●色彩心理の図式「カラーローズ」の“色の配置”(2):通常の色相環と「カラーローズ」
ところで、カラーローズって、
中学校の図工の時間に教わった「色相」の図と似てると思いませんか?
確かに、何となく記憶にある「色相」の図と似ているようでもあります。
でも、どうも違うような感じもあります。(=_=)
何が、いちばん違うんでしょうね。
「色相」という言葉でウェブサイトを検索してみると、
たとえば、円形の“色相環”なら、通常はこういう感じですよね。
画像引用元:http://tinyurl.com/l5lepl
インターネット上には様々な用途のためのたくさんの「色相環」の図が溢れいます。
この色相環↓などはカラーローズと対応する補色関係がとても似ていますね。
https://bit.ly/2SLsoFB
これどもこのような様々な色相環を眺めて、改めでオーラソーマが開発した「カラーローズ」の絵を見ると、これは目的がまったく違うものなんだ、ということが感じられてきます。
通常の「色相環」というのは、きっと目に見える色を捕らえて、分類して、再現するための枠組みなんでしょうね。
言ってみれば、自然界に現象している「色彩」の、網羅的な“分類枠”みたいなものだと思います。
虫を捕まえるのが捕虫網なら、「色相環」は色を捕まえる“捕色環”と言えるかもしれません。
けれども、「カラーローズ」は色彩の分類枠を意図したものではなさそうです。
もちろん色彩を12色で網羅的に分類できるわけもありませんが。
では「カラーローズ」って、なんなんでしょう?
オーラソーマは“色彩の心理学”だと言いますよね。
うーん、その“色彩の心理学”を映し出すためのテンプレートが「カラーローズ」なんだとすると……。(-_-;)
(@_@)
そうか、じゃ、「カラーローズ」ってのは、もしかしたら……。
通常の「色相環」が物理世界に現れた色彩現象を捕らえる“分類枠”みたいなものだとすれば、「色彩の心理学」のテンプレートである「カラーローズ」の方は、もしかしたら、意識世界での「心理」の“誕生のダイナミズム”を表現した元型なんじゃないのか……。(-_-;)
(@_@)
あ、いや、そんな真面目な話じゃ、ありませんからね。(^^;)
ただ、そう“見立てる”と、ちょっと面白いじゃないですか。
大宇宙の実体が“光”だということはよく聞きます。
“光”は分光すれば、地球の物理次元の可視光線としては「色相環」として展開するんだと思います。
だから「色相環」では、物理次元という“結果の世界”を捕らえることができます。
だったら、「カラーローズ」の方には、“原因の世界”である意識宇宙誕生の物語が“秘められている”のかも、なんて考えると話が“大袈裟”になって、ちょっと楽しくなりません? (*^_^*)
どちらも<全体>を反映しているんです。
でも、“結果の世界”を網羅するのも面白いけど、“原因の世界”のダイナミズムを推測するのも、考えようによってはワクワクしますよね。
なるほどなぁ、神さまは、それなりの“つもり”をもって、「無」から大宇宙を展開したいと思ったのかもしれないな……なんて。
<神さま>とは、<意識宇宙全体>のことでしょうから、どのみち<全体>なんでしょうけど、でも、ただ<全体>というだけじゃ、ちょっと“退屈”になったのかもしれませんね。
<自分>という<全体>が、どんな具体的な内容であるのかを、ちょっと具体的に“味わって(=経験して)”みたい、と思ったのかもしれません。
そのためには、<神さま>は<自分>を“分裂”させてみるより他になかったのかもしれませんね。
このコーナーは、以前[箸休め]として書いた内容を微修正しています。
オーラソーマとは一応“関係ない”という「免責条項」をお忘れなくね。(^^;)
pari 記