サポートを受けながら、自分で前に進めた

サポートを受けながら、自分で前に進めた
    「オーラソーマに私が感じること」から   武藤悦子
        現象世界は絶えず変化し、推移しています。
その変化を、その中にいる者たちの観点からは“進歩”と言ったり“進化”と言ったりするかもしれません。
でも、たとえそう言ったとしても、それはその“進歩”や“進化”を遂げている者たちが、その“進歩”や“進化”をしないこともできる、というわけではありません。
なぜか、そうなってしまうのです。(^^;)
それは、例えばこんな感じにとても似ています。
たとえば、わたしたちは“自分”の考えを“自分”が考えているのだと思っています。
でも、もしそうなら、それを“自分”が考えないこともできるのか?
これは、たぶん、とてもむずかしいことだと思います。
どういうわけか、考えざるをえないんですよね。
だって、これから一時間何も考えないことにする、と決心しても、そんなことできっこないわけですから。(^_-)
どうしたって、何かを考えてしまっていますよね。
“進歩”や“進化”もそれに似たところがあります。
わたしたちは“進歩”や“進化”をしないことはできないのです。
そして、もしかしたら、何十億万年もの進化の果てに、やっぱりわたしたちは今やっているみたいなことをしているかもしれないんですよね。
だって、宇宙はどんなに進化し続けても、けっしてとまることはできないのですから。
何十億万年先の宇宙でも、わたしたちはやっぱり今と同じように“進歩”や“進化”をしつづけていたりして。(*^_^*)
それともどこか雲の上の上位次元にいて、この地球のような星の指導をしているのでしょうか?
それなSFまがいの冗談は別として、どんなお話の中に入っても、それぞれ学ぶべきところがあります。
誰もが学びを深め、新しいことを知り、成長をつづけ、前進しているのです。
その永遠の流れのなかに、わたしたちも住んでいる……わけですよね。(^^;)
現在はオーラソーマについての色々な著書もある日本を代表するオーラソーマティーチャーのおひとり武藤悦子先生にも、この世界に入ったばかりの時期がありました。
では武藤さんの記事「オーラソーマに私が感じること」から、そのあたりの体験に関する部分をご紹介しましょう。
        ————————————————————— 個人セッションを受けて
2年半前にスボードが、オーラソーマのワークのために来日した時、個人セッションを受け、とても貴重な体験をしました。
さっそく94本のバランスボトルの中から4本のオイルを選ぶ『オーラソーマ・リーディング』を行いました。 不思議なことにボトルを選ぶ時にはそのボトルしか目につかなかったり、自分がまさかこのボトルを選ぶなんて…というようなことが起きました。 まず1本目のボトルは、86番のクリアー&ターコイズ、2本目は、74番のペールイエロー&ペールグリーン、3本目は、12番のクリアー&ブルー、4本目は、11番のクリアー&ピンクを選びました。 そして、各ボトルと私のエナジーをリーディングしていくわけです。 最初のボトルは「潜在的に持っているもの」で、私の場合はまさにニューエイジの色で、それを表現していくことでした。 次は「挑戦」でした。 実はこのボトルに関しては、なぜ自分がこれを選んでしまったのか、よくわからなかったのです。 そして、スボードと話をしていくうちに、ちょっと意外なことが起きたのです。 彼女がボトルと私のエナジーを感じながら、やってきたインスピレーションを話し、私がそれに関して感じることを話すということをしていたのですが、なぜか感情が動くのです。 それはちょっと言葉では説明しづらいのですが、そのボトルを感じながら話しをしていると、お腹や胸の辺りで感情が、エナジーが動く、そんな感じでした。 ちょうどその時期、私は漠然と『私はみんなと同じような普通の生き方ができないのではないか』『どこに行っても違和感を感じてしまう』『自分の中に作っている枠がある』等と感じていたのですが、その恐怖を越えて、自分を認めて、新しい生き方をすることが私の挑戦ということでした。
そうしてだんだん話していくうちに私の感情もおさまっていきました。 私がこのセッションで本当に良かったと思うのは、一方的に情報を聞くのではなく、お互いに感じながら、話しながら進めていけるので、その場で完結できたという点です。 私がオーラソーマとスボードのサポートを受けながら、自分で前に進めた……そんな感覚が持てたのです。
次は「今ここ」で、私の場合はコミュニケーション、人に伝えていくということでした。
最後は「今後」で、無条件の愛ということでした。 このリーディングは深い気づきと癒しを与えてくれ、私の精神世界の仕事にも、実生活にも活かしていこうと思いました。 その日のうちにセドナでのトレーニングコースの参加を決めました。 そして毎日、挑戦のボトルを付け、他の3本のボトルを部屋に置いていたのですが、それによって自分の学びの加速度が増したような気がします
                 『リビング・エナジー』Vol.1(p48)
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なるほど。
こんなふうに物語は展開していくのですね。
物語のなかにいて、しかも物語のなかにはいない、そういうこともあるのかもしれませんね。
pari 記

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