https://artbeing.com/aura-soma/equi/B082.html
ボトルのメッセージ:深い感情のショックの克服
メインテーマ:私たちが生のダンスへ入っていくためのスペースをつくるにつれ、現れてくる洞察とハートからの深い歓び。
アファメーション: 私は新たな決定に明晰さをもたらすだろう新しい決断を下す可能性にオープンになります。
ボトルは上がグリーンで、下がオレンジのボトルです。
タロットは皇帝のリターンジャーニー。
http://artbeing.com/aura-soma/birthday/tarot-82.html
アウトワードジャーニーでは4番のボトルに対応します。
http://artbeing.com/aura-soma/birthday/tarot-04.html
このボトルの名前は「カリプソ」で、この色はカリプソの色、ということなのですが、「カリプソ」とは何でしょう?
そこで、「カリプソ」というのを調べてみると、ギリシャ神話に登場する海の精霊で、彼女の住む島に漂着したオデュッセウスを愛し、7年間を共に暮らした、という説があるようですが、一般にはカリブ海の島の伝統音楽をいうようです。
つまり、カリプソ (calypso) は、20世紀に始まったカリブ海の音楽のスタイルのひとつで、イギリス領、フランス領のカリブの島々、特にトリニダード・トバゴのカーニバルで発達した音楽ジャンルなのです。
ところが、この音楽の起源と歴史を調べてみると、そこには黒人奴隷の歴史も秘められていて、なかなか興味深いものがあります。
このカリプソの音楽は、アフリカ人奴隷たちがお互いに言葉が通じず、音楽でコミュニケーションをしたのがはじまりです。
トリニダードの宗主国がフランス、スペイン、イギリスと代わっても、これによってアフリカ人奴隷は連帯感を強め、特に1834年の奴隷制度の廃止後に、黒人はカーニバルへの参加を認められ、そこで行進用音楽として演奏されたのがその起源ということです。
そして音楽的には、カーニバルでのカリプソ競争によってさらに成長したようです。
しかし同時に、カリプソはテレビもラジオもない100年以上も前から、島にニュースを広げる方法として発展し、多くの島民がカリプソを最も信頼できる情報源であると考えたとのことです。
カリプソの歌詞は、島の生活に関連するあらゆる話題をニュースにしていたため、カリプソニアンたちは、政治腐敗に対してもはっきりと歌い、言論の自由の象徴でもあったようです。
イギリス当局は検閲を実施したが、それでもカリプソはなくならず、検閲が厳しくなるほど、比喩や暗喩を用いたり、批判の視点も鋭くなっていったという経緯もあるようです。
(以上 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
そこで、このボトルの色を見ると、陽気でジューシーなオレンジとハートのグリーンなので、カリブ海のカーニバルのハートからのセレブレーション、というような雰囲気を表している色とも見て取れます。
と同時に、イギリス領やフランス領となって、アフリカから奴隷となって働かされていた人たちのハートの痛みやショックに対する、オレンジからの癒しのボトルともいえそうですね。
それが、メインテーマである「深い感情のショックの克服」として現れてきます。
ボトルのメッセージは、「私たちが生のダンスへ入っていくためのスペースをつくるにつれ、現れてくる洞察とハートからの深い歓び」とありますね。
オレンジというのは、ちょうどおへそのあたりのおなかのあたり、第2チャクラの領域です。
このオレンジの領域は、「感じること」の場所であると同時に、深い満足、至福、ハラで感じる直感(ガッツフィーリングと英語では言います。
直訳すると、腸で感じるフィーリング、洞察、というような意味があります。
ですから、このボトルのメッセージにあるように、ボトルの意味としては、オレンジの至福や洞察とグリーンのハートのスペースでつながる、という意味になるわけですね。
アファメーションは「私は新たな決定に明晰さをもたらすだろう新しい決断を下す可能性にオープンになります」
グリーンのハートのスペースは、決断や方向性を見いだすこととも関連しています。
ですから、オレンジ/グリーンのこのボトルは、自分の内側のガッツフィーリング、自分の直感を信じて、新しい方向性や可能性に向かって、自分のハートをオープンにしていく、ということを表します。
えたに 記
☆B082 Calypso(カリプソ)のボトルは、こちらに詳細が掲載、ご購入いただけます。
https://artbeing.com/aura-soma/equi/B082.html