ボトルの組合せが、その人の人生の物語を表し
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』:【16 「バランス」ボトルの使い方】から
ヴィッキー・ウォール
ここまでヴィッキーさんは、バランスボトルの誕生に導かれるまでの、また誕生してから目まぐるしく展開する物語の登場人物として自分を語ってきました。
物語の登場人物は、もちろん、その物語がどのように展開していくのかは知りません。
だから、ここまではヴィッキーさんはあくまでも自分が関わって誕生させたバランスボトルがなんであるのか、自分は知らないという立場から物語を語ってきました。
しかし、当然のことですが、ヴィッキーさん以上にバランスボトルがなんであるかを知っている人が、他にいないことも確かです。
ヴィッキーさんが誕生させ、ヴィッキーさんたちがこれまで製造販売してきたのですから。
ヴィッキーさんたちは、これまで多くの人々にバランスボトルを販売して、その方々から多くのフィードバックをもらってきました。
また完全失明してからは特に、ヴィッキーさんは人々のオーラが明瞭に見えるようになってもいました。
そのこともあって、それぞれの購入者のオーラとボトルとの関連についての膨大な事例を収集するなかで、ヴィッキーさんはバランスボトルがどういう効果を持つのかについての確固たる知見を形成していったようです。
それにしても、ここで語られるバランスボトルに関する知見は、単に購入者からのフィードバックだけから構成したとするにはあまりにも体系的とも感じられます。
おそらくは、“天との直通便”と言われるような、瞑想のなかで得られた知見が多く組み込まれているのかもしれませんね。
ボトルの使い方を説明するここでは、ヴィッキーさんはこれまでとは違って、ボトルの権威者として語ることになります。
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カウンセリングの初めには、まず先入観をなるべく入れずに、クライアントに4本の「バランス」ボトルを選んでもらいます。
そのボトルの組合せが、その人の人生の物語を表し、また進化のパターンを表します。
最初の「バランス」は、その人のその時点の意識がとらえた魂の姿を表し、その人の潜在能力、人生の目的、人生のレッスン、真のオーラを表します。
2番目のボトルは、乗り越えるべき問題を表し、一般的に進化の過程を表します。
3番目のボトルは、その人の魂の潜在能力と目的との関連から見た「今ここ」のボトルです。
4番目のボトルも現在の状況を表していますが、未来からやってきているエネルギーと関係している現在を表します。
2番目と3番目のボトルは、一般的に、その人の肉体と精神の状態に関係があります。
4番目のボトルは、これから明らかになる傾向を表しています。
4番目のボトルは、一番目のボトルのどちらかの色を含んでいる必要があり、1番目と四番目のボトルがまったく関連性のない場合、なんらかの抵抗があることを示しています。
その人を十分に理解し、癒すための鍵は、最後のボトルにあります。
その鍵が、過去を現在と結び合わせるのです。
色の示す意味や解釈についてクライアントと語り合うとき、その色の象徴するものが、感情や霊的なレベルの扉の鍵を開いてくれるのです。
この際、クライアントはボトルをかなり強く振ってみて、そのときできた泡が細かくて活発か、あるいは上下の二層に分かれるまで少なくとも6秒数えられるか見てみます。
もし、そこに泡の固まりが生じなかったら、一般的にエネルギーの状態はよいと言えるでしょう。
ここで起こっているのは、その人のエネルギーの場がボトルのオイルに対し、微妙な影響を与えるということです。
このオイルは、「生きている」と言えるほど敏感であり、その人の生命力を反映するのです。
健康な人の場合、できた泡は適度に速やかに上下に分かれますが、健康ではない人の場合、どこか調和を欠いている人の場合、濁った状態がしばらく続くことになります。
もしも残った泡が大きくなったり、ボトルの縁にへばりついたりしたら、その人は激動のなかにあり、「安全ベルトを締める」状態であることを示しています。
それは、ブルーの「バランス」つまり「ピースボトル」が与えてくれる安らぎが必要なときなのです。(155ページ参照)
『オーラソーマ 奇跡のカラーヒーリング』(p129-130)
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【最初の「バランス」は、その人のその時点の意識がとらえた魂の姿を表し……】
【2番目のボトルは、乗り越えるべき問題を表し……】
【3番目のボトルは、その人の魂の潜在能力と目的との関連から見た「今ここ」】
【4番目のボトルは未来からやってきているエネルギーと関係している現在を表します】
それにしてもなんとも体系的で具体的な知見ですねぇ。
不思議ですね。(*^_^*)
pari 記