人生には悪いことは何もない  ヌラインタビュー

人生には悪いことは何もない
「ヌラのインタビュー」からの抜粋
        オーラソーマとの出会いについて尋ねられたとき、ヌラは思わずその頃の記憶に引き戻されたのでしょうね。
自然に自分にとってオーラソーマが何だったのかを回想することになったのだと思います。
こういうオーラソーマを広げることが役割であったような方は、まるで砂が水を吸い込むように最初のコースの内容も吸収していっただろうと想像されます。
しかし、オーラソーマを通して“人生には悪いことは何もない、良くない経験というものはないんだ”と学んだとまで断言なさるとは……。
そこまですべてを受け容れられるようになれば……まあ、確かに“人生に悪いことは何もない”のかもしれません……。
すべての解釈は、単に当人の投影しているものにすぎない……ということがまさに日常の実感になっているのでしょうか。
では、ヌラのインタビューから「オーラソーマとの出会い」に触れた部分をご紹介します。
        ——————————————————————– 武藤  オーラソーマとの出会いについて少し教えてください。
ヌラ 6年前になるんですが、友人のタランガがインドのプーナでオーラソーマを見せてくれ、セッションをしてくれました。
オーラソーマに一目惚れでしたね。 本当にその美しさに感動しました。
そしてそれが深いところで私を写し出している鏡だと気づいたんです。 オーラソーマのセッションを受けてすぐに、これは私がワークしていくべきものだとわかりました。 ある意味でオーラソーマというものは私が待ち望んでいた物だったんす。
そしてイギリスへ行って、マイク・ブースにいろいろなトレーニングを受けました。 彼は愛すべきティーチャーで彼の心を通していろいろなことを学び、私は世界中のあちこちでコースを教えることになりました。
今の人生において、自分自身についてもっと意識的になるようになり、楽にいろいろと感じることができるようになり、もっと自分を愛することができるようになりました。 そしてこの素晴らしさを人々とわかち合いたいと思いました。
オーラソーマを通じて、人々があるがままでリラックスした状態になれれば、自分自身にもっと愛情深く、もっと気を配るようになると思うんです。 その人がいてくれるだけで愛を感じるような、とても親しい友だちと会っているような感じにです。 そのことは、自分自身にも隠している深い部分で望んでいるものをオープンにする手助けをしてくれますし、自分の通ってきた道のもっと困難だったことにも気づくことになります。 今この瞬間に自分がどうなのかということも見ることができますし、自分がどういうことに心を開いているのか、これからどんなことが自分に起こるのかを見ることもできます。
オーラソーマを通して、私は人生には悪いことは何もない、良くない経験というものはないんだということを学びました。 それぞれの経験によって今の私があるわけですから。 このようにして私はあるがままの自分を愛することができるようになりました。 外へ向かうことはないんです。 ただ自分自身を認識するだけでいいんです。 そして同時に自分自身に対して責任を取るということができるようになりました。 それはサポートしてくれる友人のようなものです。

                 『リビング・エナジー』Vol.2(p55-56) ——————————————————————–
なるほど……。
「外へ向かうことはないんです。  ただ自分自身を認識するだけでいいんです」
とおっしゃっていますね。
彼女にとっては、オーラソーマはそのためのツールになってくれたんですね。
pari 記
     
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