初心者のみなさまのためのコーナー・145
このコーナーに寄せられた質問は随時「オーラソーマ通信」にて回答していきます。みなさんの質問をお待ちしています。
この文章は2011年の362号のメルマガに掲載したものからの引用です。
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(過去に似たような質問があるかどうかなど、いっさい関係なく質問してくださって結構です。)
anyanya さん —————————————————————– オーラソーマには、好転反応の類はありますか? —————————————————————–
「好転反応(こうてんはんのう)」というのは、もともとは東洋医学(按摩や鍼)で使われる用語で、治療の過程で一時的に起こる激しい身体反応のこと」(Wikipedia)とされています。
オーラソーマは治療ではありませんので、そういう意味では好転反応はありません。
しかし、オーラソーマに伴うさまざまな反応はあります。
それは、より気づきと意識がもたらされることによってもたらされるもので、そのようなプロセスを経て、ものごとがよい方向に向かっていく、という意味では好転反応、というふうにいえるのかもしれません。
オーラソーマは「意識の鍵」と言われるように、自分自身に気づきをもたらすものです。
またオーラソーマは「魂の鏡」といわれるように、自分自身を映し出す鏡なのです。
オーラソーマを使うことによって引き起こされる反応はこれらの二つの原理によって起こってきます。
また同時に、オーラソーマはその生きているエネルギーによって、それを使う人にバランスをもたらします。
ですからさまざまな意味で、エネルギー的なバランスが崩れているときには、そのバランスを回復する過程での症状が起きる場合があります。
東洋医学で治療の過程で起こる反応も、ある意味で、その全体的なバランスを回復していく過程として起きるのでしょうから、そういう意味では同じ原理なのかもしれません。
心と身体は関連していますから、それらの反応が感情的な側面に生じたり、あるいは身体の反応として現れる場合もあります。
では、どのような反応が起きるのでしょうか?
オーラソーマを使っているうちに、なんだか怒りとかいろんな感情がわきあがってきて、自分のなかにこんな感情があったなんて、ということがあります。
でも、それはもともとその人の内側にあったものであり、それまで潜在意識のなかで気づかれずにあったものが表面に浮かび上がってきたものです。
オーラソーマによってそれまでになかったものが現れたものではありません。
すでに自分の内側にあったものが現れてきたのです。
それがオーラソーマが「鏡」であることの理由です。
そして、それらは表面に浮かび上がり、一時的に表現されることはあっても、そのことに気づきをもたらしていくことで消えていくものでもあります。
それはちょうどケガをして膿んだときに、そのかさぶたがとれて、その傷が癒されていくようなプロセスと似ています。
そういうプロセスを「好転反応」というのならば、そういう反応は生じる場合があります。
尚 記
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