あなたの神話 アセンションのサイクル
いろいろな“マイブーム”がありましたが、90年代の後半の比較的長い一時期わたしの“マイブーム”だった本をご紹介します。(^^;)
つまり、なかの情報を一読すれば一応読んだような気がする本というのではなくて、何回も何回も繰り返して読まなければならなかった本……という意味です。
重要と思われた箇所に付箋を差しはさんでいったら、もうあまりにも付箋が多くなって、付箋の意味をなさなくなった、という本です。(*^_^*)
表紙の印象と同じように、この本の内容は一見とっても地味です。
「ワークブック」の体裁を取っているためか文体もきわめて簡潔で、これも地味な印象をさらに深めるのに一役買っているのかもしれません。
ところが穏やかな“金言集”のような外見の背後から、この本はじつはわれわれ現地球人類が触れたことのなかった“情報の光”を放っているようなんです。 その情報というのも、あまり“事実として新奇”というような感じはありません。
ただ、内容を読み合わせると……どうもとても深い感じがしました。
どんな宇宙的ゴシップにも責任転嫁を許さない、現地球人に対するある種普遍的な“厳しい愛の光”とでも言ったらいいのか……。
その意味では、ニューエイジ本であることは確かなんでしょうけど、思わず嬉しくなってくる本……というのとは違いましたね。
多分、どれほど真実の“宇宙的ゴシップ”も、ある意味では次元構造内での“真実”にすぎず、別な意味では、宇宙内のあらゆる意識存在は自分が創造している宇宙に“常に絶対的に”責任を持っているんだ……というようなことを感じさせられましたね。
いま思うに、90年代以降に地上に降り注ぎ始めた(新鮮さと具体性と詳細さを備えた)代表的なチャネリング情報のひとつだったとは言えるのかもしれません。
「七番目の領域(王国)のマスター」と名乗るソースからのこの情報は、どこをとってもそれなりに重くて、抽出も難しいです。
この本にちりばめられた情報の一例として、比較的前半の「恐れ」や「死」に関する“情報”を覗いてみますか。
ちょっと、それに関連した箇所を立ち読みしてみましょう。
——————————————————————– あなた方の多くは過去世において、死ぬことで得られる平和によって恐れから逃避しようとしたことがあります。 ひとつの幻想から逃れるために死と呼ぶ別の幻想を使うとは、なんと興味深いことでしょう。
「死」のあともあなたはまた同じ恐れと向かいあわなければなりません。 しかしこんどはそのための物理的な器を持っていません。 死ぬことで失うのは身体だけです。 あらゆる感情、記憶、そして恐れはすべて、そのまま残るのです。 そこであなたは恐れという幻想を理解するために、ふたたびからだをもって生まれてきます。(p.63)
あなたの魂は望んだすべての幻想を試してきていて、その役に決して飽きることはありませんでした。 さまざまな役柄を引き受け、多くのドラマに没頭しながら、地球上を歩き回っていたのです。 そしてそれらはすべて夢にすぎないというのに、一度も目覚めることを願いませんでした。(p.83)
きたときと同じ方法でこの惑星を去っていくことは掟なのです。 身体を持って生まれてきた原因であるその願望によってあなたは一巡を経験しました。
いま望むのは、あなたが去ってきたところである自由を経験すること、つまり根元のもとへ帰ることです。 魂がその方法をあなたに示してくれるでしょう。 そして多くの人にとってそれは今生で起こるはずです。(p.84)
私たちは保証します、意識としてのあなたの存在は死の経験によって終わるのではありません。 死を、あなたに平安と絶対的な静けさを自動的に与えてくれる逃げ場である、最終的な安息の場としてみるのは止めましょう。 この物質界であなたがタネをまいたものは次の生でもう一度現れるということを知っておくべきです。 自分の思考、ことば、おこないから逃げられる場所はどこにもありません。 それは罰ではなく、約束なのです。(p.102) 『あなたの神話』 ——————————————————————–
どうやら、逃げられるところはどこにもなさそうですねぇ。(=_=)
そして……われわれは“じつは”ほかの誰の理不尽な行為の“つけ”を支払わせられているわけでもないらしい……。
困ったもんです。
(*^_^*)
pari 記
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