色彩の言語――レッド

オーラソーマでのレッドの一般的な意味合いについては、下記のURLをご覧ください。
http://aura-soma.co.jp/intro/color_language/red.html

今回は、3番目の原色であるレッドです。

大いなる意識(ブルー)は、自己を認識した後(イエロー)この物質の世界、現実の世界のある大地にグラウンディングしていきます。
つまり、意識がグラウンディングしていく姿が、このレッドに表されています。

つまり、大いなる意識(ブルー)が、この人間としての肉体を持って、生きていかなければならなくなったわけで、レッドはこの物質界に生きていくことの問題を象徴しています。
サバイバル(この肉体をもって物質世界に生きていくこと)に関すること、すべてがレッドにあります。

私たちは、どれだけのエネルギーと時間を、このサバイバル、生きていくということに費やしているのでしょうか?

この身体を維持すること、体をケアしたり、食べたり、恋に落ちたり、セックスをしたり、子供を産んで育てたり、服を買ったり、家を建てたり、お金を稼いだり・・・

それ以外のことを何かしていますでしょうか?

それほどレッドは、大切な要素なのです。

大地のマグマはレッドであり、大地のエネルギーを表します。
レッドは肉体を流れる血液の色でもあり、エネルギー、情熱を表します。
パッション。赤いバラ。


そのエネルギーが抑圧されていると、あるとき、なにかのきっかけで爆発を起こしてしまうことがあります。
火山の爆発にように、活かされないエネルギーが「怒り」となって爆発するのです。

マグマが流れて、少しずつ冷めていきますが、それでも流れ続けて煮えたぎっています。それが「憎しみ」

そして、溶岩は少しずつ固まって表面は鉛色になりますが、内側ではまだ赤く熱を持っているのです。それが「恨み」・・・。

というように、レッドのエネルギーは、情熱として、クリエイティブに使うことは可能です。
けれども、同じエネルギーでも、せき止めたり、抑圧をすると、怒りや、憎しみ、恨みのような別の表現になってしまうのです。

また、レッドは生きていくためのサバイバルのエネルギーとしてだけではなく、精神的な側面、スピリチュアルの側面では「目覚めるためのエネルギー」として使っていくこともできます。

覚醒し、目覚めるためにも、レッドのエネルギーが必要なのです。

尚 記

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