https://artbeing.com/aura-soma/equi/B028.html
ヴィッキーさんのボトルのメッセージは「自分自身のスペースを見いだすためのエネルギー、パイオニア」
メインテーマは「新たな始まり」
このボトルは前回のボトルとは、ちょうど反対の質を持つペアで、ロビン・フッドのガールフレンド、メイド・マリアンと名づけられています。
B27 Robin Hood(ロビン・フッド)
ロビン・フッドが内なる男性性の側面を、メイド・マリアンは内なる女性性の側面を表すとされています。
ヴィッキーさんは、ここで女性の興味深い問題を述べています。
女性の更年期の問題。
「もともと女性は永遠に創造的であり、魂は子どもたちが旅立ったあとでも決して絶えはしないのですが、どれほどたくさんの母親が、ある日突然巣が空になり、もう二度と満たされることはないと気づき、途方に暮れることでしょう。
どうか怖がらないで。これはただ、魂が伸びをしているだけなのですから。 地上的なことが終わったあと、魂が自分の充実感を求めているのです。
更年期のうつ状態や、それに伴うさまざまな症状はあまねく知られ、医学的にも認識されていますが、どんな薬も、問題を解決してはくれません。 なぜなら根本には、魂の虚無感があるからです。
「何か他に趣味を探しなさい」という助言は、暇をつぶす役には立つでしょうが、実は、永遠なるものが呼んでいるのです」 『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』ヴィッキー・ウォール著 より
https://artbeing.com/cd_book/aurasoma1/BKJ02.html
更年期障害は、医学的問題と言うよりも、魂の虚無感があるからであり、実は永遠なるものが呼んでいるからだ、とヴィッキーさんは言っています。
これは男性なら、定年退職後の問題、ということにもなるのでしょうか。
仕事や子どもなど、自分を忙しくしていたものがなくなって、ふと我に返ったとき、「自分は誰?」という疑問に襲われるのかもしれません。
でも、そんなに年を取るまで待たなくても、病気になったり、今までの自分のアイデンティティが揺さぶられたときに、同じ経験しますね。
そうしたとき、実は、永遠なるものに呼ばれているのかもしれません。
あなたの魂の呼びかけなのかもしれません。
このボトルには「ドアマット」というあだ名があるようです。
初めてこの英語を聞いたとき「???」と感じましたが、要するに、玄関マットのように踏みつけにされているということらしいのです。
自分を主張できず、自分の価値を見いだすことができず、人の言いなりになり、いつも犠牲者の役割を演じてしまう。
ボトルの色でいうと、自分の持っているエネルギーや怒りなどの感情(レッド)を表現できずに抑圧してしまい(色がボトルの下にある)、自分自身のスペースや方向性、決断(グリーン)を表現する(色がボトルの上にある)のが困難というのが、チャレンジの側面ということでしょう。
本来は、自分自身のスペース(グリーン)を見いだすエネルギー(レッド)がある人。
しかし、ドアマットになってしまったとき、つまりは女性が虐げられているようなときには、どんな状況においても、逆の組み合わせ、グリーン/レッドを使うようにすすめてくださいと、ヴィッキーさんは言っています。
ヴィッキーさんは、グリーンについてとても含蓄のある言葉を述べています。
「多くの状況において、魂が伸びをすることのできるスペースを与えます。 岐路に立ったら、とにかく進めばいいのです」
タロットは「ワンドの9」
クロウリー版では、前面に月と太陽を結ぶ1本のワンドがあり、背後に4本ずつの整列したワンドがあります。
「強さ(strength)」というタイトルがついています。
この強さとは、ただあるがままの自分自身のエネルギーとともにいることの強さ、他の人はどうあれ、自分自身で自立していることの強さを表しています。
自分自身のスペースにいて、自分の身体と心がひとつであれば、それが全体とひとつであることにもつながっていきます。
他の人やまわりの状況はどうあれ、まず自分自身を確立し、自分はなにを望んでいるのかを確立することです。
人に対してイエスという前に、まず自分自身にイエスということが大切です。
B28のボトルは「生命の木」ではイエソドのスフィアと関連しています。
・・・といきなり言っても、「生命の木」ってなんだろう? と思うでしょう。
そもそも、どうしてオーラソーマが生命の木と関連するのでしょうか? こちらについては別途お伝えしたいと思います。
今のところはボトルの色や生命の木の位置、スフィアのキーワードなどから自分で考えてみてください。
えたに 記(2005,1/19)