このボトルは、ハートボトルと呼ばれています。
または、アトランティアンボトル、とも言われています。
https://artbeing.com/aura-soma/equi/B003.html
なぜ、アトランティスのボトルと呼ばれているのでしょうか?
アトランティスというのは1200万年以上昔の古代に、大西洋にあったとされる大陸で古代ギリシャの哲学者、プラトンが「ティマイオス」「クリティオス」の著書に書き記し、非常に高度な文明だったのが、大地震と洪水で海底に沈んだとされています。
その実在の真偽について仮説と検証がなされていますが、まったくの作り話というわけでもないようです。
アトランティス伝説の論争によると、いろんな歴史的史実や自然の転変事変と照らし合わせると、紀元前1400年前に地中海に栄えたミノア文明が、これにあたるのではないかという説があるようです。そうなるとアトランティスも現実味が出てきますね。
あるアトランティス伝説によると、アトランティスからのメッセージとして、アトランティスでは科学は非常に発達していたけれど、ハートを忘れてしまったがために自らの文明を誤用して滅んでしまったと言われています。
そのアトランティス伝説は科学が発達した現代文明に対して、ハートを思いだすことの大切さを教えてくれているとも言えそうです。
ハートを忘れて科学を発達させてしまうと、戦争のための兵器などばかりが発達し、今や地球を数百回全滅させるだけの核兵器を保有しているという凶器の沙汰になってしまいます。
ハートからの愛を持って現在の発達した科学を使えば、飢餓も貧困も戦争もたちどころに解決してしまうでしょう。
何百回も地球を滅ぼすだけの核を保有し、核戦争で地球を滅ぼす兵器を手にした人類は、ハートを取り戻すことができなければ自らを滅ぼす、ということはあながちありえないわけでもないので、アトランティスの教訓は、現在社会への警告ともいえそうです。
そんな状況のなかで、この「アトランティアンボトル」ないし「ハートボトル」の意味するところは、マインド(頭)からハートに行くことが大切だというメッセージともいえるでしょう。
そもそも、マインドとは何でしょう?
ここでいうマインド(頭で考える思考)とはいつも物事を判断し、分析し、分類しようとすることです。
マインド自体、とりわけ左脳の機能は、論理的、科学的な思考で、明晰であればすばらしい道具であり、上手に使うことで文明の進歩や外側の豊かさを創造することができるとても有益な道具です。
でも、左脳の機能だけだと、マインドはどんどん物事を細分化し、分析し分断していきます。 西洋医学のように身体を細分化し、切り開いていきますが、身体を解剖しても、そこに魂を見いだすことはできません。
ここでいうハートとは心のことであり、愛し、物事を慈愛の目で見て、あるがままを受け入れることをいいます。
ハートは分断されたものを統合し、全体とひとつになっていくための機能を持っています。
ハートの目でのみ、あなたは魂を見いだすことができるのです。
現代社会はどうして世界が分断され、戦争が絶えないのでしょう?
それは、すべてをマインドの目でしか見ることができなくなっているからです。
ハートを忘れてしまっているからです。
そこで、私たちはアトランティスの人たちのように科学を誤用して滅びないためにも、ハートを思いだし、取り戻すことが大切です。
そのことを思い出させてくれるボトルが、このハートボトルです。
マインドとハートの関係は外側の世界についてのみならず、内側の世界についても言えることです。
クリシュナムルティをはじめ、悟りを得た人たちは「あなたが世界だ」と言っています。
あなたは自分自身をジャッジし、批判し、比較してはいませんか?
そのように自分を批判し、他と比較してみることは、自分自身についてのみならず同時に他の人々や世界を自分を見るのと同じ目で見ることにもなってしまいます。
自分自身をハートの慈愛の目で見て、あるがままを受け入れることができますか?
それがマインドからハートへ、ということで意味していることです。
批判したり、比較したり、判断するのではなく、ハートであるがままを受け入れるということを教えてくれ、助けてくれるのがこのボトルです。
愛は自分自身をあるがままに受け入れ、愛することからはじまります。 あなたが世界なのですから、あなた自身を愛の目で見ることからはじめることが大切です。
そのためのエクササイズとしては「悟りのシンクロニシティ」の本の付属にあるハート瞑想の「愛の目で見る瞑想」が助けになります。
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4864711011/oshoartunity-22/ref=nosim
そうすると次のステップ、ハートからビーング(存在)へ、ということが自動的に起こっていくようです。
ちなみに、私が初めて自分の身体にぬったボトルが、このハートボトルでした。
ハートがとってもオープンになって、身も心も羽がはえたかのように軽くなったのを覚えています。
そのときは、このボトルのせいだなんて思わなかったのですが、あとで、あのときなぜそういう状態になったのかと思い返してみたときに、ちょうどこのハートボトルを使用していたことに思いあたったのでした。
ハートのスペースは、物事をあるがままに受け入れていくことができる場所です。
ハートの真実とつながる、ということでもあります。
ハートのチャクラは、1番目のベースチャクラから7番目のクラウンチャクラの間に位置する4番目のチャクラで、上に3つ、下に3つのちょうど中間に位置します。
調和やバランスを意味するチャクラです。
このボトルに対応するタロットカードは、エンプレス(女帝)
ウエイト版のタロットの図柄では、豊かな自然の中に満ち足りた女性が座っています。
大地の自然の恵みと豊かさ、成熟した女性の母性と慈しみが感じられます。
クローリー版では、愛と美の女神ヴィーナスとして描かれ、彼女は右手で、知恵の花であるブルーのロータスをハートの位置で持ち、左手は空っぽで受容性を表しているようなポーズです。
ハートの質である、与えることと受け取ることのバランスを表しているようです。
数秘でみると、数字の3は、新しいものの創造、対立するものや二元性を統合していくエネルギーでもあります。
えたに 記(2004,7/24)