http://artbeing.com/aura-soma/equi/B042.html
ヴィッキーさんのボトルのメッセージ「喜び、知恵、幸福、至福の目覚め」
メインテーマ「歓びのともなう自発性」
アファメーション「私は、外から得た知識で、私の内なる知識を創りだします」
ボトルの名前は「ハーヴェスト(収穫)」
イエロー/イエローのボトルです。
このボトルについての基本的なメッセージは、色彩の言語のイエローで概略をお話していると思いますので、ここではイエローという色と、このボトルについて、別の視点でもう少し掘り下げて考えてみましょう。
イエローというのは、ある意味「人間」の色だ、といわれています。
そこでいう「人間」とは、どういう意味なのでしょう?
イエローについて考えることは、イエローの視点から見た「人間」について考えることになります。
イエローのエッセンスについて考えるとき、51番のクツミについて考えてみると参考になります。
なぜなら、ペールイエローは、ある意味でイエローのエッセンスでもあるからです。
http://artbeing.com/aura-soma/equi/B051.html
そこでクツミのボトルで表されるイエローのエッセンスを象徴する人物として、ピタゴラス、聖フランシス、マイトレーヤがいます。
ピタゴラスは、その数学の定理でも知られているように、人間の知性を象徴します。
このような知性を持っているのは、地球上で人間だけです。
聖フランシスは、動物や小鳥、植物とも話しができたとされています。
それがどうして人間と関係があるのかというと、それは、人間は天と大地とをつなぐ架け橋としての意識を象徴しているからです。
天を表すブルーの領域、天使の意識と、地を表すレッドの領域、植物などの妖精の意識や、動物の意識との中間にあるイエローは、まさにそれらをつなぐ人間の意識の領域だということです。
そしてマイトレーヤ。未来仏、弥勒菩薩。
どうしてこれがイエローなのか?
そして人間の意識の色であるイエローと、どのように関連しているのでしょう?
イエローは、ブルーの汝の意思に対する、自己(私)の意思を表します。
人間は、まず赤ん坊として、レッドの肉体を持って、この世に生まれます。
そしてオレンジで象徴される感情を持つようになり、そしてイエローの自我を形成し、自己を主張するようになります。
そして他人を思いやり、共感するハート、グリーンへと成長していきます。
そして大いなる意識、汝の意思であるブルーに至るわけです。
イエローは、人間の意識の成長過程において、個性を形成し、個人となっていく過程を表すとされています。
つまりセルフ、自我、私欲、利己心、自分という意識。自分が世界の中心だ、というような意識を表します。
チャクラでいうと第3のチャクラ。パワーセンター。
太陽神経叢、おへその上、胃のあるみぞおちの辺りです。
このパワーは通常、個人のパワー、支配、コントロール、比較、競争の意識によるパワー・ストラグル、権力闘争、葛藤の原因ともなっていきます。
しかし、この私、自己というのは、前回、「私は在る」のアイ・アムにおける、アイ、「私」というのは、大いなる自己、真の自己を表す場合もあるということを書きました。
https://aura-soma.jp/blog/archives/34268
この場合の大いなる自己は、英語では大文字の「セルフ、SELF」で表されます。
これは究極の自己であり、この大いなる「自己、SELF」を自覚することが悟りだともいわれています。小さなself が死んで、大いなるSELFを自覚することが、ある意味で、悟りです。
「汝自身を知れ」というデルフィの神託は、この大いなる自己を知れということなのです。
この場合のイエローは、光明を表すイエローとなります。
イエスの後光、お釈迦様の後光や仏像の光背の金色に輝くイエローは、この真の自己知を得たことにより、輝くオーラの色なのです。
そうしたとき、あなたは内なる仏性を自覚するわけです。
お釈迦様は、すべての人のなかには仏性があるといわれています。ただ、私たちがそのことを自覚していないだけです。
そういうことを考えたとき、未来仏というのは、誰か他の弥勒菩薩が出現すると思うよりも、実は私たち自身がその仏性を自覚した未来の姿とも考えられます。
ですから、このマイトレーヤ、弥勒菩薩というのは、実は私たちが人間として生まれた究極の可能性を実現した姿、真の自己知を達成した姿とも考えられないこともないのです。
そういう意味で、マイトレーヤというのは、人間であることの究極の可能性を開花させた姿ともいえます。
このように考えると、イエローの自己知にもさまざまなレベルがあります。
イエローには幸せ、喜びという意味があります。
あなたはどのようなときに幸せを感じ、喜びを感じますか?
通常はなにか、自分の小さなエゴの欲望が満たされたとき、幸せを感じ、喜びを感じるのではないでしょうか?
しかし、そのような幸せや喜びは一時的なものであり、不幸と幸せは裏表です。
喜びが過ぎれば、悲しみとむなしさがやってきます。
人生はその繰り返しです。
なぜなら、その自己は小さな自己であり、世界と分離した自我はちっぽけなものであり、一時的なものでしかないからです。
肉体とともに死んでしまいます。
本当の幸せは、その真の自己を知ることができたときに感じるものであり、そのときが真の喜びに満たされるときなのではないでしょうか。
ヴィッキーさんのボトルのメッセージ、「至福の目覚め」とは、まさにその真の自己に目覚めることなのです。
人間であることの究極の可能性を花開かせたいものですね。
それが人間として生まれた人生の「収穫」となります。
タロットは「カップの9」
そして、「生命の木」は9番目のスフィアである、イエソド(基盤)。
えたに 記(2006,1/18)
☆B42 Harvest(収穫)のボトルはこちらに詳細が掲載、ご購入いただけます。
http://artbeing.com/aura-soma/equi/B042.html