どうしてヌメロロジーのワークをするようになったのですか?

どうしてヌメロロジーのワークをするようになったのですか?
「マンガラのヌメロロジー」より  マンガラ
       人間はみんな自分が好みを持っているのだと思っています。
でも考えてみたら、自分の好みとか性格って、自分が選んたわけでもないですよね。
小さいころのちょっとした褒められた体験で、自分はそのことが得意なのだと思い込んでいたり、あるいはなぜかそのことが自分にとっては、とても当然のことように、分かりやすかっただけだ、といった感じじゃありませんか。
きっとDNAのどこかにそういう体験的な知恵が刻み込まれていたのか、あるいは成長してくる過程のどこかで、あることに対するポジティブな記憶やネガティブな記憶が刻まれてきただけではないでしょうか。
そういう人格的特性は誰でも持っているものですが、でもそれはけっして当人がいつかの時点でその人格特性を選択したというわけではありません。
マンガラは、タロットと出遭ったとき、これこそが自分が求めていたものだと思ったそうです。
人生にはそういう幸運な出会いもたくさん織り込まれているようですね。
そして人は、そのような幸運に出会えることを願って人生を歩んでいくのですね。
       —————————————————————— 編:あなたはどうしてヌメロロジーのワークをするようになったのですか?
実は、すべてはタロットから始まったのです。 私は心理学の学位を取って、数年間ジャーナリストとして働き、それから進歩的な女性誌の編集者となりました。 何もかもとてもうまく行っていたのですが、突然でしたね、終わりがやってきたのは私にとって、そういったことがまったく意味を持たなくなり、何の興味もなくなってしまったのです。 それからの数年間は、自分が何を探しているかも分からないまま、あちこちを旅して回り、行きついた先がインドのプーナにある和尚のアシュラムでした。 そこで、だれかがタロットのリーディングをしてくれて、それで私はたちまちタロットカードに恋してしまったのです。 私にとって、ずっと探していたものはこれだ、心理学を通して探していたのに見つからなかったものはこれだと感じたのです。 個々の人のマインドに分け入り、それを理解するこんな方法があったんだ、と、私はたちまちのうちに夢中になり、それからはどこへ行くにもカードと一緒。 私にとっては、使い方を学んだと言うよりも、思い出したという方が当たっている感じですね。
それから数年たって、ヌメロロジーに出会ったときも、そんな感じでした。 ある意味では、すべて偶然の成り行きだったとも言えるんですが。 その頃には、友人にはタロットのリーディングをするようになってはいましたが、まだプロにはなってはいませんでした。 そんなあるとき、私は友人をたずねてハワイに行ったのです。
そこで彼女はサイキック・リーディングをしていて、私にもセッションをしたらどうかってことになって、面接の手はずを整えてくれたんです。 ところが、その店では、2つのツールを使える必要があると言う、でも私には、その頃はタロットしかありませんでした。 そんなとき、その彼女の家の大きな書斎に山ほどあったヌメロロジーの本を見つけて、すっかり入れ込んでしまったというわけです。 私にとっては、何かとてもなじみのある、深く埋もれていた記憶が蘇ってくるような感じでした。 そしてその一週間後にはもう、そのお店でヌメロロジーとタロットのセッションをしていました。 そしてそれが今でも続いているというわけです。
それは25年ほど前のことなんですが、今思えば、ほんの始まりに過ぎなかったようですね。 それ以来、私はいろんなことを学んで、しかも今もまだ学び続けていますから。 自分自身についての新しい発見をするたび、私のヌメロロジーに対する理解も増していきます。 それは、人生を見つめるためのすばらしい道具です。 私はこの出会いにとても感謝していて、だからこそ、こうしたツールを教えるのがとても好きなんです。 私はいつも、こうしたグループで、何か非常に貴重なものを手渡していると感じているし、それは本当にすばらしい感じなんです。
        『リビング・エナジー』Vol.5(p89-90)
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【私にとっては、何かとてもなじみのある、深く埋もれていた記憶が蘇ってくるような感じでした】。
そういうものなんでしょうね。
【私はいつも、こうしたグループで、何か非常に貴重なものを手渡していると感じているし、それは本当にすばらしい感じなんです】。
これが旬(しゅん)の人生というものなんでしょうね。
pari 記
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