チャクラと神経系の三位一体――(1)
「微細解剖学(サトルアナトミー)への旅(1)」より メアリー
微細身体(サトルボディ)のエネルギー中枢であるチャクラは、物理身体(肉体)の内蔵などと直接には関連していない、とはよく言われることです。
しかし、ではまったく無関係なのかというと、どうやらそうでもないらしい。
というか、実際は、チャクラによってはかなり密接に関連することもあるらしく、チャクラと内蔵をほとんど同一視しているように思われる場合もありますよね。
このへんのお話を、日本人のオーラソーマティーチャーで書ける方は少ないのではないでしょうか。
今回ご紹介するメアリー(中村裕恵)さんは、東京女子医大卒業され、解剖生理学をご専門になさっている看護師の方で、このあたりの内容を書いていただくにはうってつけの方ですよね。
対症療法がメインの日本の現代医療の中で、補完的医療とカウンセリング(漢方療法、ホメオパシー、アロマテラピー、フラワーレメディ一、オーラソーマ)を学ばれている方です。
沢山の人と動物・植物・鉱物・色・光とワークしながら、楽しく生活するのがモットーなのだとか。
“医療とヒーリングの架け橋”と“赤ちゃんからお年寄りまでケアできる町の女医さん”を目標とされているそうです。
ではメアリーさんの「微細解剖学(サトルアナトミー)への旅(1)」から、その辺りに触れている部分をご紹介しましょう。
—————————————————————— 微細解剖学(サトルアナトミー)への旅(1)
チャクラと神経系の三位一体
現代医学の世界で学ぶ解剖学では、 肉体の中に宿るダイナミックなエネルギーの流れを重要視していないのが 現状です。
が、内臓器官とその機能という点から見ると、 このダイナミックなエネルギーを、 清流の川のように歪み・滞りのない流れに整えることが、 難病といわれている病気や、 現代医療の苦手とする自律神経失調症・精神病のような、 感情や精神あるいは魂の面が主に障害されてしまった病気、 またアレルギーのような自己免疫の病気の改善に役立つことを唱える研究が 多くなっています。 魂の神殿である肉体の構造を解剖しながら、 一緒にサトルボディーの探求をしてみませんか?
<神経系>
体が正常な生命活動を営むためには、 有機体を構成している諸器官を連絡し調整するしくみが必要です。 この機能を行うのが神経系と内分泌系です。 内分泌系が体液性にゆっくりと内部環境を整えるのに対し、 神経系は神経繊維にインパルス(刺激)を送って、 比較的すみやかに全身各部の働きを統御しています。
神経系は、 統合の場をなす中枢神経系(脳と脊髄)と、 身体各部を連絡する末梢神経系(脳脊髄神経と自律神経)とで 構成されています。 脳は頭蓋腔内にあり、 これに続く脊髄は、脊柱管の中を下がっています。 脳神経(12対)は脳と頭部、その他の末梢を連絡し、 脊髄神経(31対)は脊髄と体幹・四肢の末梢とを連絡します。
一方、交感神経と副交感神経は、 脳脊髄神経から分かれて独立した神経系を作り、 主として内臓に分布します。
中枢神経は、 私たちに与えられた種々の刺激から、 ここに存在する細胞の活動の総和が最終的に命令として出され、 統一された生体としての実際の行動を作り、 筋肉などの動きとして表現する伝令役です。
一方、末梢神経は、 外界からの刺激を中枢に送ったり、 その伝令を筋肉などに伝える役目(運動・感覚をつかさどる)の 脳脊髄神経系(体性神経系)と、 主として各種の内臓機能をつかさどる自律神経系 (植物神経;意思とは無関係に、自動的に器官の働きを調整する神経) で構成されています。
神経系の複雑に連絡する神経叢(神経節)といわれる場所が 体内には何箇所か存在しています。 私たちのエネルギーセンターと呼ばれているチャクラは、 体内に発達している神経叢や内分泌器官のあたりを示しているようです。
『リビング・エナジー』Vol.4(p18) ——————————————————————–
わー、やっぱり、なかなか難しそうですね。(*^_^*)
大雑把に言っても、われわれの身体はそれだけの仕組みがあって、全体の働きを統御されているんですね。
うーん、これは大変だ。(-_-;)
自分の身体のことすらわれわれは何も知らないんですね。
pari 記
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