天使との遭遇
「天使のメッセージ」から 中森じゅあん
あなたは天使というものの存在を信じますか?
明治以前の日本では守護霊を信じる人はあっても、天使など言葉も知らなかったでしょうから、むろん信じる人もいなかったでしょうね。
でもこうして、明治の開国以来、西洋の文化が多く輸入されるようになると、日本人の多くがキューピーさんの姿を知っていますし、その他にも背中に翼の生えた天使たちの像をどこかでは見たことがあるというふうになりました。
それで、なんとなく西洋には天使というのがいるらしいと、天使の存在を受け入れるようになった人も多いと思います。
天使たちの姿があのように多く描かれているのですから、ただ芸術家の想像というだけではなく、西欧世界にはその天使の姿を見たことがある、という人たちも少なからずいるのかもしれませんね。
いまちょっとググってみたら、「天使大学」というのがあったので、もしかして、日本にも“天使学”などという講座があるのかしら、とびっくりしました。(@_@)
いや、さすがにこれは違ったみたいで、いわゆる看護学の大学だったようです。(*^_^*)
日本では、まだ天使の姿を見たことがあるというような人は、あまりいないでしょうね。
でも、皆無なのかというと、どうやらそうでもないらしいのです。
中森じゅあんの「天使のメッセージ」から、天使との遭遇についての記事をご覧ください。
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天使との遭遇
私は実証主義なんです。
もう十二年ぐらい前に、一番最初は空に天使を見たんです。
それまでは、天使にはなんの関心もありませんでした。
かわいくなくはないですけれども、別に好きで集めるわけでもないし、クリスチャンでもないし、天使というのはたぶん画家が創造したイマジネーションで、あれは画家のイメージの世界のものだと思っていました。
ただただ日々が忙しすぎていた時です。
そしてある時突然、ふと空を見上げた瞬間、空一面びっしりいたんですよ、天使が。
見渡す限りいた。
青山ですから、ビルの形の空の谷間にも、絵画にあるような赤ちゃんの天使がびっしりいたんです。
たぶん時間にしたら、何秒間でしょうね。
「あらっ!」という感じでぐるーっと空を見回して、もとにもどったら真っ青な空。
依然世の中は人もいっぱい通っているし、車もいっぱい通っている。
仕事の約束の時間も迫っているし、青山の外苑前ですから、地下鉄の乗り場まで急ぐ途中でね。
「いったいあれはなんだったんだろう?」
そういうのは私しか見ていないし、証拠もないし、証明もできないし、それに聞いてもわからないし。
そういうことが何年もあったんです。
不思議なことがあっても、誰に聞いても自分一人の問題で。
そのとき歩きながら考えたんですが、たぶんこの空の上には天使のような存在がいるんだと思ったのです。
物理的にいるのかどうかはわからない。
そのときには、この目で見たから天使はいるんだ、と思ったのです。
それは霊眼とか霊視だったんでしょうが、きっと理由があって、私に、神様が何か大きな意味があって、私にわからない何か意味があって、一瞬さっと空のベールをはいで私に見せる必要があったんだろう。
しかし私は理由がわからないし、人にも「あーあ、ジュアンさん、とうとうおかしくなったのね」と言われるのもいやだし。
誰にも口外する気にならなかったですね。
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『リビング・エナジー』Vol.5(p28-29)
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【ある時突然、ふと空を見上げた瞬間、天使が空一面びっしりいた】
もし自分でこんな体験をしたら、理屈ではなく天使の存在を信じるしかないかもしれませんね。(^^;)
pari 記