ウリエル  神の火、または神の光。もしくは神の顔

ウリエル  神の火、または神の光。もしくは神の顔 「大天使」から
        さてウェスタンマインドの連想野を知るための大天使シリーズも最後の4回目です。
第一の天使ミカエルが男性の天使であるのは当然の感じでしたが、第二の天使ガブリエルが女性の天使だったのにはちょっと意外でしたね。
そしてそれぞれ思い出してみると……、
第一の門に立つ大天使ミカエルは“純化の天使”でした。
第二の門に立つ大天使ガブリエルは“愛の天使”でした。
第三の門に立つ大天使ラファエルは“癒しの天使”でした。
さて、第四の天使はどういう天使だったでしょうか?
最初の部分にはどう書かれていたか……。
「第四の門には暗い塔やドームを背にして地球を見下ろす大天使がいる。  頭上に光と星の輝きの王冠を戴き、彼の手からは祝福を与える花びらが降り  注がれている。彼の名はウリエル、美の天使。」
「彼の名はウリエル」……男性の天使みたいですね。
そうか……“美の天使”だったのか。
第二の天使ガブリエルを除いて、ほかの三人の大天使はすべて男性のようですね。
「真善美」という言葉がありますが……“純化”“愛”“癒し”“美”かぁ。
ちょっとこじつければ、“純化”は「真」に関係があるようでもあり、“愛”“癒し”は「善」に関係があるようでもあり……、ですかね。(^_-)
西洋文明の伝統では“美の天使”とは、どのようにイメージされていたのでしょう。
では、「ウリエル」がどのような大天使なのか見てみましょうか。
$オーラソーマ 総合情報サイト ブログ-大天使ウリエル
        ——————————————————————– ウリエル  神の火、または神の光。もしくは神の顔。
伝説はウリエルが予言者エスドラスの教師であったと伝えている。 水仙の咲き乱れる美しい草地の中に立ち、神秘家アーダスは彼の生徒に霊性のヴィジョンを与えた。 キリストを目のあたりにして、彼はキリストの降臨を予言するに至った。
ウリエルは夏至――美と想像力の季節――の大天使である。 またウリエルはカバラを人間に与えた天使とされる。 彼は鋭い目を持っていることでも知られており、ノアにやってくる洪水の警告を与えたメッセンジャーだった。 エデンの園の門に炎の剣を手に立つ、悔い改めの天使とされる。 (参考)  「天使、絶滅の危機にある種」マルコム ゴドウィン著   「星の門」コリンヌ ヘライン著

                 『リビング・エナジー』Vol.2(p66) ——————————————————————–
なるほどねぇ。
人間の世界で物語がどのように創造されるのか、そしてそれがどのように新たな要素を吸収しながらイメージを膨らませていくのかがわかるような気がしますね。
救いの与え手として崇拝すれば、イメージはそのような力と権威を帯びはじめるのでしょうし。
学者のようにそれを知的探求の対象として扱えば、それはそのような存在となるでしょうし……。(-_-)
どちらが良いとか、悪いとか、そういうコトではないと思います。
創造そのものが、そういうものなんでしょうね。
pari 記
     
Twitterボタン Twitterブログパーツ