シュリーラ恵弓さんの『私を解放する・瞑想ダンスアート with オーラソーマ』:美と癒しの楽園 by オーラソーマ Vol.26

昨日、シュリーラ恵弓さんによる、オーラソーマのエッセンスが美しく融合された、瞑想的なアートセラピーを体験する機会を得ました。
一日を通してクリエイティビティを目覚めさせ、絵を描いていくうちに、内側の余計なものが解放され、今まで気づかずにいた内なる美やギフトの発見もありました。
ワークショップの余韻が残る今日も、心身ともに深くリラックスし、とてもゆったりとした気持ちが続いています。
体験談に入る前に、このアートセラピーについて、ファシリテーターのシュリーラさんから簡単に説明をしていただきますね。
“私が提供している「私を解放する・瞑想ダンスアート with オーラソーマ」は、OSHOからアートグループを託されたミーラが主宰する、3週間のOSHOアートセラピストトレーニングで体験した 「Meera Art Therapy」をベースに、OSHOアクティブ瞑想、さまざまなアートワーク、ダンスワークを自己解放のために効果的に組み合わせたワークショップです。
瞑想とアート、ダンス、オーラソーマなど気づきのツールを使い、自分を愛し、理解し、とらわれているものから自由になっていくプロセスを、強力にサポートします”

ワークショップは「ノーマインドペインティング」でスタートしました。
これは湧いてくるさまざまな思考を筆先で解放しつづけていく「ジベリッシュ瞑想」のアート版です。
画用紙いっぱいに、私の内部に溜まった赤や緑や、茶色やインディゴで表された負の思考が充満し、描き終ったあと二度と見たくない(笑)と思うほどの重いエネルギーの絵になりました。
おもしろかったのは、たとえば思い浮かべた出来事に、罪悪感や嫌悪感を持っていたとすると、筆を動かしつづけていくうちに、それらの重い感情の、さらに奥にある空間に行きつくことです。
罪悪感や嫌悪感というのは根深いようでいて、意外と浅いところにあるのかもしれないなあと、筆で内面を手放していきながら自己観察をしていました。
じゅうぶん内面が解放されたあとに、4本のオーラソーマボトルを選び、さらにそのなかから一日を通してワークする1本を選びます。
私が選んだのは「98番 大天使サンダルフォン」

B098 The Archangel Sandalphon

http://aura-soma.co.jp/products/equi/B098.html
次のワークではボトルを感じ、ボトルのエネルギーそのものを何枚も描いていきます。
1枚、2枚と描きすすめていくと、綺麗に描こうとか、こんなふうに描こうといった意図が消え、ボトルに描かされている感じになり“意味不明”だけど、おもしろい絵になっていくのが不思議です。
ウォーミングアップのようにボトルを数枚描いたあとは、心地よい音楽のなかで、ゆっくりと体を動かし、シュリーラさんの誘導に身を任せ、液体のなかに溶け込んでいく瞑想を体験していきました。
ボトル越しに見える世界は、あまりに美しく心が安らぎ、うっとりと癒されて、ずっとボトル越しに世界を見ていたいと思うほどです。

瞑想ダンスアート with オーラソーマ1

やがて、液体のなかに自分自身が溶けこんでいきます。
皮膚、肉体、やがて骨までもが、イクイリブリアムの液体のなかに溶けていきます。
まるでクラゲになったように身体がやわらかくゆらぎ、最後の最後の骨までもが溶けこんでいったとき、中心にある光が見えました。
それは、淡いピンキッシュゴールドの光です。
オーラソーマのボトルで言えば、やはり98番の下層のコーラルにいちばん近い色です。
やさしくて繊細な光の球体が、まるで不思議な生命体のように、呼吸しながら発光しているのが見えました。
身も心もボトルのなかに溶けこんだ瞑想のあとに、女性性と男性性のペインティングをしました。
身体の左半身を使い、左目で見て、左手で描く女性性のペインティングと、その反対に右半身を使う男性性のペインティングです。
このワークで、とても不思議な体験があったのです。
女性性のペインティング中に、筆でなく左手の指で絵具を取って、画用紙に塗りはじめたら、女性の顔が現れてきたのです。
シュリーラさんのアドバイスにより、絵に現れた女性が、どうしたいかを聞いて、残りの部分は色を加えていきました。
やがてライラック色の繭のなかの、コーラル色の温かい液体のなかで眠る女神のような存在がいる絵ができていました。
この絵を描き終えたときに、私の内側のものが、ありのまま表現されていると心から思え、なんともいえない満ち足りた気持ちになりました。
次に、右目と右手を使う男性性のペインティングをしましたが、利き手ということもあり、スピーディーに筆が進み、あっという間に、ピラミッドと星が描かれた、はっきりとした絵が完成しました。

瞑想ダンスアート with オーラソーマ2

この二つの違いは明確で、女性性を使っているときには「決断」という感覚はいっさいなく、手が動くままに曲線が描かれ、偶発的に現れるものを楽しんで、絵と戯れながら描いている自分がいました。
男性性を使っているときは、即座の決断による直線が描かれ、方向性を決めるための直感を使い、スピーディーに筆を進めている自分がいました。
直感にも、男性的直感と女性的直感があるのだと実感できた体験でした。
女性性で描かれた絵から感じたのは、ありのままの私自身の質は「安全な繭のなかで休息し、再生のときを待つ女神」なのだということです。
それは、私が疲れて再生を必要としているということではなく(笑)そもそも私自身の質が「休息と滋養と再生」なのであり、それが私自身にとって、常に必要とするエネルギーで、かつ人に捧げることができる私自身の質そのものなのだということです。
そこで気づいたのは、相反する「前進し達成を目指すエネルギー」、つまり男性性の質を日常で、いかに多く使っていたかということです。
男性性によって描かれた「ピラミ
ッドと星の絵」でもわかるように、アグレッシブな質も私の一部ではあるのですが・・・それだけでは決して満たされることはないのです。
最後に、私の女性性によって描かれた絵に、タイトルを付けることになりました。
そのヒントのためにOSHO禅タロットを一枚引かせてもらったら「Maturity(円熟)」という、とても美しいカードが飛びだしました。
「Cocoon of
Maturity」

瞑想ダンスアート with オーラソーマ4

直感で、絵のタイトルがやってきました。
言葉に出すだけでも、コクーンのなかの安堵感や温かさが感じられる、我ながらすばらしいネーミング。
その一枚の絵と名前が、私自身を深く理解することにつながったのです。
私の深いところにあるなにかによって描かれた、私自身である、この絵とタイトルは、私自身を深く滋養するヒーリングアートであり、一生の宝物です。
そして、この絵が描かれたことによって、私の人生の方向性が変わる予感があります。
世の中、一般の男性的な成功法則に合わない自分をひしひしと感じていたここ数年、私の“成幸”への答えが、この絵にあったのです。
これから、私自身がこの「Cocoon of
Maturity」そのものであることを認め、生きていくことになると思います。
わずか一日のアートワークで、自分らしく開花する鍵である、隠された本質が「具体的な絵」となって開示される、すばらしいワークをシェアしてくださったシュリーラさんに感謝いたします。
そして、アートと瞑想の美しいマリアージュが、多くの人に体験されていくことを願っています。

瞑想ダンスアート with オーラソーマ3

◆シュリーラ恵弓 プロフィール オーラソーマスクール エッセンシア AS I ACT認定オーラソーマティーチャー(T3)/カラーケアコンサルタント 英国オーラソーマアカデミー認定資格講座(レベル1~3/PPS) 按摩マッサージ指圧師(国家資格) OSHOアートセラピストトレーニング修了 C&LPビーマーライトペンプラクティショナー(レベル3)
————————————– 英国オーラソーマアカデミー認定講座 オンゴーイングエデュケーションデイ 「パーミストリー・ビーマーライトペンステップ2コース」 日程 2016年月17日(水)~18日(木)全2日間 会場 東京都世田谷区 エッセンシア
http://www.essencia52.com/
◆ルミエーラ叶朋佳(ともか) プロフィール オーラソーマスクール Love&Lightラボラトリィ(東京メトロ外苑前) AS I ACT認定オーラソーマティーチャー(T3)/カラーケアコンサルタント 英国オーラソーマアカデミー認定資格講座(レベル1~3/PPS) オーラソーマクリスタルマスタートレイナー(P1) ビーマーライトペンティーチャー(レベル1)
————————————– 英国オーラソーマアカデミー認定講座 レベル1 日程 2016年3月9日(火)~14日(日)全6日間 ※新テキスト&新内容/再受講生大歓迎! 会場 渋谷区 Love&Lightラボラトリィ
その他のコースは、こちらをご覧ください。
http://www.megamiaura.com/
       
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