https://artbeing.com/aura-soma/equi/B036.html
ヴィッキーさんのボトルのメッセージは「奉仕におけるやさしさ、慈愛と理解」
メインテーマは、「自分に対する思いやり、暖かさ、親切が世界に広がる」
今回は生命の木の説明との関連から36番を解説していきます。
ピンクのやさしさと慈愛、そしてヴァイオレットのスピリチュアリティと奉仕がひとつになっているボトルです。
レッドは目覚めのエネルギーであり、ピンクはそこに光が入っているので、スピリチュアリティへの目覚め、という意味もあります。
このボトルには、ブルー/ピンクの20番のボトル(チャイルドレスキュー)も含まれているので(ヴァイオレットにはブルーも含んでいますね)、そのボトルの意味や機能も合わせ持っています。
https://artbeing.com/aura-soma/equi/B020.html
このボトルのおもしろさは、タロットと生命の木の位置と、ボトルの色を見ていくとわかります。
タロットは「ワンドのエース」
ウエイト版では空中の雲のなかから手がにょきっと出ていて、葉っぱのついたワンドを差しだしています。遠くの背後には山がそびえています。
そしてクロウリー版では、まさに松明のような火が赤々と燃えさかり、そこから稲光が出ています。
そして生命の木ではいちばん上のスフィア、ケテル(Kether)に位置しています。
ケテルは生命の木のいちばん上に位置し、王冠(Crown)、とも呼ばれています。
王冠は頭の上に乗せるもので、クラウンチャクラ(ヴァイオレット)の位置です。
純粋なスピリット、スピリットの源。
I AM、サマーディ、すべての生命が流れだす源、内奥の源、そこからすべてが生まれいずる無限の光。
ちょうどビッグバンのように、絶対の無からなにかが生まれ出てくるところ。
すべてを照らす、光源ともいえる光が発せられるところであり、この光からすべてが生まれ出てくるようです。
このような内容のことが、ウエイト版のタロットで、中空のなにもない空間の雲のなかから、ワンドを握った手が差しだされてている図として表されているのです。
そしてボトルの色を見ると、ピンクとヴァイオレットですが、これを混ぜると、マゼンタになります。
マゼンタはソウルスターのあるところで、第8のチャクラでもありました。
つまりブループリントのある場所で、すべての潜在的可能性が含まれているところです。
これは、ケテルの意味するところと見事に対応しています。
そして、ワンドは火のエネルギーを表します。
火はエネルギーであり、目覚めのエネルギー、自己覚醒、自分は誰かというスピリチュアルの真実に目覚めることの象徴でもあります。
また、オリンピックの聖火にも象徴されるように、ものごとのはじまりでもあります。
ヴァイオレット/ピンクのボトルは、レッド/ レッドもそのなかに含んでいるので(ピンクはレッドに光が当たっている色であり、ヴァイオレットはレッドとブルーでできています)、火の要素を表しています。
このボトルは、生命の木のなかでもいちばん上のクラウンのスフィアに位置し、火の世界のアーキタイプに位置していて、しかもワンドの火の世界でもあるので、ものごとが生まれ出る以前の源を表しているといえます。
このボトルの色が、生命の木の位置やタロットの図で象徴されるところと対応して現れているのはおもしろいですね。
えたに 記(2005,2/23)