ダンテは数秘術マニアだった!?

こんにちは、東京・アマーリエのティーチャー、上野香緒里です。
中世イタリアの大詩人、ダンテ・アンギエーリ(1265-1321)。
ダンテ・アンギエーリ
ダンテの代表作である「神曲」は、イタリアのみならず、ヨーロッパ最高の文学ともいわれています。
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(ダンテ自身と思われる)主人公の男が、最初は古代ローマの詩人ウェルギリスに案内され、地獄と煉獄を見、最後にダンテの永遠の恋人ベアトリーチェに案内され天国を旅する。
神曲は、男が3つの世界で見たものを男の一人称で、独特で複雑な韻を踏んだ美しい詩によって語られる、壮大な叙事詩です。
神曲 地獄扁
イタリア人なら、誰でも神曲の冒頭部分はそらんじることができるそうですし、イタリアの高校では3年間で神曲の「地獄扁」「煉獄扁」「天国扁」を1年ずつ通読するそうです。
ダンテは詩人であるだけでなく政治家・哲学者でもあり、神曲も、その内容から文学であると同時に哲学であるともいわれ、彼の思想はその作品を通して、イタリアのみならずヨーロッパ、ひいては世界中に伝わっています。
そんな世界的文学者・ダンテが、実は自身の作品のなかに、数秘術を多々取り入れているのは、あまり知られていない事実かも知れません。
例えば、代表作・神曲。
ここには、全3扁、1扁が33歌の構成と、キリスト教の三位一体の「3」が頻繁に使われています。
また、各扁とも韻を3回踏む形になっていたり、「三行詩節」「三韻区法」と呼ばれる複雑な詩の構成や韻の踏み方等、全篇にわたって、いたるところに3を使っているのです。
それをわかったうえで神曲を読んでみると、そこには確かに3のリズムがあり、三位一体のエネルギーを、物語全体の隠れた質として深く感じます。
※ただし日本語の訳を読んでも韻になっていないから、原語のイタリア語で読まなければならない。(汗) 私もイタリア語はほんの少ししかわからないので、そのエネルギーのさわりを垣間見ただけかもしれませんが、それでも非常に強く感じました。
さらに、最初の地獄扁のみ序歌が1編加わるので、1+33+33+33=全100歌。
「1」は神なる数字であり、完全数「10」の10倍で100となり、物語の骨格部分に、数字によって神の質が表現されています。
このように神曲は、詩文の美しさだけでなく、その緻密すぎる構成力によっても世界的評価を得ています。
ダンテの数秘マニアぶりは、神曲だけでなく、もうひとつの代表作「新生」にも著わされています。
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ダンテの永遠の女性・ベアトリーチェが亡くなった日が9にまつわると(さまざまな観点から)言い、9は三位一体の3の3倍数なので、彼女が奇跡そのものの存在だったということを、延々と述べたりしているんですね。
ダンテは当代一の知識人だったそうですが、彼は数字に神の質を見出していました。
そして、それを作品のいたるところに散りばめました。
散りばめたというより、そのエネルギーを土台に作品を書いたという方が正確なのかもしれません。
自然科学としての数字ではなく、神秘学としての数字。
そのようにして書かれた文学作品が、世界的ベストセラーになっていて、その作者が最大級の評価を受けているのは、とても興味深いことです。
神曲の原題は「La Divina Commedia」、「神聖なる喜劇」という意味です。
喜劇とは、笑える物語のことではなく、はじめにどんなに絶望しても最後は幸福で終わる物語のことをいいます。
ハッピーエンドのことですね。
神曲でも、主人公の男は最初、罪を犯した人々が地獄で罰を受ける姿を見、次の煉獄では苦しみながら罪を清める人々を見て、人間の罪深さや苦しみを思い知るのですが、最後は天国へ導かれます。
※ちなみに、地獄と煉獄を案内した古代ローマの詩人・ウェルギリスは、理性と哲学の象徴、天国を案内したダンテの永遠の恋人・ベアトリーチェは愛と神学の象徴だそうです。
ダンテは、「人々を悲惨な世界から救うために(神曲を)書いた」と語っていたそうです。
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カシエルのマイク・ブースによるコメントにあった「新しいレベルの希望」、そしてオリーブグリーンの「苦味を甘味へ」、エメラルドグリーンの「真実」
私たちが、どんなに苦味を経験しても、最後は必ず甘味へ変わる。
それこそがダンテも説いた真実なのでしょう。
どんなに苦味を経験しても、最後は必ず甘味へ変わる

上野香緒里 プロフィール
オーラソーマスクール&サロン「アマーリエ」代表 英国公認オーラソーマティーチャー/レベル3(上級) リコネクションプラクティショナ-/レベルⅠ・Ⅱ・Ⅲ 奇跡のコーススタデ ィティーチャー コズミックダイアリー(13の月の暦)講師 ユニオミスティオイルセラピスト、レイキヒーラー HP:http://www.amarlie.com FaceBook:https://www.facebook.com/amarlie.co.jp メルマガ登録はこちら:http://www.mag2.com/m/0001540353.html Staff Blog:http://ameblo.jp/amarlie/ Owner Blog:ttp://ameblo.jp/amarlie-kaori/ Tel:03(5228)4575/Fax:03(5228)4602 mail:info@amarlie.com

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