土(soil)から魂(soul)へ
「AEOS――ヴィッキー・ウォールから引き糸迷いだもの」
マイク・ブース インタビュー
私たち人間は実際は地球生態系の一部として、この惑星の表面に生息しています。
でも、文明化した人類の大部分は、ほとんど日常的にそんなことを意識していません。
地球という環境資源の上で生存している自覚以前に、まず私たちは人間社会の一員として生存することを優先しなければなりませんから。
まず人間社会に対応して、そこで仕事をして生活資金を獲得しなければなりません。
私たちの大部分は毎日の生活に忙しく、自分が生きている社会がどれほど地球生態系に配慮しているかなど意識する余裕もありません。
でも、個々の人間が意識しようといまいと、人類の経済活動は地球生態系に影響を及ぼしてしまうんですよね。
いまや地球規模に拡大した金融資本主義のなかで、人類の経済活動はいつの間にか地球生態系全体に影響を及ぼすほどの規模になっていますから。
生産効率拡大のつもりで農薬を撒いた大地は、やがてその結果を人間に戻さなければならなくなりました。
そうならなければ、地球生態系の汚染が最後には自分に戻ってくることを、人間は理解できなかったのでしょうか?
でも、人間が理解しようとしまいと、あきらかに大地の生命エネルギーの低下は、まわりまわって最後には人間の生体エネルギーの低下となって現れるようです。
AEOS化粧品の誕生の背景には、「土(soil)から魂(soul)へ」というオーラソーマの哲学かあったのですね。
マイク・インタビュー「AEOS――ヴィッキー・ウォールから引き糸迷いだもの」から、そのあたりに触れた部分をご紹介しましょう。
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江谷 オーラソーマとAEOSには、どんな関係がありますか?
マイク
オーラソーマは実際に、人々が自分自身とコミュニケーションを取る、より深いレベルの自分自身とつながることができる手段です。
オーラソーマには、「あなたの選ぶ色が、あなた自身であり、その色はあなたの存在の必要性を映しています」という表現がありますが、私たちは自分に必要なものを、色を通して確認しますが、それは自分自身でないものを使いつくすことはできないからです。
だから、その必要なものを、自分で色を選択する過程で、自分に合ったふさわしい色のエネルギーを提供する植物やハーブ、エッセンシャルオイル、ミネラル、クリスタルや貴石との共鳴を通じて満たすことができます。
それがオーラソーマの基本原理です。
私たちは色の鏡のなかで自分自身を認識し、自分が惹かれるボトルを自分の身体にぬるとき、私たちは自分が最も消耗しやすいものを自分に補給しているのです。
あなたは自分でないものを使いつくすことはできず、あなたが使ってしまえるのは自分であるものだけなのです。
AEOSを見るとき、そしてこのスキンケアシステムがどのように誕生したのかを探求するとき、私たちは基本的に同じ原理、内なる存在に栄養を与えるという原理に働きかけています。
社会全体が合成物を扱わない、化学物質を皮膚に使わないことに意識的になりつつあるのは、それらが半透過性の膜を通して直接体内に入るからです。
社会全体が、オーガニックスキンケア、ナチュラルスキンケアを求めていることに気づき、スキンケアヘの新しいアプローチに興味が向いています。
人々は自分の意識への気づきの可能性を探求しはじめているのです。
AEOSやオーラソーマを使うことの意義は、今、自分自身の新たな出発点にいるかもしれない人々、自分自身の理解に向かって進みはじめそうな、人生の岐路にいるような人々に紹介できることです。
現時点では、まだ環境には関心がなくとも、スキンケアという形でなら入れるかもしれない人々が、実際に使ってみることで、地球との調和に気づき、地球という存在との関係ついてエコロジー的な理解を始めていきます。
そのような意識の拡大が意味していることは、私たちが自分自身をさらに知っていくというプロセスを始動させているのかもしれないということです。
そしてAEOSがしていることは、外側の美ではなく、むしろ内在する美を示すことなのです。
多くの人々は、まだ自分の肌の表面にたくさんの異物をぬりつけ、毛穴をふさぎ、皮膚呼吸を妨げるようなことをしています。
皮膚は、第3の腎臓です。正しい皮膚呼吸がなければ、内側にある二つの腎臓と連携して最大限に働けないので、体内の毒素を排泄することができません。
もし皮膚呼吸ができて、すべての微粒子、表面にある細胞膜が正しい方法で機能しはじめれば、そこでなにが起こるでしょうか?
皮膚は元気になり、若返りが起こります。
これこそがAEOSがもたらしうる、ある種の気づきの効果であり、どうすれば皮膚を蘇らせることができるかということなのです。
それは肌に滑らかさを与えるために、皮膚の表面にファンデーションやパウダー、その他の皮膚呼吸を妨げるたくさんの物質をぬり重ねることとはまったく反対のアプローチです。
化学溶液を使った合成的アプローチである、シワを取るアンチエイジング、リンパ吸引、皮膚のある部分を膨らませることで年齢を若く見せるといったようなことのすべては、AEOSが目指していることに対立するものです。
AEOSが目指すスキンケアの方向性は、内側から輝きだす美しさ、人が生まれつき持っている美しさ、個人の内面にある美しさ、AEOSの内容成分によって触れることのできる美しさ、ミネラルやクリスタルや貴石を通して、テインクチャーを通して、ハーブや本直物を通してつながることのできる美の可能性を増すことです。
ひとたび人々がAEOSの何たるかを体験しはじめれば、現在市場に出まわっている化粧品や、特定の主張をしているブランドなどとは比べものにならないでしょう。
内在する美しさが、私たちの表面に表われることに関して、AEOS自体の経験はオーラソーマの全哲学に合致しています。
オーラソーマでは、私たちは土壌に働きかけ、その土壌が植物内部の健康を構築していきます。
すると、その健康な土壌によって、つまり土壌の中の微生物によって、植物の免疫システムが作られ、その植物が健康になります。
それは植物が病気に罹らないことを意味します。
従来の農業従事者が農薬を使うことで植物の抵抗力を弱めてしまった、その悪疫に罹らないですむわけです。
植物が健康であるということは免疫系が強力ということですから、それは私たちが植物からエッセンスやエッセンシャルオイルを抽出するとき、成分に働きかけるとき、植物の積極的側面に働きかけるとき、私たちは自分自身の免疫作用をも強化しているわけです。
人類との関わりで、また私たちがオーラソーマ内部で実践している農法との関連で、そしてAEOS内部の哲学の背後にあるものとの関連で、このうえもなく重要なことは、土(soil)から魂(soul)へということです。
もし、私たちがこれらの原理と連携して働くなら、つまり土壌中の微生物と協力するなら、私たちは強力な免疫システムを持つ健康な植物を育てることができます。
つまり、それらの植物をエッセンシャルオイルや抽出した形で皮膚にぬれば、それは人間の免疫系を作ることになります。
環境汚染やエアコン、長距離の空の旅で長時間同じ空気を吸っていることなどは、肌の機能を改善するものではありません。
それは、人に調和をもたらすことにはなりません。
AEOSはインナービューティーに目を向け、免疫系を支援し、現代の日常生活の一部になっている環境汚染の破壊効果の幾分かでも補えることができるように内的存在を支援することなのです。
『リビング・エナジー』Vol.7(p49-50)
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【AEOSを見るとき、・・・私たちは基本的に同じ原理、内なる存在に栄養を与えるという原理に働きかけています】
【AEOSはインナービューティーに目を向け、免疫系を支援し、現代の日常生活の一部になっている環境汚染の破壊効果の幾分かでも補うことができるように内的存在を支援することなのです】
自分のことなら誰でも理解できるわけですよね。
pari 記