https://artbeing.com/aura-soma/equi/B106.html
メインテーマ:内なる錬金術を通して条件付けのパターンを変容する
アファメーション:過去の苦味に関係した状況や環境に意識的になり、
それをスピリットの甘さの方向に変える。
今週はボトル106番。
現在、0番から数えて全部で107本のボトルですので、これが最後のボトル
ですね。
新しいボトルが出た後で、一度紹介していますので、これで2回目ですが、ボ
トルをこれまで0番から順に紹介してきているので、そういう順番からいって
今回は106番の紹介になります。
前回の106番の解説はここに掲載してあります。
B106 The Archangel Ratziel(大天使 ラツィエル)
今回ですべてのボトルの紹介が終わりになりますね。
今後、このメルマガをどうするかは編集部でも検討していますが、このメルマ
ガはみなさんとともに発行していますので、みなさんからのご意見をお待ちし
ています。
ぱりさんも編集後記で書いていますが、7年ぶりにオーラソーマの機関紙リヴ
ィングエナジーが発行されました。
http://artbeing.com/book/LE06.html
そもそもこのメルマガが始まったのは、リヴィングエナジーの発行が難しくな
ったので、その代わりに、という意味もありました。
ちょうどそのリヴィングエナジーが復活したときに、106番のボトルの解説
で、全部のボトルが一段落するというのも面白いですね。
4月というのは新学期の始まりで、何かが新しく始まる月でもあります。
ピンクの桜の花が散ると、緑の若葉が芽生えてきています。
106番の上の色はペールオリーブグリーン。
(容器がすりガラスになっているのでミスティペールオリーヴになってます)
http://aura-soma.co.jp/products/equi/B106.html
新しい若葉のような色ですね。
何か新しい始まりを感じさせます。
どういう始まりなのでしょうか?
それが今回のボトルのテーマです。
メインテーマ:内なる錬金術を通して条件付けのパターンを変容する
アファメーション:過去の苦味に関係した状況や環境に意識的になり、
それをスピリットの甘さの方向に変える。
ひとことで言うと、過去を変容して新しい自分に出会う
と言えるかと思います。
新しい自分に出会うところから、新しい始まり、新しい未来が開けてきます。
古い条件付けの枠にとらわれた自分からは、同じ古いパターンを繰り返すこと
しかできません。
古いパターンが無意識にある限り、未来も古い過去のパターンの繰り返しにな
ってしまいます。
このボトルのテーマは「内なる錬金術を通して条件付けのパターンを変容する」
ということです。
では、「内なる錬金術」とは、なんでしょう?
このボトルでは、その下の色はライラック。
(容器がすりガラスなのでミスティライラックになります)
ライラックは変容を表す色です。変成の炎というような言われ方もします。
普通、炎というと真っ赤な炎をイメージしますが、紫の炎、真っ白な炎という
のがあります。
友人の陶芸家につきあって、釜焼きを手伝ったことがあります。
徹夜で何日も薪をくべて陶器を焼くわけなのですが、中の温度を見るために、
時々小さなのぞき穴から中の炎を見るのですが、その美しさに魅せられました。
なんと、その高温の釜の中は透明な世界なのです。真っ白な炎が粘土でできた
陶器さえ透明にしてしまったかのようで、すべてが純化されているような世界
がそこにありました。
粘土はそこで変成されて、変容を遂げるわけなのですね。
ライラックの炎は、そのようにすべてを焼きつくし、その灰から不死鳥がよみ
がえるように、古いものが灰となり、新しく命が蘇ってくるための炎なのです。
オーラソーマのボトルの色は、下にある色は「内側」を意味します。
そしてミスティライラックは、神秘的な変容、つまりは錬金術をあらわします。
ライラック、薄い紫は、色の言語では瞑想、つまり意識的であること、距離を
置いて物事を観照することのできる意識を表します。
ですから、この106番の下の色であるライラックは、「内なる錬金術」つま
り外側を見るのではなく、内側に深く入っていく瞑想によって、そこにあるも
のごとをあるがままに、意識的に観照していくことによって変容する、という
ことを意味します。
何を変容するのか?
ここでは、過去からのパターンを変容するのです。
オリーブグリーンは、イエローからグリーンに至るプロセスをあらわします。
イエローは自我をあらわしますが、自我はその人の持つ信念や思い込み、パタ
ーンによって形成されていきます。
グリーンはハートをあらわし、自我を超えて全体との調和すること、バランス
をあらわします。
ですから、ここでのオリーブは自我の思い込みやとらわれのパターンを超えて、
ハートにいたるプロセスをあらわします。それが自我の変容のプロセスです。
それがこの106番のミスティライラックとミスティオリーブであらわされる
メインテーマ、「内なる錬金術を通して条件付けのパターンを変容する」とい
うことの意味です。
以前、このボトルについて解説したときに「スピリットの甘さ」とはなんです
か? という質問がありました。
この甘さ、という言葉を見たときに、ほたるを思い出しました。
ほー、ほー、ほーたる来い、こっちのみーずはあーまいよ、あっちのみーずは
にーがいよ、ほー、ほ、ほーたる来い、という歌です。
そして、このアファメーションを見たときに思い出したのが、時間は未来から
過去に向かって流れる、という説です。
普通、時間は過去から未来に向かって流れると考えられがちですが、その人が
言うには、時間は未来から過去に向かって流れている、というのです。
つまり、そこで言われているのは、過去は未来によって変えられる、というこ
とでもあります。
例えば、これまでつき合っていた人に振られたしたとします。すると傷つき、
自分から去った人のことを恨んだりします。
しかし、そこで以前つき合っていた人よりも格段にすばらしい人が現れ、自分
の理想の恋人を得たとします。
すると、その過去のできごとはどうなるでしょう?
過去の恋人が自分を去ってくれたおかげで、すばらしい恋人に出会えたわけで
すから、過去の恋人に感謝し、その過去があるからこそ今の自分があるのだと
思えて過去の傷も癒えるかもしれません。
つまりは、現在の状況は解釈次第によって、どのようにもなるということでも
あります。
今の状況がつらいと考えるのもその人の解釈であり、今の状況に感謝し、喜び
を感じるのもその人の解釈なのです。
例えば徹夜で勉強している人がいて、周りの人はそれはつらいことをしている
と思うかもしれないけれど、本人は好きな勉強ができて楽しいと思っているか
もしれませんし、あるいは徹夜しているときはつらくても、試験にパスすれば
そのつらい勉強は喜びにもなります。
過去の苦味に関係した状況や環境に意識的になり、
それをスピリットの甘さの方向に変える
というのは、意識的になることによって、過去にとらわれていた思いが開放さ
れて、精神のあり方が自由になり、喜びを感じることができるようになる、と
いうふうに考えることができます。
オリーブグリーンというのは、エンパワメント、自分自身の価値を認識し、自
分に自信を持ち、自分自身を確立するとうことでもあります。
過去を変容し、新しい自分の価値を見出し、未来からの時間の流れに身を任せ
ていきましょう。
タロットは
http://artbeing.com/aura-soma/reading/tarot-106.html
えたに 記
☆B106 The Archangel Ratziel(大天使 ラツィエル)のボトルは、こちらに詳細が掲載、ご購入いただけます。
https://artbeing.com/aura-soma/equi/B106.html