B071 Essene Bottle II、The Jewel in the Lotus（エッセネボトルⅡ／蓮の花の中の宝石）

https://artbeing.com/aura-soma/equi/B071.html

ヴィッキーさんのボトルのメッセージ：無限の愛のパワーを通して意識が高揚する

メインテーマ：自己の受容

アファメーション：このままで、私は神であることを知ります。

ボトルの名前はエッセネボトル／ジュエル・イン・ザ・ロータス（蓮の花の中の宝石）

エッセネボトルⅠというのは上がクリヤーで、下がピンクの１１番のボトルで、上下の色が逆になっています。

https://artbeing.com/aura-soma/equi/B011.html

蓮の花の中の宝石。

この言葉を見ると、チベット仏教のマントラで、オン・マニ・パドメ・フムという真言を思い出します。

マニというのは宝珠を意味し、パドメというのはサンスクリット語で蓮の花を意味します。

蓮の花は慈悲を表し、ボトルで言うとピンクですね。

宝珠は宝石、宝物、ですが、これはクリヤーで表されていますが、何を表すのでしょう？

法華経に「衣裏珠の譬え」というのがあります。

お金持ちに姿を変えた仏さまが、酔っぱらって寝てしまった貧乏人の友人の衣服の裏に、そっと宝石を縫いつけておくのです。しかし、その友人は自分の持っている宝石に気がつかず、その日暮らしの貧乏生活を送っているのです。

そして金持ちの友人とふたたび出会ったときに、お金持ちの友人が貧乏暮らしの友人の姿を見て言います。

「おまえどうしてそんな貧乏暮らしをしているんだい？　おまえの服には宝石を縫い付けておいたんだよ」というお話です。

つまり本来自分がもともと持っていたすばらしいものに気づかず、流浪したあげく、実はそれは最初から自分のなかにあったのだ、と気づくのです。

クリヤーというのはオーラソーマではさまざまな意味があります。

虹色のすべての色が、そこには含まれているともいいますし、鏡のようにものごとを映しだす「意識」、だともいいます。

あるいは流されない涙の井戸。そこには悲しみの涙が地下深くにあるように、気づかない悲しみがそこにあるのだとも言います。

それは、どういう悲しみなのでしょう？

それは自分にとって大切なもの、宝珠、宝石を見失って、見いだせない悲しみかもしれません。

クリヤーは自分の色を見いだせない、自分の本来の使命、人生の目的、生きている意味を見いだせない、自分自身を見いだせない悲しみかもしれません。

真理を求めて、愛を求めて、生きる意味を求めて、自分自身を求めて、人はあちこちさまようわけです。

でも、それは目に見えないものです。

目で見ようとしても、外側をどこまで探し歩いても、あるいは誰か人に求めても、なかなか得ることができません。

だって、そもそもそれは目に見えないもの、外に探しても見いだせないもの、他人に求めても得られないものですから。

実はそれは最初から自分のなかに、自分の内側にあるのです。

その「気づき」がクリヤーの色であり、仏教の教えでは、それは自分の内側にある「仏性」に気づくということであり、それが宝珠なのです。

そしてそれに気づくことが悟りなのですね。

それを悟ったときに、頭頂のチャクラが、蓮の花が開くように開くのだと言われています。

でもオーラソーマの見方では、別に仏性である必要はなく、その内側に隠されている宝石というのは、ひとそれぞれが自分で見いだしていくものであり、自分にとって大切な何かです。

オーラソーマのタロットの絵は、それを美しく描いています。

タロットはペンタクルの8（Eight of Pentacles）

カードの下半分では、内側にあるクリヤーの色のなかに、つぼみとなって宝石が隠されている蓮の花のつぼみが描かれています。

蓮の花は泥のなかから咲く花といわれていますが、それは無意識に隠されたさまざまな欲望や嫉妬や怒りや妬みの感情かもしれません。

自分が醜いものだと思って隠しているものです。

でも、それも実は自分のエネルギーの一部です。それを醜いと思っている限り、自分の一部を排斥し、内側で分裂し、自分のエネルギーを生きることができません。

しかしそれらのことに関しても、無条件の愛、ピンクのあるがままを受け入れる、判断もジャッジすることもなく、ただあるがままに気づいているということによって、そのエネルギーはひとつとなって統合されていきます。

そうなってはじめて、そのエネルギーは活性化し、つぼみは開き、醜いと思われていたのだけれども、実はそのなかに隠されていた美しいもの、内なる宝石にも気づくことができるようになっていくのです。

そうして内側に秘められていたその宝石が輝きだしていくのです。

「生命の木」は８番目のスフィアである、ホド：Hod（栄光）