「真のオーラ」

「真のオーラ」
 

   『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』より
           ヴィッキー・ウォール

         
 

今日はちょうどお盆ですね。

あなたのところでは迎え火や送り火を炊いたりしますか?

日本ではお盆は亡くなった仏様を供養する日なので、なんとなく仏教に関係する日という感じがあります。

でも、「先祖供養」という考え方は儒教から来た考え方のようですね。

インドのヒンドゥー教は一般的には輪廻転生を教える宗教ですから、個人の転生は信じていても、ご先祖から命をいただいたという観念はなさそうです。

そのインドに発した仏教も、お釈迦様の教えそのものは輪廻を否定していますし、もちろん先祖という観念もないでしょうね。

キリスト教の場合は、古い「死海文書」「ナグ・ハマディ文書」「トマスによる福音書」「マグダラのマリアによる福音書」「ユダによる福音書」などが明らかにされ、そこには輪廻転生に関する記述があることが明らかになったのだそうですね。

今では聖書から輪廻転生関係の記述が削除されたのは、カトリックの権威を守るためだったと考えられているようです。

イエスは輪廻転生を語ったのでしょうか?

いずれにしろ、宗教はそれを信じる人たちの信念に沿って変化していくしかないのだろうと思います。

あなたは輪廻転生を信じるほうですか?

2008年にNHKが行った「ISSP国際比較調査(宗教)」というのがあって、これがけっこうおもしろいです。
http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/research/report/2009_05/090505.pdf

これで見ると、女性は年齢に応じてだんだん宗教的になっていくようです。

男性は50歳くらいまではあまり宗教的関心がないのですが、それ以降急速に関心を深めて、60歳以降では、ほぼ女性と同じ程に宗教的になるようです。(^^;)

驚くのは「輪廻転生」を信じる人の比率の推移です。

だいたい女性のほうが信じる方の比率が高いのですが、20代では女性は69%、男性は52%の方が輪廻転生を信じているのです。(@_@)

それが30代になると女性は73%と最大値を示しますが、男性は37%と下がります。

そして50代で男性38%女性40%とほぼ同じになり、60代では男性20%女性30%とさらに下がるんです。

とてもおもしろいと思いました。

ところで「真のオーラ」という言葉を聞くと、「永遠の旅人」というイメージがわきませんか?

時空を駆け抜ける「永遠の旅人」とか「ソウルメイト」とか・・・とてもロマンチックですよね。

エネルギーに溢れた若いころに憧れるイメージなのかもしれません。

それが年令を重ねて身体も効かなくなってくると、あまり憧れなくなるのかもしれませんね。(*^_^*)

ヴィッキーさんに、「真のオーラ」を説明していただきましょう。

        

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時の初めから永遠へと、らせん状の旅をする真のオーラ、魂、あるいは、より高次の意識と呼ばれるものは、その人の個人的な記録を蓄えており、指紋で人が判別できるように、このオーラはそれぞれの人の魂の本質を物語ります。


これは、時の始まりからのあらゆる経験が刻み込まれているもので、肉体のオーラとは別のものです


肉体のオーラは、チャクラに関係のある色のついた電磁場で、肉体的な調和と健康を決定するエネルギーの車輪です

 



 

この「真のオーラ」は、見える人が見ると、卵形の小さな核のようなものであり、また、その人の真の個性が印された地図のようなもので、完全な魂の感覚を伝え、それぞれの人を見分けることができるのです。


古い魂は、以前の旅の道連れをオーラで見分けます。
ですから、ツインソウル(ふたごの魂)は出会ったとたん、お互いが分かるのです。
ソウルメイトは、魂で出会うのです。

オーラは、しぼんだり、ばらばらになったり、時には月のようにでこぼこしたりもしますが、存在の真の質は、根本的には変わりません。


しかし、気分やその時々の出来事、経験は、はっきりとオーラの核のまわりに映しだされます。
ときには、穏やかな笑みを浮かべてしゃべっている友人のオーラが突然暗くなって、面食らうこともあります。


それは内と外が裏腹で、腹のなかで実は、あかんべえをしている状態です。

そうした気分は、もちろん一時的なものでしょう。
けれども、オーラにも表れる、もっと重要なことというのは、そうした行為は霊的な進化を遅らせるということです。


自己欺瞞は、その人の人生にある色を与え(というよりは、色を失わせると言うべきでしょうか)、自己の進化を妨げるものは何であれ、傷を残し、病気のオーラを作ります。


肉体的なものであろうと、精神的なものであろうと、霊的なものであろうと、これがほとんどすべての病気の原因であり、病気は、内なるオーラのゆがみが、外側に現れたものにすぎません。


オーラをまず知り、その処置をすることが肝心です。
内なる治癒力が解き放たれるかどうかは、そうした浄化のプロセスにかかっているのです。(p169-170)

      
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p167-168)
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自己欺瞞というのが病気のオーラを作るのですね。

【病気は、内なるオーラのゆがみが、外側に現れたものにすぎません】

そういうことなのでしょう。

pari 記

 

 



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