http://artbeing.com/aura-soma/equi/B054.html
ヴィッキーさんのボトルのメッセージ:光のパワー、拡大する意識
メインテーマ:あらゆるレベルでの浄化
アファメーション:私は神との契約を私に思い起こさせる内なる虹を見ます。
マスターボトルについて詳しく知りたい方はマイクの講話テープとその日本語訳を小冊子にまとめた「イントロダクション・トゥー・マスター・シークエンス」を読まれるといいでしょう。
http://artbeing.com/cd_book/aurasoma1/BLJ03.html
彼のマスターボトルについての考え方と、マスターボトルについて自分で考えるためのいろいろなヒントが得られると思いま す。
ところで「セラピスベイ」は、上下ともにクリヤーなボトルであり、光を意味します。
普通、光と言えば、すべての虹色の色を含んでいる白い光を想像しますね。
そうすると、光がプリズムに当たって虹色が作りだされるように、オーラソーマのマスターボトルの色の順序も、このクリヤーからはじまって、そこから他のいろいろな色が現れてくるだろう思いますよね。
なのに、オーラソーマでは50番のエルモリヤのペールブルーからはじまって、ペールイエローのクツミ、ペールピンクのレディナダ、ペールグリーンのヒラリオン、そして5番目にこの54番の純粋な光を現すクリヤーの色がきているというのは、なかなかおもしろいですね。
それはともかく、ヴィッキーさんのボトルのメッセージにある「光のパワー、拡大する意識」とはなんでしょうか?
ヴィッキーさんは、光というのは「意識」であり、この光のパワーは「意識の拡大」によってもたらせていると考えているようです。
光がパワーというのは、ちょうど暗闇に光を灯すように、無意識に意識の光をもたらすことを意味しています。
そうすることで、その意識の光が十分強く大きければ、無意識に支配されていたことによって作りだされていた苦しみから解放され、ヒーリングが起こってきます。
ちょうどケガをして傷口が膿んだときに、いつまでも包帯で巻いておくとよくならないけれど、包帯を取って日の光にさらしているうちにヒーリングされるようなものです。
このボトルにはカルミックアブソリューション、カルマの解消というような意味があります。
カルマの解消というと、過去生からのカルマや今生でのカルマを解除することや、過去生に関するセッションを受けたり、いわゆる除霊やおまじないをしたり、あるいはいろいろ償いをしないといけない、なんて思ってしまうかもしれません。
そのかわり、このボトルを使えばカルマが解消されるのかなとも思うかもしれませんね。
でも、ヴィッキーさんはそういうことは言わないのです。
ただ光のパワーを当てなさいと言います。
それはつまり、「意識を拡大し、意識的になりなさい」というわけです。
あるひとつの物事に焦点をあてた狭い意識ではなく、内側の多くの矛盾、相反する思い、ポジティブな面、ネガティブな面、陰陽、そしてまた、それらすべての背後にある平安、スペース、無の空間にも気づくほど意識が拡大していくことで、すべてが解消していき、そこにはなんの問題もないことがわかるわけです。
そうすることで、いわゆるカルマというものも、日光に膿んだ傷口をさらすように解消されていきます・・・というわけです。
このボトルは、そういうプロセスをサポートしてくれます。
では、意識的になるとはどういうことでしょう?
このボトルのクリヤーは光を透過させるとともに、物事をあるがままに映しだす鏡でもあるのです。
意識というのは、ちょうどこの鏡のようなものです。
意識的になるというのは、そこになにがあってもジャッジしたり、偏見で物事をゆがめて解釈したりすることなく、好き嫌いがあったり、善悪を判断したりすることもなく、鏡は誰であろうと、その前に来た人を映しだし、その人が去るとなにごともなかったようにそこにあります。
鏡の前を過ぎ去った人のことを、いろいろ考えたりはしません。
同じように自分の苦しみのもとになっている、いろいろな感情や痛み、無意識にあるものを鏡に写すように、あるがままに気づきの光を持っていくことが意識的であるということなのですね。
そこに十分な気づきの光を当てることで、これまでの自分の苦しみのもとになっていたパターン、行動の癖が理解され、その理解によって自然と解消されていくわけです。
たとえば道ばたにゴミがあったら、自然によけて通りますよね。
よそ見をしていたり、不注意だから、それを踏んづけてしまい大騒ぎするわけです。
自分の苦しみや感情は、それが無意識に入ってしまったり、抑圧してしまっていると、それは機会あるごとに表面に現れてきて問題を引き起こすのですが、原因がわからないので同じことを何度も繰り返してしまうわけです。
でも、そのことから逃避することなく、気づきの意識をもたらすことで、それを理解することによって、霧が朝日に照らされるように消えてしまうわけです。
しかし、そのプロセスのなかでは自分の無意識にあるさまざまな感情に出会ったり、自分が見たくないと思っている多くの物事にも気づかされます。
そうしたときに、そのようなことに対しても愛をもたらし、自分自身を愛していく必要があるのです。
また、そのような愛に満ちた思いを持って、苦しみや感情を受け入れていかないかぎり、それは表には現れてこないのです。
自分の感情を拒否し、非難する気持ちがあるかぎり、無意識のなかに隠れてしまいます。
だからこのセラピスベイを使うときには、ピンクのポマンダーなどと使うことが勧められるわけです。
http://artbeing.com/aura-soma/pom/P02.html
メインテーマである、「あらゆるレベルでの浄化」というのも、意識の光がもたらされるところに浄化がもたらされるわけです。
アファメーションの言葉にある「私は神との契約を私に思い起こさせる内なる虹を見ます」というのはすばらしい言葉ですね。
また、このボトルはヴィッキーさんの言葉である、流されない涙の井戸のボトルとしても有名です。
つまり、悲しいときに泣くことができず、抑圧され凍ってしまっていた涙が愛に触れて氷が溶け、溢れていきます。
涙は浄化です・・・涙したあとは、エネルギーが流れ、なにかが洗い流され、すっきりします。
涙とともに、凍っていた感情が解け、人間らしさと温かさ、愛が戻ってくるわけです。
涙は悲しみの涙だけではありません。
喜びの涙、感謝の涙、笑いの涙、理由もなく流される涙・・・涙のなかに虹色の人生が現れ、見せてくれるのです。
ちなみに、このセラピスベイが意味しているところの意識の拡大とは瞑想という意味でもあるわけです。
瞑想のなかで意識の拡大が起こります。
タロットはスォードのペイジ。
生命の木は10番目のスフィアである、マルクト。
えたに 記(2005,8/17)
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http://artbeing.com/aura-soma/equi/B054.html