はじめてのオーラソーマ No.166 2019.4.5
みなさん、こんにちは。えつこです。
今日もはじめてのオーラソーマをお読みいただき、ありがとうございます。
今回は第１６６号、ぱりさんの「お悩み別 ご相談コーナー」です。
前回のテーマ「あるがままを受け容れる」はいかがでしたか？
まだお読みでない方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
今回のテーマは、「内なる平和とつながる」です。
今週の月曜日は、あたらしい元号『令和（れいわ）』が発表されて、日本中がその話題で持ちきりでしたね。
元号が変わるということは、生きている間に何回も経験できることではなくて、
大きな時代の変化を感じさせます。
個人レベルもしかり、人類全体でもしかり。
今、大きな変化の途中にいらっしゃる方が多いのではないかと思います。
物事が変化をするときというのは、これまでの慣れた環境から変わっていくので、何か揺れているような、不安定な気持ちを抱くことがあるかもしれません。
そんなとき、内なる平和とつながっていられたとしたら、どうでしょうか？
今年は、「平成」から「令和」へと変わっていきますが、今回はその「令和」の二文字のうちの「和」にフォーカスをした、「平和」についてのお話です。
それでは、ぱりさんの「お悩み別 ご相談コーナー」をお読みくださいね。
ぱりさんの「お悩み別 ご相談コーナー」８３回目：【内なる平和とつながる】
新しい元号が決まりましたね。
菅官房長官が
「新しい元号はレイワであります」
と言うのを聞いたときその文字が浮かびませんでした。
すぐに『令和』という墨書が掲げられました。
一瞬、間がありましたが、なにやらジワジワと
すばらしい元号なのではと思われてきました。
なんとなく『和が支配する世界』の
到来が連想されたのです。
もちろん、「令」という文字に
支配するというような意味はありません。
ただ、「お布令（お触れ）」とか「命令」といった言葉の連想から
『和せよ』の『お布令』が出たような、
和が律する世界という連想が働いたのでしょう。
菅官房長官によると、新元号の出典は、
日本最古の歌集『万葉集』の巻五
「梅花（うめのはな）の歌三十二首」の
序文から取られたのだとか。
「時に、初春（しよしゆん）の令月にして、
気淑（よ）く風和（やはら）ぎ、
梅は鏡前の粉（こ）を披（ひら）き、
蘭（らん）は珮後（はいご）の香（かう）を
薫（かをら）す」
「令月（れいげつ）」というのは
陰暦２月の異称で、
何事をはじめるにも良い月、めでたい月
という意味もあるのだそうです。
「天平二年正月十三日に、
師（そち）の老（おきな）の宅（いへ）に
萃（あつ）まりて、宴会を申（ひら）く」
教養人だった九州太宰府の長官、大伴旅人が
公邸で催した梅の花を詠む歌宴の開宴の辞だそうです。
平和ですよね。(^^;)
万葉人の時代に誰もがこのように長閑で平和な時間を
満喫していたとは思いません。
やはり「衣食足って礼節を知る」
ということはあるだろうと思います。
とはいえ、また一方では、
「衣食足る」とはどういうことなのかを
考える必要もあるかもしれませんね。
というのも現在の地球上で廃棄されている食品は、
年間なんと約１３億トンなのだとか。(@_@) ⌒★?
全世界の食品の約１／３だそうです。
世界の食料の３分の１が捨てられている。
日本も「食品廃棄量」では世界トップクラスです。
政府発表でも１９００万トン、
民間調査は２７００万トンが廃棄されているそうです。
政府発表の１９００万トンでも世界の７０００万人が
１年間食べていける量なのだとか。
その「衣食足りすぎ」のはず日本人は、
みんな長閑な、歌を詠むような気持ちに
なれているのでしょうか？
そんなふうにも感じられませんよね。
ちなみに、
「平成」の名前の由来は『史記』五帝本紀の
「内平外成（内平かに外成る）」から取られたそうです。
ここでもすでに、
「内平らか」でなければ「外成る」こともない、
ことが明言されています。
外側の世界が平和になるためには、
まず、人間の内面が平和にならなければならない。
「内なる平和」とつながる必要があるのです。
というわけで今回は、
オーラソーマ辞書で、
【平和】という言葉を検索してみました。
かなりのキーフレーズがヒットしましたが、
今回はそのなかから
【内なる平和とつながる】という関心で
見繕って選んでみました。
オーラソーマのボトルたちは
私たちの最善を願ってくれています。
気になるキーフレーズがあったら、
参考になさってみてくださいね。
深遠な内なる平和を持つ
メインテーマ：あらゆる領域で子供たちそして、子供の頃の私たち（インナーチャイルド）をも援助する
「深遠な内なる平和を持つ」とは、文字どおり、その方向に向けて人をサポートするエネルギーということです。
内側に深い平和を携えている
メインテーマ：自然への愛。フィーリングを通じた深い平和からのコミュニケーション
「内側に深い平和を携えている」とは、文字どおり、その方向に向けて人をサポートするエネルギーということです。
みなさん、いかがでしたか？
今回のテーマは「内なる平和とつながる」でした。
オーラソーマの色彩のメッセージでは、ブルーのなかに「平和」のキーワードがあります。
今日のイクイリブリアムも、そのほとんどがブルーでしたね。
この、オーラソーマで伝えている平和というのは、「戦争と対極にある平和」という意味ではなく、すべての理解を超えた「内側の平和」をさしています。
ブルーからイメージできる「空」は、いつでも身近にあります。
ちょっと立ち止まって、空を見上げて、考えごとを手放すと、簡単に平和のスペースにつながることができます。
空を見上げていると、信頼や自由、安心や広大さといった、自己を超えたより大きなものにつながります。
内なる平和は、いつも私たちのなかにあって、誰もが平等に見ることができて、そこには私の空やあなたの空といった垣根はありません。
ヴィッキーさんが日々の瞑想を欠かさなかったように、私たちもまた、ちょっと意識して内なるスペースや静けさにつながることが、内なる平和につながる鍵なのかもしれません。
それは一人ひとりが、空を意識して見るか見ないかの違いです。
ところで、スギの花粉症の季節も落ち着いてきたので、今日は久しぶりにオフィスの屋上に上がってみました。
和尚アートユニティのある鎌倉の由比ガ浜から見る景色は、空と海がつながっているようでした。
そこで大きく深呼吸をしたら、すーっと内側の平和のスペースへと入っていきました。
あたらしく元号が変わる今。
今日は、空を見上げて、内なる平和へと意識を向けてみるのもいいかもしれませんね。
えつこ
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