放と癒し、深い理解への到達を可能にするのでしょう。
そして、この講座の翌日から、私自身の「クリスタルマスターコース パート1」がはじまり、意識的にチャイルドにイニシアチブを取らせてコースを進めていきました。
そこで、あらためて私のインナーチャイルドはクリスタルが大好きなのだと実感。
また、オーラソーマをはじめたころに感じていた“やっと私に戻れた”という思いが、ふたたびやってきました。
もう一度、チャイルドの感性にイニシアチブを与え、チャイルドの目で世界を見ることは、私たちの人生に魔法を思いださせてくれます。
ヴィヴィッドな人生を取り戻すカギは、あなたの内なるインナーチャイルドのへの気づきにあるかもしれませんね。
◆ガーラドリエル・フラミニ先生の講座・セッションのお問合せ先
ガーラドリエル・フラミニ&ドクターロバート・ハシンガーにより20年以上の実践で構築されたビーマーライトぺンの著書『LUCE E COLORE』 3月にイタリアで発売(日本語版も予定されています)
F&W JAPAN株式会社
◆ルミエーラ叶朋佳(ともか) プロフィール
オーラソーマ(R)と女神のヒーリングスクール
東京メトロ外苑前 Love&Lightラボラトリ代表
英国オーラソーマ社認定ティーチャー
クリスタルマスタートレイナー
ビーマーライトペンティーチャー
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ビーマーライトペンベーシック レベル1
日程 2017年4月23日(日)、
29日(祝土)~30日(日)全3日間
※初日4月21日(金)、28日(金)への振替えも可。
※ご希望日程でも開催可(3日間)
会場 渋谷区 Love&Lightラボラトリ
その他のコースは、こちらをご覧ください。
http://www.megamiaura.com/