「エーテルギャップ」という言葉をごぞんじですか?
これは「オーラソーマ」システムで“エーテル体の裂け目”を表す言葉なのですが、あまり他では聞かないようです。
もっとも、ほかの霊的伝統では全然聞かないということではなくて、たとえば、Google先生に聞いてみると「シュタイナー」関連のサイトに類似の記述が見られます。
http://www.bekkoame.ne.jp/~topos/steiner/karma/karma8.html
Google先生に尋ねてもその他はたいてい「オーラソーマ」関連のサイトのようですね。
「オーラソーマ」システムで人間の身体の左側の“骨盤と第一肋骨の間”のあたりを「エーテルギャップ」と呼ぶのは、創始者のヴィッキーさんと彼女から仕事を受け継いでいるマイク・ブース氏の個人的な体験によるそうです。
だから、他ではあまり耳にしないわけですよね。
それがどういう個人的体験だったのか、ご覧になってみてください。
では、「マイクの質疑応答」からのご紹介します。
質問 エーテル体の裂け目(エーテルギャップ)について説明して下さい。
マイク
私自身の経験をお話しますと、私は11才の時、左足をバスに轢かれました。
その時の私には感覚がありましたが、部分的に昏睡状態に陥り、話したりコミュニケーションをとったりすることはできませんでした。
しかし周りで起こっていること全てを見たり聞いたりすることができました。
私は肉体のすぐ近くにいましたが、肉体の中にはいませんでした。
病院に担ぎこまれ病室に寝かされました。
空きベットのあった唯一の部屋は、老人病室でした。
私はまだ半ば昏睡状態にあり、肉体の近くに漂った変性意識状態のなかで外界とコミュニケーションが取れませんでした。
その時私が経験したことなのですが、真夜中私の向かいのベットに寝ている 老人のベットの上でバスケットボール程のボールが跳ねているのです。
何度か跳ねたあとベットから床に落ち、病室の隅まで行ったかと思うと再び彼のベットまで戻ってきたのです。
それから一瞬彼の体の左側ヘと消えたと思った途端に再び彼の頭部のあたりに現れ、今度は窓の外へと消えてしまいました。
後に私はそれが人の死を意味するということだと知りました。
これは私にとって、誰かが死ぬのを目撃した初めての経験でした。
ヴィッキーも大戦中救急車を運転していた時、トラウマ的な出来事のなかで人が死ぬ現場に立ち会い、同様の経験をしています。
彼女がロンドンの爆撃現場に急行すると、最後の息をしている人がいました。
トラウマ的な死においては生命エネルギー(意識もしくは魂)は、口腔からではなく体の左半身から抜けてゆくのです。
これは彼女の体験でした。
このような体験から私たちは、骨盤と第一肋骨の間のこの部分をエーテルギャップと呼ぶようになったのです。
『リビング・エナジー』Vol.2(p81-82)
こういう経緯があったんですね……。
サイキックな方は、いろいろな体験をなさるものですね。
pari 記