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ヴィッキーさんのボトルのメッセージ:母の愛・父親の愛・霊的な愛
メインテーマ:自分自身の内への旅と外への旅
アフォメーション:私は「今、ここ」に来ました。そして変化は今、起きています。
ヴィッキーさんのメッセージを見ると、母の愛・父親の愛・霊的な愛、とあります。
これは、このボトルがブルー、ピンク、そして混ぜるとヴァイオレットなので、それぞれの色の質の愛があるということかもしれないですね。
オーラソーマで愛と言えばピンクの無条件の愛。
・・・と、考えがちですが、愛にはいろいろあるわけです。
レッドの情熱的な愛、セクシャルな愛もあれば、マゼンタの小さな物事への愛。
そしてブルーの愛、ピンクの愛、ヴァイオレットの愛もあるわけです。
ブルーの愛ってどんな愛でしょう?
ブルーは規範や条件付けなどを表すこともあるので、それが父親的な愛、厳しさのある愛、理性的な愛というのを連想させます。
愛というのは甘やかすだけではなく、ときには、そこに厳しさが必要なこともあるわけです。
甘やかすだけの愛だと、逆に子どもをだめにしてしまうってことにもなってしまいます。
ライオンは子どもを谷に突き落とし、よじ登ってきた子だけを育てるといいますが、これなんて父親的な愛に近いでしょうね。
子ども時代に苦労をしたり、厳しくしつけられることで、強さやたくましさが育まれていくわけです。
しかし、そこには母親の愛とのバランスが必要です。
それがないと子どもは行き場がなくなってしまいますからね。
母親の持つ、いつでもそこにいて抱きしめてくれる、愛してもらえるという安心感があることで、厳しさがその子どものなかに強さを育むことになっていくわけです。
先日、子連れの友達が遊びにきていたんですが、父親が日本人、母親がオーストリア人で、子どもが1才半でした。
1才半なので、ごはんを食べさせるのが大変なのですが、食べ散らかしてしまうので母親に怒られてしまったんです。
すると、泣きながら「パッパー」と父親の方に歩いていくと、彼が膝に抱きかかえてあやしました。
その子はすぐに泣きやんで、さっきのことはまったく何もなかったように、目の前のことに夢中になっていきました。
そんな様子を見て、子どもはほんとうに過去も未来も考えることなく、その一瞬一瞬の今に生きているのだということがわかります。
彼に言わせると、「いつもこうなんだよ」ということです。
どちらかに怒られると、もうひとりがいて、抱きしめてくれる。
このバランスが大切ですね。
母親のピンクの持つやさしさ、配慮、あたたかさ。
いつもそこにいて無条件に抱きしめてくれる愛。
そして7番目のチャクラと関連するヴァイオレットのスピリチャルな愛、霊的な愛。
ヴァイオレットの、すべてはひとつである、というようなところからの愛。
愛にはいろいろな段階があって、その愛の究極の姿が「祈り」だと言われています。
普通私たちが愛と言っているのはロマンティックな男女の愛、恋に落ちたりするような愛ですが、これはどちらかといえばレッドの愛、セクシャルな愛、情熱的な愛ですね。
そして観音様の愛に象徴されるような慈悲とか慈愛、無条件の愛、無条件に抱きしめるというようなピンクの愛があります。
そして祈り。
自分のすべてを存在に明け渡すこと。
そこには相手も自分もなく、愛することも愛されることもなく、すべてはひとつである、というような愛。
宇宙は愛であり、その愛はいつもあなたを抱きしめている、というようなことも言われますが、それがマゼンタの愛、となっていくわけです。
そもそも、どうしてこのオリオンとアンジェリカのボトルが愛なのかというと、そこには愛の物語があるんです。
オリオンとアンジェリカは恋仲であったことがあります。
ところが悲しいことに、ひとりは昼をつかさどる天使であり、ひとりは夜をつかさどる天使なので、二人は愛しあっていながらも、いつもすれ違っているのです。
一日二回、夜が明けるときと日が沈む束の間に、二人の天使は抱き合い、そして離れていくのです。
オリオンは昼間、人々の苦しみと悲しみをその翼に集め、日が沈むときそれをアンジェリカの翼に引き渡すと、彼女はみんなが寝ている間に、ピンクの無条件の愛の翼で浄化してくれるのだ、というふうに言う人もいます。
しかし、そのような話はどこに書いてあるのだろう? と思って、いろいろ調べても、どうも見つけることができません。
オリオンはギリシャ神話によると夜のカーテンを引き、アンジェリカは夜明けをもたらす。
二人の大いなる存在が夜と朝をもたらす空のカーテンを引くの だ、テキストに書いてあるので、ギリシャ神話をヒントに調べたのですが、オリオンは星座になっているぐらいですのですぐにわかるのですが、アンジェリカが見あたらないのです。
ところが、オリオンがつき合った彼女を調べてみると、曙の女神エオスとつき合っていたと書かれてあるのを見つけました。
エオスとアンジェリカというのは名前は違うんですが、「オリオンと付き合っている間のエオスは、彼に会いたいがために仕事を早々に引き上げたので、夜明けの時間が短くなった」と書いてあるのをみると、アンジェリカというのは、曙の女神エオスのことではないかと思ってしまいます。
しかし、これはオーラソーマのコースでは誰からも聞いたことがないので、ここに書いていることは、ゴシップぐらいに思ってくださいね。
それにしてもギリシャ神話というのは、なかなかおもしろいですね。
ギリシャ神話の神様たちは、なんていうか、人間よりも人間的なところがあっ て、嫉妬あり、殺人ありで「これが神様のすること?」なのかと思ってしまいますが、はちゃめちゃで、楽しめるところがあります。
さすが神様だけあって、神様たちの恋愛沙汰は天文的規模で展開するのです。
ただ、ギリシャ神話のなかでもいろいろな説があるようで、何がほんとうなのかはわかりません・・・というか、神話そのものが、ある意味お話ですから・・・。
冬の夜空に輝く星座オリオン座の物語。
彼は主に海神ポセイドンの子であると言われています。
オリオンは父ポセイドンから海の上を闊歩する能力を与えられ、また優れた狩人でもありました。
オリオンは、曙の女神エオスとの恋に夢中になりました。
エオスの仕事は夜明けを告げることです。
しかし、オリオンと付き合っている間のエオスは、彼に会いたいがために仕事を早々に引き上げました。
このため、夜明けの時間が短くなったので、狩の女神アルテミスは不審に思い、エオスの宮殿がある世界の東の果てまで様子を見にやってきました。
そこで筋骨逞しいオリオンを見たアルテミスは一目見て夢中になってしまいます。
オリオンの方でも狩の女神との交際を楽しんでいました。
二人で仲良く野山を駆け巡る生活が続き、二人の仲はあちこちで評判になりました。
処女神である妹の評判を気に病んだアポロンは、ある日、一計を案じました。
巨大なサソリにオリオンを追いかけさせて、オリオンはそれに対して弓矢で応戦しましたが、優れた狩人であっても、神が放ったサソリには敵わないませんでした。
オリオンは海に逃げ出して、沖まで泳ぎました。
それを見ていたアポロンは、今度はアルテミスをけしかけました。
海に向かって、点となったオリオンを指さし、「あなたの弓の上手は分かっているが、あの距離を射抜くことは出来ないだろうね」とアルテミスに言いました。
兄の言葉を聞くと、アルテミスはさっと矢をつがえ、海の向こうの黒い点に向かって放ちました。
弓の名手のアルテミスの矢はオリオンを直撃し、彼の死体はまもなく波打ち際に打ち寄せられました。
オリオンを自らの手で射殺してしまったアルテミスの悲嘆は例えようもなく、彼女はオリオンを天に上げて長くその面影を留めました。
しかし、何故だかサソリも星座として天に上げられたので、オリオン座はサソリが天にいる夏の間は姿を見せないでいるのだそうです。
ギリシャ神話のお話はこれぐらいにして・・・。
オーラソーマでは、オリオン&アンジェリカは旅のお供にいいと言われています。
とりわけ海外旅行にはかかせません。
時差ボケは慣れないとなかなか大変ですが、このオリオン&アンジェリカのクイントエッセンスをタイムゾーンごとにつけていくと時差ボケにいいのだそうです。
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というのは、時差ボケがなぜ起きるかというと、ジェット機などで移動するとサトルボディというか、オーラがその早さに着いていけないので、取り残されるそうなのです。
そこで、このクイントエッセンスをつけることで、そのオーラを再び統合するのを助けるようです。
外側への旅だけでなく、内なる旅へのお供として、その旅のはじめと終わりにつけます。
いろいろなプロジェクトのはじめと終わりにもよいとされています。
このクイントエッセンスは、その状況やタイミングにあわせて、ちょうどいいときに、適切な場所にいることを助けてくれるということですので、ひとつのプロジェクトを進めていくときには、人との出会い、ものごとのタイミングは大切ですので、そういう意味でも有益でしょう。
このボトルの色は、B20チャイルドレスキュー/スターチャイルドのブルー/ピンクの薄いバージョンです。
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ですから、そこでの意味と同じことが言えますが、より光が入っていると考えるので、その意味が強まります。
タロットはスォードの7。
生命の木は7番目のスフィアである、ネッツァ。
えたに 記(2005,6/08)
☆B058 Orion & Angelica(オリオン & アンジェリカ)は、こちらに詳細が掲載、ご購入いただけます。
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