あらかじめ約束が存在した

あらかじめ約束が存在した
                  テキサスにて マイク・ブース

       

あなたは、すべては予め決まっているのだという決定論的観点と、いやすべてはわたしが自分の意志と行為によって決めていくのだ、という自己努力的観点とではどちらのほうが好きですか?

あるいは、どちらのほうが信じられるでしょうか?

これ、とてもむずかしいことですよね。

でも、おおよその傾向として、若い方々はどちらかというと自然に自由意志的観点を信じていて自己努力的観点をとるかもしれませんね。

若いときから、すべては予め決まっているなんて思って生きている人はいないのでは。

あるいは、若いころはそんなことを考えることすらないかもしれません。

ところが、不思議なことに、年令を重ねていくうちに、すべては自分の意志と行為で人生を切り開いていくのだ、という自己努力的観点を維持するのが、だんだん重荷になってくるようなところがあると思いませんか?

すべてを自分の自由意志の選択によって決定しているのだという観点を維持するには、あまりにもすべては自由にはならず、あまりにも自分の判断は狭隘(きょうあい)でお粗末だったと、思わざるをえないようなことになるものです。(*^_^*)

そうすると、若いころにはとても信じられなかったような、じつは“すべては予め決まっている”というような決定論的観点も、そう荒唐無稽な話だとばかりも思えなくなってきます。

もしかしたら、そういうこともあるかもしれないと。

すべては自分がバカだったからだ、というのはちょっと持ちつづけるにはつらすぎる判断ですからね。(^_-)

とはいえ、人間は勝手な存在で、“すべては予め決まっている”という運命論にどっしりと安定することもなかなかできないものです。

だから、たいていの人は、この決定論的観点と自由意志的観点とを、その時時の状況に合わせて、使い分けるしかなくなるんですよね。

多くの方々は、大なり小なり、意識するとしまいとにかかわらず、すべては予め決まっているのだという決定論的観点と、いやすべてはわたしが自分の意志と行為によって決めていくのだ、という自由意志的観点の間の、どこかの中間点で生きているのではないでしょうか。

これを、いかなる場面でも、迷うことなくどちらか一方の観点で生きられるとしたら、それはとても幸運な方なのかもしれません。

今回は、テキサスの広大な大地での数日間にわたるヒーリング・インテンシヴでマイク・ブース氏が語った「ヒーリングマンダラ」についての言葉をご紹介しましょう。

 

自分の今回のヒーリング・インテンシヴへの参加が、地球の癒やしという大きな構図の中で運命論に定められていたのだと聞かされた方々は奮い立ったでしょうね。

       

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私はヒーリングマンダラにおいて癒しを受けるのは人々だけではないと感じています。
確かに人がそこに起こることの中心となりますが、それは地球に、そして人々がひとつになったとき地球に起こり得ることの可能性に捧げられるのです。

ここには自らのオーラのヴァイブレーション(波動)、真実のオーラの色、オーラソーマの種々の効果的な製品、クラウディアによって分かち合われてきた微妙なエナジーワークとともにワークしてきた人々が集っています。
ここにいる人々は基本的にちょっとした仕事をともになすべく使命を与えられて集まったのです。

このコースの広告を見たからとか、オーラソーマで何か特別なことを体験することを期待してという理由だけで皆がここへやってくるわけではありません。
私は皆さんにあらかじめ約束が存在したという可能性に対してオープンであって欲しいのです。
結果がどんなものであれ、約束はすでに存在しており、私たちはただその約束を守っただけだという可能性に対してオープンになるのです。


イエスは・・・

「もし私の名のもとに2、3の人が集うなら、私は彼らの内に存在する」

・・・と言いました。


ヒーリング・インテンシヴで数日間にわたって人々がともに集ったなら癒しの意志が高まり、何らかのものを見たり感じたり、より深い直感がやって来る可能性がそこに存在するでしょう。
そうすれば、この癒しの意志は地球へ与えられるでしょう。



オーラソーマにおける私たちの仕事のひとつとして、人間と地球との間、光と色の存在たち(ビイング)の間、物質界を超えたエーテル界の存在たちと地球の間の接点に働きかけるということがあります。
それはここで私たちが積極的にかかわってきたことでもあります。
私たちはこの数日間、ともに地球とそれを癒す意志を方向づける可能性に働きかけてきました。
あなた方一人ひとりが自分自身の癒しのプロセスに寄与しましたし、またこのグループの約束のもとにグループの魂が癒しの変容を体験しました。
やって来ている別のエネルギーへの扉が開かれる可能性を与えられるという約束も存在します。

それは地球との関係性でもあります。

このような状況のなかにあり、なおかつ戸外の太陽の光のもとにいられることは嬉しいことです。
このコースが寒い国で雨の日々に行われたこともあります。
澄み渡った青空のテキサスはとても清々しく感じられます。
エネルギーは大変落ち着いて平和に満ちています。
私たちを取り巻く木々にやってくるリスや鳥の声に素晴らしい確証を聞き取ることができました。
これらは吉兆なのです。
自然界のなかでこれは、何かが起こっている、エネルギーの動きがあるというエーテル界からの、地球からの確証なのです。

                 
『リビング・エナジー』Vol.2(p69)
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【このような状況のなかにあり、なおかつ戸外の太陽の光のもとにいられることは嬉しいことです】

【澄み渡った青空のテキサスはとても清々しく感じられます。エネルギーは大変落ち着いて平和に満ちています】

さんさんと陽の光が降り注ぐ広大なテキサスの大地を風が吹き抜けていくのが感じられます。

pari 記
 

 



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