B010 行って木を抱きしめなさい
「ネームオブイクイリブリアム」から 皐夏由貴
前回に続いて2000年11月に東京で開催されたマイク・ブース氏の「ネーム・オブ・イクイリブリアム(ボトルの名前)」に参加された皐夏由貴さんの記事からご紹介します。
上下二層がともにグリーンのボトル「B010」に、「行って木を抱きしめなさい」というちょっと変わった名前がつけられていることをご存知ですか?
オーラソーマのプラクティショナーでもないかぎり、すべてのボトルの名前を覚えている人はいないでしょうが、でもこのボトルの名前はちょっと変わっているので、一度聞いたら忘れられないというか、かなり印象に残る名前ですよね。
変な名前であるにも関わらず、なぜか由緒ありげな印象を与えます。
「行って木を抱きしめなさい」って、なにか西洋にはそういう意味合いの一般に周知された教訓でもあるのかも、とさえ思ってしまいます。
でも、これはやはりヴィッキーさんたちが付けた名前なんですね。
しかも、それはヴィッキーさんの毎日の生活と、とても関係のある名前だったようです。
では、皐夏さんの受講メモを覗かせていただきましょう。
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●B10 行って、木を抱きなさい
http://artbeing.com/aura-soma/equi/B010.html
ヴィッキーは毎朝散歩する習慣があり、散歩のときいつも木を抱きしめていました。
そうすることで、地球上に存在するすべての木の意識とつながっていたのです。
ヴィッキーが木を抱きしめたやり方は、木を本当にハグするのではなく、左手で木に触れて、右手の2本の指で自分の鎖骨の下に触れていました。
ヴィッキーは直感でそうしていたのですが、キネシオロジーでは鎖骨の下はエネルギーをチューニングするゾーンだそうです。
また、このボトルにはサブタイトル(最近あまり使われないようです)があり、「決心する人(decision maker)」といいます。
これはこのボトルを選ぶ人のタイプを良く表しています。
実際のコンサルテーションで、ボトルを選ぶのにとても時間をかけた人が、やっと選んだボトルがグリーンだった、ということはよく見られるようですが、そのように決定をするのが難しい状況にはグリーンのポマンダーがとても効果的です。
『リビング・エナジー』Vol.5(p74)
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きっと、何かの決断が必要なとき、そのためのスペースを作る必要があって、そのとき同時に地球からの癒やしや叡智につながることが大切なのかも。
ヴィッキーさんの場合は感覚的にそういう必要がわかっていて、自分の一日に地球の叡智とつながるためのチューニングの時間を設定していたのではないでしょうか。
pari 記