はじめてのオーラソーマ No.287 2021.7.30
みなさん、こんにちは。
えつこです。
いつもメルマガ「はじめてのオーラソーマ」をお読みいただき、ありがとうございます。
7月23日から、東京オリンピックがはじまりましたね。
1年の延期、そして無観客という異例の開催となりました。
すでにたくさんの競技が行われていますが、みなさんはご覧になっていますか?
私がたのしみにしていたのは、開会式でした。
このような祭典においても色は効果的に使われていて、コンセプトや心理にマッチしていることが読み取れました。
国歌斉唱ではMISIAが“君が代”を歌いましたが、そのときのフリルたっぷりのふわふわのドレスはとても美しかったですね。
メディアからも、多くの賞賛の声であふれていました。
もうひとつ注目していたのは、各国が入場するときの衣装です。
多くの国が、自国の国旗からインスパイアされた衣装を身に着けていたように思います。
今年は、日本にリスペクトされたレッドの色使いも多かったですね。
そして、さまざまな伝統衣装も美しかったですね。
国の温度や肌の色から生まれた衣装は、どの国もそれぞれに個性があって、見ているだけでも楽しかったです。
『オーラソーマ ソースブック』にもイクイリブリアムの色にちなんだ民族衣装の写真がたくさん掲載されていますよ。
レッドの色の持つ効果として、元気ややる気をもたらします。
疲れていると感じたら、衣類などで身に着けるのもひとつの手ですね。
東京の巣鴨地蔵通り商店街にある有名な「赤パンツ」は、「赤の力」で元気に過ごせるようにと、ご年配の方にも人気です。
余談ですが、闘牛に使われている赤い布。
牛は色の識別はできなくて、動く布に反応しているそうです。
実際に赤い布を見て興奮しているのは、観客なのかもしれませんね。
日本のユニフォームもボトムスがレッドなので、活力をもたらし、グラウンディングすることをサポートしてくれそうです。
1964年に開催された東京オリンピックでは、この配色が上下逆だったそうです。
想像してみると、トップスがレッドだとちょっと落ち着かない感じがしますね。
イクイリブリアムにも、上層がクリアー、下層がレッドの組み合わせがあります。
「B55 キリスト」です。
レッドは大地のエネルギーを表しており、これはサバイバルの問題を表しています。
ネガティブなことへエネルギーを注ぐのではなく、目覚めのためにエネルギーを使うことを表しています。
また、身体へ意識をもたらすことも意味しています。
身体の姿勢や、呼吸の深さ、顔の表情やしぐさなど、無意識になっている習慣に対して、意識的になるということです。
オリンピックのアスリートたちは、わずかな身体の動きの変化や筋肉の使い方など、想像がつかないぐらいに意識的なのでしょう。
自分の行動、身体の動きにも注意をはらって日々を過ごしたいものです。
今日はなんだかとりとめのないことを書きましたが、これからオリンピックが後半に向かうにつれて、ますます白熱しそうですね。
そして、観戦しているたときに“色”を入口にして、オリンピックをたのしむのもいいかもしれませんね。
閉会式は、8月8日。