4番目のボトルは「鍵」と呼ばれています
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』:【16 「バランス」ボトルの使い方】から
ヴィッキー・ウォール
あなたは、これまでバランス(イクイリブリアム)ボトルのリーディングを体験なさったことはありますか?
プラクティショナーのコンサルテーションを受けたことはなかったとしても、サイトを使った4本ボトルのリーディングなどは試してみたことがあるんじゃないでしょうか。
たとえば、総合情報サイトの「無料リーディング」ページ。
http://aura-soma.co.jp/products/equi/interpretation.html
この「選ばれたイクイリブリアム ボトルの解釈」を見ると1本目、2本目、3本目、4本目のそれぞれの解釈の仕方がすべて公開されています。
通常の占いのサイトに、こんなふうにすべてリーディングの手の内を公開しているようなサイトはありませんよね。(^^;)
でも、ここは試みに自分でリーディングしてみるのをお手伝いするページですから、それぞれのボトルの読み方の意味をお伝えしているわけです。
たとえば、1本目には「使命と目的と人生のレッスン超意識から見た魂の色」などと書かれています。
それどころか【もっと詳しく読む】というリンクボタンがあって、それをクリックするとさらに詳しい説明が公開されています。
http://aura-soma.co.jp/products/equi/position1.html
あんまり詳しすぎて、こんなの全部読むより早速試してみよう、と思うかもしれませんよね。(^_-)
選択されたボトルのこういう読み方は、創始者のヴィッキーさんからはじまって、まだせいぜい30年ほどの蓄積のなかで構築されてきたものなんですね。
でも、おそらく、その30年の間にヴィッキーさんやマイク・ブース氏の直感や経験値だけで構築されたものとは言えないのだろうと思います。
この30年の間にヴィッキーさんやマイク・ブース氏に引き継がれた古からの宇宙的な叡智と言ったほうが正しいのではないでしょうか。
上のページで4本目のボトルの説明には「4番目:未来からのエネルギー 以前の状況への解決先延ばしにしているもので今手にすることができるもの」と書かれています。
今回ヴィッキーさんはこの4本目について「鍵」という言葉を使っています。
なるほどなぁ、と思ってしまいますね。(^^;)
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それでは、しばらく4番目のボトルに話を戻しましょう。
それは「鍵」と呼ばれています。
非常にたくさんの人がヒーリングを求めてやってきますが、彼らの内側には、触れようとも見ようともしていない秘密の場所、抵抗の場所があります。
「鍵」がもっとも重要な役割を果たすのは、こんな場面においてです。
いったんその鍵が回されたら、全体的なヒーリングのプロセスが動きだすのですから。
これは普通、涙となって解放され、涙が流されたとき、私たちは確かにヒーリングがはじまったことを知るのです。
デンマークでのことです。
私たちを招いてくれたアンネマリアの家で、何人かのヒーラーとセッションの場を持ちました。
アンネマリアはみんなに小さな白いキャンドルを配り、私には火のついたキャンドルを手渡し、それから円の真ん中に立つ私のもとへ、みんなひとりずつやってきては、自分のキャンドルに火を灯していきました。
明かりが消され、キャンドルのほのかな明かりのなか、円になったみんなの姿が柔らかく映しだされ、まるで天使のはばたきさえ聞こえてきそうなひとときでした。
たくさんの人が集っていました。
癒す人が何人かと、たくさんの癒される人と。
車椅子の女の人もキャンドルを手にし、子供たちも顔を輝かせて立っており、輪の真ん中にいた私に、ふいに聖書の言葉が浮かびました。
「幼子を私のもとに来させなさい」
その日、争いが絶えず、ほとんど憎み合っていた家族が、愛のうちにふたたびひとつに結ばれたのです。
母と娘はお互いの腕のなかですすり泣き、私は、彼らの頬に伝った涙にキスをして、癒しをわかちあいました。
涙は塩辛い味がし、そのとき私はどうして涙が塩辛いのか、初めて理解しました。
それはハートから、魂からやってくる神の洗浄剤であり、癒しと救済をもたらす自責の念と愛に再び目覚めさせる純粋な塩(浄化の象徴)なのです。
あらゆる癒しへと至る門は献身であり、門を開ける鍵は愛なのです。
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p132-133)
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【彼らの内側には、触れようとも見ようともしていない秘密の場所、抵抗の場所があります】
【いったんその鍵が回されたら、全体的なヒーリングのプロセスが動き出す】
それが「解決を先延ばしにしてきて、今手にすることができるもの」なんですね。
pari 記