考えてみれば、現在この世に存在するものは、すべて過去に誰かの思いとして存在していたわけですねぇ。
誰かがそのことを強く願ったとか、そのことが実現するために人生の多くを費やしたとか、そういった先輩たちの多くの関わりがあってこそ、今の世のすべてが存在しているのだと思うと、ちょっと茫洋とした感じになります。
そのことはオーラソーマの世界にかぎりませんが、オーラソーマの世界もたしかに、ただただなんとなくこうなったわけではなく、多くの方々が人生の一部を賭してそれに関わって来られたからだと思います。
創始者ヴィッキーさんの人生そのものも、『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』を読むと、普通ならこれではやってられないな、という気がしたものです。
でも、もちろん、ヴィッキーさん生はただつらいだけの人生を送られたわけではありません。
というより、むしろ、確信と、信仰と、大きな喜びの人生を送られたんじゃないでしょうか。
ただ、地球上での平均的な人生というわけにはいかなかっただけで。^^;;
だから、ヴィッキーさんが創始した同じ道を歩もうとする方々は、つらいときにふとヴィッキーさんの事績を思い浮かべたりするんでしょうね。
今回は柏村かおりさんの「オーラソーマというライフワーク」という記事から、そんな心境を感じさせる部分をご紹介しましょう。
●◎ ヴィッキーさんがのこした言葉たち
オーラソーマを学ぼうとするときに、そのいくつかのステップを踏むために、経済的なことを心配される方も多いです。
今の社会情勢を考えれば、なおさらのことだと思います。
私にとってもその課題はとても大きなものでした。
そんなとき、ヴィッキーさんの生前の言葉たちが私を支えてくれました。
ヴィッキーさんご自身が経済的に困窮していた時期にボトルたちは誕生し、そしてその神秘が明らかになるほどに、彼女たちはこの神聖なるギフトを大切に扱うことを心に誓います。
そんななか、この美しく生きた宝石に興味を持ち、さまざまな人々があらゆる算段をしながら彼女に近づいてきたときに、彼女は「神が出資してくれますから」と、さまざまな誘惑というテストを超えていきます。
そしてさらに、「なにがあってもこのギフトをただの化粧品におとしめるわけにはいかない」と言っています。
「自分を信頼し、精一杯使命を生きようとしたなら、どんな状況でもきっと神が出資してくれる」そう感じたときに、私自身の魂が、この人生で学ぼうと決めてきたことであれば、きっと約束されているのだから大丈夫だと思えましたし、実際にそのときどきで必要なものはちゃんと与えられてきました。
それは、勉強していくための資金となる仕事が舞い込むという形であったり、忘れていた定期預金が満期を迎えたりと、そのときどきでユニークなことが起きました。
そうしながらオーラソーマに深く触れていくほどに、最初にオーラソーマを誕生させたヴィッキー・ウォールさんの想いを大切にしたいという気持ちや、この魂に寄り添うボトルたちへの想いが強くなっていきました。
ヴイッキーさんを通して与えられた、この大切な「天からのあずかりもの」を使わせていただくために、守り続けようと私が覚悟したことは、「ヴイッキーさんの想いを忠実に引き継いでいくこと」ただそれだけです。
それは、大きなことというよりも日常の中でできる、とても些細なことですが、とても重要なことです。
「オーラソーマというライフワーク_」より
『リビング・エナジー』Vol.7(p63-64)
【私自身の魂が、この人生で学ぼうと決めてきたことであれば、きっと約束されているのだから大丈夫だと思えましたし、実際にそのときどきで必要なものはちゃんと与えられてきました】
こういう言葉はその体験のある方にしか言えない言葉ですよね。
マインドを説得するための言葉ではありませんものね。
pari 記