「ワークショップはいつありますか」

「ワークショップはいつありますか」

 

『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』:【13 オリンピア】から
                      ヴィッキー・ウォール

 

        


オーラソーマはそれが何かを知らないヴィッキーさんの手を通じて、この世に姿を現したものです。

 

どんなものであれ、この世に姿を現すにはそれなりの理由があるとは思います。

 

でも、なかでも、このオーラソーマはどうやら個々人の意図を超えた宇宙的な意志によって誕生したのでしょうか、まるで磁石のように縁のある人々をまわりに集めはじめたようです。

 

いつの間にかオーラソーマのまわりには、そのエネルギーに引き寄せられるかのように、ヒーリングに関係のある人々が集まってきていました。

 

おそらくそれは、ボトルが発していた何かと、これまでオーラソーマに接した人たちが感じた何か、つまり、ヴィッキーさんのなかにある確信の波動だったのではないでしょうか。

 

ボトルが発するエネルギーを感じられる人が、同時にヴィッキーさんのなかにある内的な確信を感じて、それが強力な伝播力になっていったのでしょうね。

 

つまり、オーラソーマには広がっていくべき実力・必然性というか、運命があったということでしょう。(*^_^*)

 

まわりに集まってくる人たちのなかから、もっとオーラソーマについて体系的に教わりたいという機運が盛り上がってきたようです。

 

ヴィッキーさんのなかにもっと体系的な知識があるらしいと感じられたからでしょうね。


        

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オリンピアの二週間後、私たちはケンジントンで開催された代替療法博覧会で、またスタンドを出していました。
これはさらに大きな催しで、あらゆる種類のセラピストが、まるで磁石に吸い寄せられるように、オーラソーマのスタンドへ押し寄せてきました


この博覧会は、ホリスティックな側面を持った古代のヒーリングの技術に携わるニューエイジの働き手、つまりヒプノセラピスト(催眠療法師)、鍼灸師、リフレクソロジスト、アロマテラピスト、などなどの人たちに捧げられていました。
たまに、西洋医や看護婦の姿も見えました。

 

今回は、たずねられる質問も深く、幅広いものでした。
彼らはオーラソーマの全体像を知りたがり、精神的、霊的な側面と同様に、肉体的な効果にも興味を持っていたのです。


私は、その時点までは、自分の意識のなかにのみ納まっていた知識を話しはじめました。
これをきっかけに、すべてのものがひとつにまとまりはじめ、虹のスペクトルに現れたコンセプト全体が明らかになったのです。


言葉が流れはじめ、記憶の扉が開かれました。
私はもう一度教師となり、それを生き直し、思いだしていました
ノートがとられ、質問が交わされました。


オーラソーマが提供するものは、彼らの提供するものに取って代るものではなく、それをさらに広げ、さらに豊かにするもので、わくわくと胸躍る脇役となるもの、それはただ色の持っている癒しの波動によるカラーセラピーであるにとどまらず、野や森の秘密・・・つまり、ハーブや花々や樹脂・・・に通じている古代の薬学の錬金術のコンセプトが、パワフルに新しい形で復活したものなのです。

 

背の高い、若い男の人がたずねました。

「もっとオーラソーマのことを知りたいのですが、ワークショップはいつありますか」

 

私は初めてセミナーの必要性を感じましたが、それには疑問の余地はなさそうでした。
博覧会の終わりまでに、各国からの名前と住所が山ほど集まっていましたから。
この博覧会から生まれたワークショップは、結局、イギリスを越えて、ヨーロッパ、さらにはアメリカ大陸へと広がっていきました。

 

      『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p109-110)
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もっと体系的に教わりたいという人々が現れてくるのと同時に、ヴィッキーさんのなかにも、もっと体系的に伝えたいという知識内容と確信が生まれてきたのでしょう。

 

これはもう自然現象のようなものですから、この勢いは誰にも止められないのでしょう。

 

pari 記
 





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