https://artbeing.com/aura-soma/equi/B027.html
ヴィッキーさんのボトルのメッセージは「人生に対する伝染性の情熱」
メインテーマは「主張」
このボトルは、次の28番のグリーン/レッドの「メイド・マリオン」とカップルです。
http://aura-soma.co.jp/products/equi/B028.html
レッドとグリーンはカラーローズで見てもわかるように、ちょうど反対側に位置するので、補色の関係にあります。
補色の関係にある色がひとつになっているということは、すべての色がそこにあるということでもあります。
グリーンはブルーの原色とイエローの原色を等分に含む第二の色であり、レッドは原色なので、3原色のすべてが含まれることになります。
中国の引用のマークの色は、もともとグリーンとレッドで配色されているように、陰陽を表す色です。
そして陰は女性性、陽は男性性を表すともいえます。
女性性は優しさ、受容性、繊細さ、直感などを意味しますし、男性性はたくましさ、攻撃性、荒々しさ、論理などを意味します。
一般にボトルの下の色は内面の色、無意識の色、ボトルの上の色は外側に現れている側面、意識的になっている部分だとされています。
人間は男性も女性も、それぞれ男性性と女性性の側面を内側に持っています。
一般に女性は女性性の側面が多く、肉体が女性であり、男性は男性性の側面が多く、外側の肉体が男性であるという違いがあります。
ロビン・フッドのボトルは下の色がグリーンの女性性を表し、上の色がレッドの男性性を表すことになります。
だからといって、いつもグリーンが女性性、レッドが男性性を表すというわけではありません。
陰陽というのは、要するに相対性の原理なので、同じ物でも、状況や比較によって、陰になったり陽になったりすることもあり、相対的なものですので、一義的に記憶しないでくださいね。
それはともかく、このロビン・フッドの色の組み合わせは、下のグリーンの色が女性性、そしてハートのスペースと方向性を持った決断力を内に秘めながら、上のレッドの男性性、情熱と行動力でもって突き進むというロビン・フッド的パーソナリティを表していることになりますね。
と同時に、陰陽のバランス、男性性と女性性のバランスを取ることが大切であることも表しています。
タロットは「ワンドの10(Ten of Wands)」
ウエイト版では青年が10本のワンド(棒)を肩に担いで、町とおぼしき方向に向かって、前屈みになって歩いています。
10本のワンドを前に掲げているので前が見えないのではないかと思われるほどです。
なんだかいっぱい重荷と責任を背負っているような感じです。 いったいなにを背負っているのでしょう?
なにか、ヴィジョンや理想など、天から自分が受け取ったあるものを、具体的にこの物質世界のなかで実現していこうとしている姿がここにあるようです。
クロウリー版では2本のワンドが背後の8本のワンドの前に立ちふさがっているような感じです。 なにか、エネルギーや感情が制限され、抑圧されているような状態です。
生命の木ではマルクートのスフィアに属します。
ここでは簡単に、マルクートというのは生命の木ではいちばん下の球であり、王国、人間にたとえると肉体的側面、あるいは地上的要素、物質的要素を表す、 ということだけを書いておきます。
生命の木については、そのうち全体像が明らかになっていくでしょう。
えたに 記(2005,1/12)